時をこえて

先日、知人のお宅に遊びに行ったのですが
屋根裏部屋にずらりと並んだ2～30年前の古い本の背表紙から
アニメの影響で読みたいと思っていた「時をかける少女」を見つけたので
やったーと勢いで一気に読んでみました。

予想通りアニメとは全く違かったけれども後半明らかになる事実には
アニメと通ずる所があって、やっぱり衝撃を受けてしまいました。
時代を感じる言葉回しなどに最初は読みにくさを感じたんですが
読み進めるうちにそれもひとつの味に。

時を経ても支持されているのが分かったというか
ここというツボがちゃんと今にも通して押さえられていて
上手いなあと感心させられてしまいました。
あのラストはどうしたってときめくよ！
私には完全ストライクなストーリーでございました。

イメージで絵なんか描いてみましたがこんなシーンはありません。
手にキスどころか手さえも握らないし恋愛未満だけど
だからこそ切なさが残るんだな～…。
そんな　胸キュンを　ください（真面目）

そういえば私は手の甲にキスされて告白を受けた事がありますが
お相手は60を過ぎたおじいさまでした。
うう～　お、おしい……わけはない…。