あ｢そらくん、すごい格好だね。｣
そ｢また、きた。いちいち、うるせえな。｣
そ｢ねてんだから、しずかにしろよ！｣
あ｢かわいい、かわいい。｣
そ｢すまほをとりあげるぞ！｣
そ｢めんどくさいから、まるまる。｣
あ｢これはこれで、かわいい。｣
そ｢いいから、ねらせろ！｣
そ｢さつえいなんてしてないで、オレをたすけろ！｣
あ｢そらくん、耐えるんだよ。私とそらくんは居候だから逆らえないの。｣
そ｢あー、もー、だめだー！たすけてくれー！｣
あ｢おじいちゃんに捕まったら、いうこと聞くしかないんだよ。私も逆らえないの。｣
そ｢くっそー！おじいちゃんもあめくんも、あとでぎゃふんだ！｣
あ｢ごめんね、そらくん。｣
あ｢そらくん、いいものあげる。｣
そ｢あ！ねこじゃらじゃらだ！｣
あ｢ちょっと名前がちがうより。｣
あ｢でも、そらくんがいい感じの顔だからいいや。｣
そ｢おれは、じゅじゅつかいせんの、ごじょうせんせいだ！｣
あ｢そらくん、かっこいい。五条先生になれるようにがんばってね (⌒ー⌒｣
あ｢そらくん、いいものみつけたよ。｣
そ｢やな、よかんだ。｣
やっぱりな。
あ｢かわいい、かわいい！｣
あ｢マントの方が似合うかな。｣
あ｢あら〜、かわいいカッパ！｣
そ｢いいから、はずせよ。｣
そ｢まじで、はずせ！あいふぉんにねこぱんちするぞ｣
あ｢ごめんない。もうしません。｣
あ｢ごはんたべるひとー？｣
そ｢はーい！｣
あ｢ダメだよー、足なんかあげてちゃ。ちゃんと手を上げて！｣
そ｢オレにはてがねえぞ！だからあしあげんだ！｣
あ｢そっか、前足と後ろ足だもんね。じゃあ、ごはんたべる人、足上げてー！｣
そ｢どっちだっていいから、はやくよこせ！｣
あ｢ごめんなさい。｣
すごい、わんちゃんにあってしまった
すたんだあどぷうどるの、こたろうくんだ。3さいらしい。3さいなのに、とてもおおきい。
でも、おれは、こわいものずなので、ひるまない。かいぬしさんも、おどろいてた。
あめくんは、あたりまえみたいなかおしてた。もっと、びっくりしろっておもった。
おれのおきにいりの、しょっとだ。
あめくんもたまにはいいしごとする。
こたろうくんは、よろこんで、ぐいぐいくる。さすがに、りんごのきのしたに、かくれた。
ちょっと、おとこぎをだして、しゃーっとしてやった。
あめくん｢そらくん、ダメだよ！ネコパンチしない！｣とかいってた。
かいぬしさんは｢大丈夫！やっちゃえ｣とかいってた。
そしたら、こたろうくんが｢ふせ｣とかいう、ぽーずをした。
かいぬしさんが｢降参してるって意味ですよ。｣といってた。
さすがのあめくんも、おどろいてた。
やった！ぎゃふんだ！
かいぬしさんも｢他の動物にはした事ないです。｣とかんしんしてた。
こたろうくんのまねをして、オレも｢ふせ｣とかいうぽーずをしてみた。
かいぬしさんにも、ほめられたし、こたろうくんとなかよくなったし、オレはうれしかった。あめくんもうれしそうだった。
こたろうくんは、まじで、おりこうさんだ。いっしょにいるうちに、いちどもほえなかった。おれよりも、まじで、おりこうさんだ。
また、こたろうくんにあえるのをたのしみにしてる。あめくんもたのしみにしてる。
きのう、あめくんは、かなり、ちょうしにのってた。
オレをだしにして、いちなならいぶとかいうのをやりだした。
オレは、よる、くじにねるのにそれからはじめた。ねてるオレをさつえいしてしゃべってた。
うるせえなとおもいながらきいてた。けっこうおきゃくさんがきたらしく、こめんとももらったらしく、あめくんはよろこんでた。
ちょうしにのったあめくんは、こんなことまでしてきた。
｢ネコさんは、きばが、よんほんあって、まえばはちいさいです｣なんてせつめいしてた。
オレはなにされてもどうじない、えらいネコだ！きっと、おきゃくさんもかんどうしたにちがいない。
これからの、らいぶでも、オレはかつやくしてやる。あめくんは｢こんどはおさんぽらいぶしますね。｣なんてちょうしにのってた。
しはらくは、あめくんに、つきあってやるとするか。
｢ぼけ｣のはながさいたと、あめくんがよろこんで、さつえいしていた。
だけど、おれにぴんとがあたってない。
ぼけは、きれいだけど、おれがぽけてんだよ！
あとで、ぎゃふんといわしてやるぞ！
あめくんが、｢ひゃっきん｣とかいうとこて、へんなものをかってきた。
なんなんだ、これは！
しふやのきつねかよ！？
つかいかたが、まちがってんだよ！
ふむふむ、これはこれで、あったかくていいかも。
って、えりまきじゃねえし！
そうだよ！これが、せいかいだ！
ねこせんよう、らいおんのかぶりものらしい。
でも、なんだか、まぬけだ。
あめくんも、おおわらいしてた。
だいそうさん、もうすこし、かんがえてくれよ。