ほんわか猫な日々

猫の里親探しやTNRの事などを書いています

ガラスの心

2010-06-28 20:51:16 | *今日この頃報告*
6月27日 日曜日
ネェーネの学校は日曜参観
車乗り入れ禁止の融通のきかない学校

行きは ぼやく そらママを よいしょして

帰りは雨も止み お友達が家に来てくれる事になったので
歩いて帰る事にしました


そして 私は その帰り道
不覚にも通ってはいけないと そらママと決めた道を歩いてしまったのです


通ってはいけない場所

それは そら シド おとを見つけた場所

目が塞がり 弱りきった子猫達

私達は虐待工場と呼んでいます

工場の隣は自宅

無駄に餌を与え 子猫が生まれると家の中に入れて 可愛い子猫を見て楽しんでい
るのでしょう

しかし
体が大きくなってきたり
猫風邪をひいてしまった猫は
平気で外に放り出し
死んでいっても 見あたらなくなっても
平気で また 生まれてくる子猫だけを可愛がるのです


以前 弱っている猫を
私達に渡して下さいとお願いをしましたが

奥さんが楽しんでいるんだと
怒られてしまってから
二度と通ってはいけないと決めていたのです

その場所を通ってしまいました


工場と家の間に 弱って疼くまっている子猫を見てから

しまったと気づきました

キリのない イタチごっこ

お友達が一緒の事もあり
見てみぬふりをして
帰宅しました


お友達が帰って 夕方
くるみの散歩に行き
そらママに話しをしました


ほっておこう そう言うと思っていたのに
行くよのGoサイン


犬五匹を連れたまま
弱っていた子猫を見に行くと
まだ動けず その場所に疼くまったままでいました

やはり家の中に入れては もらえないのです


この子だけ 今なら この子は目も治り元気になる事ができる

許しを得る必要がありますか?黙ったまま 子猫を連れ帰る事にしました

そらママと別れ
くるみを連れ 子猫を片手に帰る途中
いきなり 子猫が暴れ出しました

落としてはいけない
私は きつめに猫掴みをして早歩きで家に帰りました

家の中には 薫ちゃんと山ちゃん

すぐに一緒にするわけにはいきません

キャリーに入れて病院に行くつもりでした

急いで子猫をキャリーに入れ 私は悲鳴をあげました

ぐったりと 倒れたまま 息をしていないのです


私が殺した?
きつい猫づかみ?

キャリーを別の所に持っていき
した事などない心臓マッサージをしました


頑張って 許して お願い

少しだけ
ほんの少しだけ動いたように見えました

マッサージをしながらそらママを呼び 病院に電話をし ネェーネに くるみを 家
の戸締まりを頼み
そらママの車に飛び乗りました

子猫は少しずつ 意識が戻ってきているようでした

口からは泡なようなよだれを出していましたが
目が開いてきました

大丈夫 助かる

病院に着いた時
子猫は座っていました

子猫の生命力に感謝しました

心臓には問題なし
肺炎になりかけていました
駆虫と注射三本

強制給餌 投薬
点眼 点鼻が私に与えられた
嬉しい罰です

生きたいと願った子猫は
まだまだ油断してはいけない
きつく触れば壊れてしまうガラス細工だと
自分に言い聞かせました


ネェーネが命名
心(こころ)ちゃん
620gの女の子

シャムが入っているようなので
きっとブルーアイの美猫になりますよ


心ちゃん 頑張ってくれて 私を許してくれて ありがとう


元気で強い 美人さんになろうね



マリママ


よろしければ、ポチちっと、お願いします。


にほんブログ村 猫ブログ 猫 里親募集へ
にほんブログ村



子猫の幸せのための架け橋になりますように!
応援して頂けたら嬉しいです!