「チィ」はビジュアル、感覚の人。だから「こんな感じ」で解答するので、左右反転したり、棒の数が違ったり、似たような違う漢字を書いてしまったりします。書き順ごと記号として覚えてしまう「ネェ」や私は「書けるか書けないか」の二択に近いですが、「チィ」は線画を見ているような覚え方なのでしょう。書き順も適当で最終的につじつまが合えばよし、みたいな。
で、「ネェ」も当人からすれば理論だってるのですが個性的な発想の持ち主なので、時々こういった勘違いをします(言葉を書くための四角い欄を、それをもとに図形をかけという指示だと思った、という)。先生が解答用紙を見て一瞬「何だこりゃ?」と目が点になったと、言わんとしていることが何か理解するまでにしばらくかかったと、笑っていたそうです。で、家でその話を聞いた私も「はっはっは」と笑っておしまい。「普通はそのあと小言か注意の一言くらいあるね」「ひょえ~」という会話がようやく出てきたのはしばらくたってからで、その時だって標準対応はこういうものという話が出ただけの、この親にしてこの子あり、という受け答えだったのでした。
学年末テスト、だったんですけどね~。