28日、議会における広報公聴活動状況を勉強させて頂くため、白老町議会へ視察に行ってきました。
留萌市議会は来年度から、広報特別委員会を、公聴活動も含めた「広報(公聴)常任委員会」へと常任委員会組織にするために、私達広報委員4名は議会事務局2名と6名で、すでに常任委員会になっている白老町へと向かいました。
この白老町の広報常任委員長が、熱い思いで広報・公聴の活動を説明してくれました。
一緒に説明をしてくださった議運の委員長もまた熱のある方で、大変勉強になりました。
平成19年、白老町議会では議員定数を20名から16名にしたことで、議会本来の機能であるチェック機能の低下を防ぎ、議会活動を町民に理解してもらうために、「広報公聴常任委員会」を設置しました。
広報公聴常任委員会の仕事としては
1・議会広報誌の発行(年に4回)
*これは18ページの冊子であり、議会だよりが市の広報と独立している。
*予算や条例工事契約などに於ける議員個人の賛否の状況が開示されている・・・・・・(議会の様子がかなり解かりやす いと思う)
2・会議の公開
1)夜間議会の開催 ・平成11年から平成23年まで代表質問時に開会されたが、現在はインターネットの普及により傍聴者が減ったために中止となっている・・・・(今から15年以上も前から夜間議会が開会されていたのには驚いた)
2)委員会の地域別開催 ・移動委員会 平成11年から実施・・・・・(留萌市議会では実施されていない)
3)本会議のインターネット中継・平成15年開始 ・・・・・(留萌市議会は、財政再建中ということで時期早々との結論に至った)
4)○傍聴手続きの不要
○写真・ビデオ撮影及び録音等の自由
○傍聴者に議案・説明資料・一般質問通告内容等の貸出及び配布
3・積極的な情報公開
4・議会の説明責任
○ 議会報告会の定期実施・平成21から平成23年・・・・特定の人のための不平不満の会合と化した為一時休止・・・・ (留萌市議会は昨年1度意見交換会を行なった)
その他に公聴活動として
1・出前トーク ・平成11年から議員の出前トークとして実施
2・各分科会による団体との懇談
3・議会懇談会 ・平成20年から定期実施
などなど、すごい!としか言いようがありません。
まして、10年以上も前から新しいことを次々と取り入れてきた白老町議会に対して敬意を表します。
議員定数を20名から16名にした時点で、議員の質を高めることを目的に、政策立案能力をつける政策研究会が作られました。
一部議員で構成されていますが、講演会や勉強会などを開いて日々勉強をしているとお聞きしました。
留萌市議会に於きましても、是非このような政策研究会を作りたいと思いました。
白老町議会と事務局のみなさん、大変おせわになりました。