ギタリスト草場学の七転八倒

クラシックギタリストとしての活動話。コンサート案内、教室での出来事等。また野菜作りの話など。

久しぶりの再会・・・

2014年06月20日 | 徒然日記
私はあまり楽器に頓着する方ではないのですけど。

まあちょっとしたきっかけで、楽器遍歴を懸命に思い出してるんです。

小生、ギターを習いはじめたのは小学2年生の頃。子供用モデルのちっちゃい楽器。メーカーなんて気にもしないから知らなかったけど。
これが「マツオカ」


それから中学生の頃に買ってもらったのが「信濃」。2~3万円だったかな。

で、大学に入った時だったと思うのだが手に入れた8万円の「マツオカ」。
これでタレガ、ソル、ヴィラロボスを勉強したり、当時在籍してたジャズ研で遊んだり、ハマリまくってたバーデンパウエルを弾いたりしてた・・・
我が青春時代ですな。

そんな大事な楽器だったのに使ったのは2年位だったのかな。
下宿のカモイに釣り下げてあったのが落下して下にあった一升瓶が突き刺さって、という悲劇。
そのあと確か友人に譲った記憶があり、その後はどうなったかは不明・・・。

そしてその後買ったのが今の私の4号器。
まあそれからはまた別の機会にして、どうしてそれを思い出したのかというのが本日のテーマ。

とある知り合いの楽器屋さんにたまたま立ち寄ったら、たまたまそこにお客さんが楽器持ち込んでて、たまたまそれがクラシックギターで、たまたまそれが「マツオカ」。それもどうも私が使ってたものの時代に近い様な感じ。

ちょっと触らせていただいて。
ん?
うーん・・・
んん?
うんうん!
あ、そーだこの感じ・・・
そうそう、この感じこの感じ。

とっくに忘れていた感覚、の筈なのに蘇るこの感覚。どうにも説明出来ない指の感覚、部屋の明るさ、臭い、外の音、そして楽譜の注意書きまで・・・。

漠然と音楽家を密かに志して、親を騙してとりあえず大学に入って、すぐに授業など出なくなってギター三昧の日を過ごした相棒の楽器。
それを思い出させていただいたのですなあ。


どうしてもメインの1号器しか触ることが無くなってたこのウン十年。それでも去年から3号4号などまで少し使うこともあるけど、でもそれ以前の今はもう手元に無いモノの記憶なんて。
そんなの価値の微塵も感じなかったのに。
でもまたそういった楽器を手にされてギターを頑張って弾こうとしている人もいらっしゃる。

妙に深い感慨の午後なのでしたな。
どうか大切に使って下さい。
出来れば下には一升瓶を置かないように。
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6月19日(木)のつぶやき

2014年06月20日 | 徒然日記

今何してる?って。
畑で花見だ。
ついでに青虫達を数百匹、退治してやった。昔は青虫なんか触るの嫌だったけど、今は一匹一匹つまんで地面に沢山並べてまとめて踏み潰すのが快感なんだ。... fb.me/189NTwpf1


弾きます。
さーて、ソロは何を弾こうか。
ボサノバですかな? fb.me/2hh2p7NYW


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