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アーネスト・ケリー関連録音のコンピCDにも収録されていた女性シンガー、ベティ・ビブス。そのCDにはジェネヴァとサクシー・レコードより、各一曲ずつ収録されていた。そこに未収録となるこの曲は、同じくアーネスト・ケリー絡みの楽曲ではある。レーベルもデトロイト。とはいえ、録音はメンフィス・ハイ録音ということだそう。ヘビーなリズム・セクションが繰り出すビートは、まさに南部録音の面目躍如といっていいだろう。曲が進行するにつれ、徐々に手数が増えるドラム、ファンキーにグイグイ引き込んでいくようなグルーヴは秀逸。重いビートと渡り合うヴォーカルの力強さもまた素晴らしい。