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夢草紙

徒然に...

お墓参り

2008-03-20 | Weblog
あいにくの雨の中、兄夫婦と両親と共にお墓参りに行ってきました。

普段、同じ屋根の下に住みながら二世帯住宅であるため、めったに顔をあわせていない兄と父。父がこんなにも歩けなくなって、こんなにも痴呆が進んでいるとは思わなかったのだろう兄は、切ない顔をしつつ父に傘をさしてあげていました。
静かに花と線香を供え、「さ、みんな拝んで帰りましょう」と母の声。みな目をつぶり手をあわせ、しばし、しんみりとした静寂が流れていた…その瞬間、「パン~、パン!」と、元気に「かしわ手」を打ったアルパーマン(父)!
ここは神社でも賽銭所でもないがなー!!(ずっこけー)
あわてて、「お父さん、ここは手をたたかなくてもいいんだよ…」とコソッと告げると「いや~特別サービスだぁ。ハッハッハ!」(照れ笑い)
父は本当にボケているのか?ボケたふりして皆を煙に巻いているのか?

不意の柏手サービスを受けたご先祖様たち、びっくりしつつも、目尻を下げて「ありがとうよ。こう○○ろう(父の名)。」と優しく見守ってくれていたことでしょう。

御葬儀の大勢の人前で、これをやってしまったら…ぶるぶる(>_<)

無敵!強靭な尻

2008-03-20 | Weblog
父、75才。
「昨日のことなんざ、忘れちまったぜぃ。小っせいことは気にすんな」
と、ついさっき食べたご飯のことも忘れる潔さを持つ。
夜中、家の中を見回り歩き(徘徊)、私たちを守ってくれているためか、昼間は眠りに撤し、また訪れる夜のために、力を貯えている。
そう、わが父はスーパーマンならぬアルツハイマン、人よんでアルパーマンである。

今朝、父がおもむろに「おしっこ」と椅子を立った尻の下に、な、な、なんと包丁がー!!
包丁の上に座っておったんかーいっ!(顔面蒼白)

あわてて、小股でよちよちとトイレを急ぐ父の尻を見ると…尻がまっぷたつに割れているではないかー!!ぎゃー!!

尻が二つにわれているのは当たり前だというツッコミは置いといて、本当にびっくりしました。
ケガしてなくて良かった…(T_T)

我が家のアルパーマンは、とても強靱な尻を持っているのだった…

次回へつづく。

わがこ

2008-01-25 | Weblog
「わ」我が顔は
「が」画紙おさまらぬ
「こ」子どもの絵

パパ(我が兄)とママ(我が義姉)の帰宅が遅い夜(飲み会)は、「私の子」になる姪(中1)と甥(小3)。

コタツを囲んで、私とわが両親と姪と甥の5人での夜食。
テレビの歌番組を見ながら子どもたちとマッチの曲を一緒に歌う。
甥が大好きなアニメ「ナルト」の主題歌だ。
マッチ。昔より渋くカッコ良くなってステキっ、と私は目をトロンとさせて、ボーー。
母は、大好きな徳永英明が歌っているのを見て、ボーー。
父は、宙を見て、ボーー。

「食後のお菓子は別腹よね!」と言いながら一袋のポップコーンを皆で食べる。
甥は、ポップコーンを上に高く投げ、口でキャッチして遊んでいる。
ベロを出して待つその瞬間の顔がおもしろい。
うまく口の中に入ったときは、皆で大拍手。
調子にのった甥は、ピアノやコタツの角に頭をぶつけながらも、大拍手が欲しくて必死にキャッチ遊びをしている。
姪はそのうち部活動の厳しい練習のせいか疲れ切ってコタツで眠ってしまった。

わが子だったらいいのに。

甥もさすがに疲れたのか「バッタンキュ~ゥ」(死語)とか言いながら、やはりコタツで寝てしまった。

わが子だったらいいのに。

二人の、あどけない丸みをおびた頬。
夢を見ているのか、とくとくと時折うごく長いまつ毛。
それらを見ていると、無性に抱きしめたくなるのは、わが身のうちの母性がうずくからだろうか。

子どもたちを本当の親に返すまでの、母の私。
子どもたちを返したあとは、マッチ売りの少女の炎がすうっと燃え尽きたときのような夜が訪れる。

せいじんしき

2008-01-14 | Weblog
「せ」 成人を
「い」 いよいよ迎え
「じん」人生の
「し」 姿勢を正し
「き」 きりりと生きる

ふゆのあめ

2008-01-13 | Weblog
「ふ」 降る雨は
「ゆ」 豊かに木々を
「の」 伸ばすため
「あ」 新たな命
「め」 芽生えさすため


がくせい

2008-01-13 | Weblog
「が」 がんばれよ
「く」 苦難のりこえ
「せ」 制すれば
「い」 いつか手にする
    金のメダルを

おみくじ

2008-01-04 | Weblog
「お」 おとしもの

「み」 みつかりますと

「く」 くじにあり

「じ」 じみちにいこう

     ことしいちねん