途中でほったらかしにしている間に、無事今年度の中学入試も終了しました。
今回は面積図で解く食塩水の問題
③食塩水+食塩
です。
食塩水に食塩を足す問題ですね。
問:15%の食塩水180gに食塩を加えて25%の食塩水を作るには、何gの食塩が必要ですか。
まず15%の食塩水180gをかきます。
次に加える食塩をかき込みます。
面積図の縦は「濃度」です。
食塩は濃度100%となるので、このような図になります。
この2つの長方形の面積を足した長方形を、2つの長方形に重ねてかき込みます。
この新しい長方形が、できあがった食塩水を表しています。
横の長さは重さを表しているので、初めの食塩水と足した食塩の重さになっています。
分かりにくいかもしれないので、線を太くしてみました。
できあがった食塩水の濃度25%をかき込みます。
新しい長方形の面積は、2つの長方形の面積を足したものなので、
下の色をつけた2つの長方形の面積は同じになります。
ここからの出し方は2通りあります。
1:長方形の面積を計算して出す方法
□の長さは色のついた右側(縦長)の長方形の横の長さです。
この長方形の縦の長さは出せますが、面積は出せません。
色のついた2つの長方形は同じ面積なので、左側(横長)の長方形の面積を出して使います。
25-15=10(縦)
10×180=1800(面積)
右側の長方形の縦の長さは 100ー25=75 なので
1800÷75=24 24g
2:比を使って出す方法
色のついた2つの長方形の面積は同じなので
「同じ面積の長方形の縦と横の長さの比は逆比になる」を使います。
縦の長さは、右側の長方形が 100ー25=75
左側の長方形が25-15=10 なので
縦の長さの比は 右側:左側=75:10=15:2 になります。
図にかき込みます。
横の長さは逆比になるので、右側:左側=2:15になります。
これも図にかき込みます。
このとき、比をかき間違うことが多いので注意が必要です。
図より、比の15の長さは180、2の長さは□とわかるので比例式をつくって解いていきます。
15:2=180:□
□=24 24g
1でも2でもやり易い方で解いていけばよいのですが、
問題によっては2でないと解けないものがあるので、どちらもできるようにしておいた方が安心ですね。
次回はラスト ④食塩水+食塩水 です。
今回は面積図で解く食塩水の問題
③食塩水+食塩
です。
食塩水に食塩を足す問題ですね。
問:15%の食塩水180gに食塩を加えて25%の食塩水を作るには、何gの食塩が必要ですか。
まず15%の食塩水180gをかきます。
次に加える食塩をかき込みます。
面積図の縦は「濃度」です。
食塩は濃度100%となるので、このような図になります。
この2つの長方形の面積を足した長方形を、2つの長方形に重ねてかき込みます。
この新しい長方形が、できあがった食塩水を表しています。
横の長さは重さを表しているので、初めの食塩水と足した食塩の重さになっています。
分かりにくいかもしれないので、線を太くしてみました。
できあがった食塩水の濃度25%をかき込みます。
新しい長方形の面積は、2つの長方形の面積を足したものなので、
下の色をつけた2つの長方形の面積は同じになります。
ここからの出し方は2通りあります。
1:長方形の面積を計算して出す方法
□の長さは色のついた右側(縦長)の長方形の横の長さです。
この長方形の縦の長さは出せますが、面積は出せません。
色のついた2つの長方形は同じ面積なので、左側(横長)の長方形の面積を出して使います。
25-15=10(縦)
10×180=1800(面積)
右側の長方形の縦の長さは 100ー25=75 なので
1800÷75=24 24g
2:比を使って出す方法
色のついた2つの長方形の面積は同じなので
「同じ面積の長方形の縦と横の長さの比は逆比になる」を使います。
縦の長さは、右側の長方形が 100ー25=75
左側の長方形が25-15=10 なので
縦の長さの比は 右側:左側=75:10=15:2 になります。
図にかき込みます。
横の長さは逆比になるので、右側:左側=2:15になります。
これも図にかき込みます。
このとき、比をかき間違うことが多いので注意が必要です。
図より、比の15の長さは180、2の長さは□とわかるので比例式をつくって解いていきます。
15:2=180:□
□=24 24g
1でも2でもやり易い方で解いていけばよいのですが、
問題によっては2でないと解けないものがあるので、どちらもできるようにしておいた方が安心ですね。
次回はラスト ④食塩水+食塩水 です。