鷲尾須美は勇者である、微妙に日本語がおかしいようなところがちょいちょいあるんだよな……響きで流されそうになるけど、澂(澄)の目から涙が、とか、一人で一体を相手に釣瓶撃ちするとか
澂、中国語としての意味なら澄ませる,純化するとか曇りのない,透明な、とかで違和感ないけど、日本語的には澄の異体字で濁った水が清らかになる、水の汚れが下に沈んで清らかな部分が上に溜まる、という意味を表す字らしいんだよな。
釣瓶撃ちにしても並んだ撃ち手が間断なく打ち出すこととか野球で打線がつながる様子をいうみたいだし。
釣瓶撃ちのそれがなんで釣瓶かと思ったら連るぶの連用形の当て字なのか。
鷲尾須美は勇者である、フラグセリフがすごく鮮やかに際立っててそれでいて流れをまったく逸脱してないのとても良い。
鷲尾須美は勇者である、ことあるごとに「今日でなくても」って言い回しがでてきて、それがもうなんていうか……
やれることは今日やれ……じゃなくて、楽しいことはいつでも「できない」。だから楽しめるうちに楽しめるだけ楽しむ、にしてもキャパがあって、、
これ鷲尾須美は勇者である、結城友奈は勇者であるの前日譚ていうのは知ってたけど結城友奈は勇者であるより前に書かれてたのか……ある意味結城友奈は勇者であるのあとに知ってあとで読んでよかったかも。
完全に結城友奈は勇者であるの盛り上がりを殺す話だし盛り上がりからの絶望にクッションを敷く話だわ……いやゆゆゆ本放送時は説明すくねーぞとか思いながら見てたけどもこれは
まだ最後までは読んでないけど、須美たちのさらに前の時代って、バーテックスに対向する手段がないと明記されてるのにどうやって追い払ってたんだろ。さらに前の代の勇者の使い捨て……?
勇者に選ばれた親、この時点では鷲尾家と乃木家だけど、涙を流した、という描写だけで受け取り方は描かれてないんだよね。鷲尾家は親の性格が2~3回ほど描写されててそこから推察することはできるけど、乃木家ではどういう受け取り方されたのかまったくわからん。
番外編ですでに死んだキャラが出てくるの、死んだキャラとしてでてくるのも死ぬ前の過去話としてでてくるのも、どっちもつらみある
ゆゆゆの疑問がほぼ全部、答え合わせかのように丁寧に説明してあってこっち先に読んでたら完全に興醒めではというレベル…のような…
銀がふつうにしゃべってることをいちいち須美が日本語というかやまとことばというかに直してるのを誰もつっこまないやりとり。こういう話をずっと読んでいたかったんだ……銀……
一冊で2回も、楽しい話だな~と思ったら「ということもあったね」っていう回想オチにするの心にキすぎるやめれ……
勇者御記、答え合わせはないだろうなーほしいなーと思ってたけど、巻末に答え合わせが載ってて実際にあるとわかるとちょっと引くかな……。鷲尾~ゆゆゆを通して見れば9割7分くらいは黒塗り部分もわかるでしょ。なんていうんだっけこういうの。
ああ、鷲尾~はゆゆゆの前日譚ではあるけど発表はほとんど同時進行だったのか。なんだよ知ってれば遠慮せずに同時に読んだのに。そういうことをこそもっとアッピルしてよw
どっぷり読みすぎて気持ち悪くなった(≠気分悪くなった)
さかむけさんの連続ふぁぼが高速すぎてさかむけさん自身のリプが遥か彼方に流されてて気づかなかったww