新・言の葉供養0036 2024年06月04日 11時00分00秒 | 言葉遊び、言の葉供養 『目立ちたがり屋の風』今年も海の家の建設が始まったみたい画面の中せわしなく動く雲の影きらめく波先目を逸らせば揺れる背高ノッポな雑草足許まで膨らむレースのカーテンなんとしてでも目立ちたい風があちらこちらで姿を見せているこの風は今日も嵐を呼び込むのだろうか※書き下ろし。
新・言の葉供養0035 2024年06月03日 10時00分00秒 | 言葉遊び、言の葉供養 『言葉さえあれば』たとえ鳥籠の中に居たとしても他の人の五感を借りて世界の全てを追体験出来るそう言葉があれば言葉さえあれば※某アプリ内に書いた文章に加筆修正して詩にしたもの。
新・言の葉供養0034 2024年06月03日 03時30分00秒 | 言葉遊び、言の葉供養 『真夜中を独り占め』いつもいつも真夜中を独占している寝静まる街を見渡しているでもそれは眠れない事の裏返しどちらが良いとかそういうのは無縁そこにはただただその事実があるだけいつもいつも私は真夜中を独占しているのだ※書き下ろし。
新・言の葉供養0033 2024年06月01日 14時00分00秒 | 言葉遊び、言の葉供養 『制限〜罪と罰〜』私は一度死んで現し世に戻された身だからきっと今許されるのは日々の痛みと想い出のみと生きることきっとリアルな者との交流にはかなり強い制限がかけられているそれはそうまるで呪いのように最近になって気付き始めたそうしてしまったのはまさしく自分自身これがいわゆる罪と罰なのだねこう言うときっと南風のあの人はまた嘆くのだろうけど今はもうその南風さえ手放してしまったよ某アプリ内に書き下ろしたもの。
新・言の葉供養0032 2024年05月30日 11時00分00秒 | 言葉遊び、言の葉供養 『ずっと色褪せずに』私の中を通り過ぎて行った人達を詩という作品にして閉じ込めるずっと色褪せずにアーカイブされたまま時代を映す匂いや色と共に※某アプリ内に書き下ろしたものにタイトルだけ付けたもの。