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図書館の夕域

一日一萌で日々を豊かに。
ときめきはそこいらで待っている

愛は連鎖する、憎しみは許しで解かれる

2007年10月16日 | あれこれ
くさいタイトルになりましたが、何があったのかというと
ミュージカルのレ・ミゼラブルを突発的に鑑賞してきました。

昨日突然思い立ち、博多座まで直接チケットを購入しに行ったの
ですが一番安い席は最終日まで当然売り切れ、お目当てのまあやが
出演する本日の公演もB席は残り1枚だけになっていました。
正直チケット代は痛いのですが、行かないと前回のようにまた何年も後悔する
こと確実だったので、ちょっとだけ迷って、結局滑り込みで購入しました。

本当はまあやが目当てだったのですが、もちろん舞台全体が素晴らしく
ミュージカルなので生声が直に心に届いて感動しきりでした。
特にジャン・バルジャンの愛に満ちた深い声が素敵で素敵で…!
後半はジャンの姿が見えただけでも涙がぼろぼろ出てくるので困りました。

原作の邦題は「ああ、無情」で有名ですが、小さい頃この本を兄が持っていて
「この本にはすごい影響を受けた。感動するから、お前も読んだ方がいい」と
何度か言われていたのですが、陰気な題名だな~と受け流していました。
確かに昔読んでいたら、人生観変わっていたかもしれないなと思います。
でも、今出会った事にこそ何か意味があるのかもしれないとも思います。

生きる厳しさとか、戦いとか辛い話の中でそれでも愛と許しが
満ち溢れていました。最近心が貧しくしなりがちだったので反省しました…。
この作品に出会えてよかった!改心させて頂きました。
ジャンに執拗に執着するジャベールの歪んだ感情も見逃せなかった…!
確かこの二人が主人公の映画があったと思うので探してみよう~。

博多座からの帰り道、前から気になっていたアクロスビルの空中庭園、
スッテップガーデンに登ってぶらぶらしてみました。
緑と階段の迷路みたいで、自分以外誰もいないし楽しかったです。
しかし最上階付近で大きな蚊の大群に囲まれたので、マッハで駆け降りました。
写真は蚊に襲われながら撮ったものです。
なぜ誰も登っていないのか分かっちゃった…。



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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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許すことは (ミツ)
2007-10-17 08:16:06
むつかしいことです。

何でも怒りの対象になりえるのに、許すことは。



頭で理解しててもそれを行動で表せないとゆうかね。







ところでやはり福岡はいいのう…

飛び込みでそんなことが…てそうか。

仕事帰りじゃないのか!でもアジ美とか遅くまで開いてるしね~
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いいな~ (ゆま)
2007-10-18 01:04:13
て、ミツ殿と感想が被るのだが。観たいときに、観たいものがすぐあるってのは羨ましい。
衝動的に、レ・ミゼラブルという貴方もスゴイが。

古典は何だかんだ言って、すっ飛ばしてるからナァ。
私も触れなきゃだな。でも文字を読む気力がある気がしないので、何か映像で探してみるか・・・
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Unknown (ゆか)
2007-10-18 17:36:10
観てきたんだね。その行動力、見習います。
安い席はそうなの、売り切れだったんだよねー。
私も観たいです。

ジャンバルジャンって山口さんだったのかなー
私山口裕一郎すごい好きなんですが…
いいよね、ミゼラブル。映画やドラマで何回か観た事有るけど、
もうなんというか、話が「巌窟王」とかそういう上手く言えないけど、濃くて面白いといいますか、それに加え美しいお話ですよね。
今ね、アニメでもあってるよ。「少女コゼット」という題名で。

まあやはどうだったですか?昇天した?(リョクカさんが)
たしかいじわるなまま娘の役だったような…

うああ、観たいなあ。行こう!!
いつがいいのかなー

あれのツボな所は、フランスが舞台という事です!!
がぜんもえる。たった1本パンを盗んだだけで19年も牢屋にはいってた、誠実で情の深い男ジャン…しかも市長になって人助けしてるのに、執拗におっかけてくる嫌みな警察もなかなか味がでるよね…!(て、なが!!)すみません。

あつい感想を聞きたいです。もっと。
返信する
Unknown (リョクカ)
2007-10-22 23:19:02
ミツ殿>
頭で分かってはいても…という事はよくあるね。
やはり心に余裕を持っていないと難しいですな~。

心が豊かになりたいなと。

なんかまるで自分が福岡でないような言い方しておるが。
確かにアジ美は仕事帰りにもセーフだね。
市美術館はすぐ近くなのに5時までなのでアウト!
図書館がもう少し長く開館してればな~と常々思うよ。

少しずつ行動範囲を広めて一人遊びを極めたいZE!!


ゆまちん>
う~ん、よく見逃してしまうものも結構あるのですが…。
仕事帰りに映画に行ける事は便利だなあと実感しております。
もっと身軽なら大阪とか東京とか行きたいんだけどねえ~。

レミゼは真綾が出演していたのでずっと観たかったわけで
そういうきっかけがないとなかなか観ないものだよね。

長きに渡って継がれる良さがあること保証付きな古典は
気になる存在ではあるものの遠まきになりがち。
私もにじりにじり少しずつ歩み寄りたいな~と
思うだけで終わらないようにしたいです


ゆっかしゃん>
そうなんです、ゆっかしゃんもどうかなと思ったんですが
突発的だった上に席もなかったので一人で行って参りました。

ジャンバルジャンは山口さんでなく、今井清隆氏でした!
初めて観たけどすごく貫禄があって、表現が上手くて
すっかりのぼせてしまいました。
しかしジャンバルジャンは若い頃よりもだんだん年が老いて
いく程に魅力的になっていくので初老スキーの私は
とってもトキメキました~。(くされ!)
こういう人間臭いというか、感情が混沌とした底深い話は
暗くはあるのですが私は大好きなのでとても面白く観ました。
そう、そしてとても美しいのですよね!

真綾は思っていたのと違って心の美しい役柄でした。
ただ真綾自身に思い入れが強いので、エポニーヌという役に
感情移入しにくくなってしまったという難点が…。
感動したのですが、真綾でなかったらもっと泣いてたかも。
ちょっと必死になりすぎたかもしれませんねー。(私が)
生演奏に生声は、ライブよりも真っすぐに届いてきて
天の国が覗けましたよ~。素晴らしかったです!

もっとレミゼの世界を知りたいのでいろいろ探してみます!
真綾のライブもあればいいのですがね~~
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