5月2日、渋谷公会堂で行われた
[Stylish Wave '04 渋谷の大乱~ライブ合戦其の三~]に
参戦して参りました!
残念ながらナイトメアのライブは見られなかったのですが。
そう。宇宙戦隊NOIZのライブで暴れてました☆
かなりドキドキしましたね~。
サイコとNOIZがかぶってしまったらどうしようかと。
出順教えてもらえなかったんですよ。
実際には大丈夫だった訳ですけども。
サイコさんは2番目でした。
ナイトメアが終わってからホールに入ったんですけど、
皆さん出順知らないはずなのにサイリウムが光ってました。
まぁ、出演者から行っても当然だとは思いますが。
なんたって、残りはPlastic TreeとPenicillinですし。
歳はともかく若手ですから☆
衣装は特攻服でした。
一番簡単だからでしょうか。
YURAサマ、seek、AYA、Lidaがステージに出て各々準備をしていて、
遅れてDAISHIが出てきた。
YURAサマとLidaはクロ限の時と同じだったが、
seekは頭に青い布を巻いていて、工事現場のお兄ちゃんのようだった。
AYAは日の丸の鉢巻きを巻いていて、個人的にはクロ限の時よりも可愛いと思った。
DAISHIは白い三角の布を顔に巻いて鼻の頭あたりから胸まで垂らしていて、
しかも木刀かなにかを肩に担いでいて、正に一昔前のヤンキーと行った風貌。
なぜか全員クロ限の時よりも特攻服が馴染んでいるように見えた。
ドラムの前に集合し円陣を作る彼ら。
五人が中央に手を伸ばして声を出し、気合いを入れた。
そして一曲目、[銀狼]のドラムが鳴り始め、それぞれ思い思いに散らばる。
久々の対バンだからなのか、今までには見られなかった光景である。
木刀のさやを抜いてそれを投げ捨てるDAISHI。
ハードなライブモード全開のようである。
しょっぱなからのハードナンバーで会場のテンションは一気にあがり、
二階席はかなり揺れていた。
メンバーのテンションも高くて、特にAYAはセンターから会場を見回すことが多く、
よほどこの日を楽しみにしていたであろうことが伺える。
サビではファンとメンバーがともに拳を振り上げ、
ステージと客席の境目はどんどんなくなっていくようだった。
そしてそのままの勢いで二曲目、[Murderer・Death・Kill]へと移って行った。
人気の高い曲であり、予想外に激しい曲順に更にあがる客席のテンション。
大きな声で「Death!Kill!」と叫ぶファン。
今日が対バンなのかワンマンなのかわからなくなってきた。
ステージ上で激しく頭を振るDAISHI。
腹の底から声を出すseek。
まだ二曲目だというのに、とにかく熱い。
更に三曲目はもっと熱かった。[Last Emotion]だ。
サビ前、Lidaのギターが重く響く。
DAISHIの「跳べ~!!」という言葉に応えてファンが跳ぶと、二階席は激しく揺れた。
seekの声に合わせてファンが拳を挙げる。
AYAは本当に楽しそうな顔をしていた。
ここでMCに入った。
「今日初めてPsycho le Cemuを見る人は、こんなバンドだと思わないでください。」
特攻服で他バンドの前に出たということで、こんな言葉が出た。
この日DAISHIから語られた内容は、
久しぶりのイベントで楽しいしAYA君がすごく喜んでる、とか、
去年は売れたいっていうのが先行しててかっこわるかった、とか、
今回のツアーでのMCと大きな変化はなかった。
しかし途中で何度か「イベントなのに熱すぎますかね?」という言葉が入った。
他バンドのファンを意識しつつもわざわざイベントでワンマンと同じようなことをしゃべる彼に、
Psycho le Cemuであるということの強い想いを感じた。
イベントだから時間がないので次の曲でラスト、というと
会場から大きなブーイングの声があがった。
しかし、新曲[道の空]のイントロが響くとすぐにノリが戻る。
MCの前に激しい曲を並べて、最後にこの曲をやることで
他バンドのファンはPsycho le Cemuの懐の深さを
垣間見ることができたのではないだろうか。
[道の空]が終わるとメンバーがはけて行く。
いつも通りYURAサマが下手のマイクでしゃべる。
「笑顔でお別れしましょう。また会える、その日まで」
「ロケットバイビー!!!」
会場全体に大きく響く声。
YURAサマがステージ中央まで走って、短かったけどこれでまたしばらくお別れだと思った瞬間。
[激愛メリーゴーランド]のイントロとともにメンバーがステージに戻ってきた。
YURAサマとAYAが踊り、Lidaとseekが楽器を奏で、DAISHIが唄う。
サイリウムが舞う会場。
Psycho le Cemuのライブで一番特徴的な部分もしっかり見せてくれた彼ら。
ここでも懐の深さをアピールし、自分たちのファンはもちろん、
他バンドのファンの心までもがっちりつかんだようだ。
「ギャップ」。それが彼らの最大の武器だ。
今回一番ツボにはまったこと。それは、
「サイリウムなどの光るものはPsycho le Cemuの公演以外一切禁止です」
と入り口前に貼ってあったことす。
サイコだけオッケーなんだ!!と衝撃を受けました。
サイコはもうそういうものとして認識されているんだなぁとしみじみ想いました。