
やってきました、出雲大社。
実はひでまるさんの最初は、こちらで数日過ごされる予定でした。
ところが工房にこもらなければならない状況で、今回の駆け足出雲路となりました。
短いご滞在中どこか一箇所でもと思い、出雲大社へ。
先ずは「荒木屋」という有名なお蕎麦屋さんで割ご蕎麦をたべて(食べてというか
掻きこんで)からの参拝です。
いつ来ても空気がすがすがしいです。

出雲大社は「平成の大遷宮」で御本殿は工事中です。
ここから中はすき間から覗きました。
ひでまるさんは御門の彫り物に興味深々です。

この空と雲と木・・・・木から気が溢れているようです。
それを感じ取るひでまるさん・・・かな?

「やぁ、すごいな・・・」

「大きいなぁ・・・」

北海道の木とはまたちょっと違う山陰の木。
木々との交流していらっしゃいました。
出雲大社にお参りした後は一目散でぽろろん♪会場へ向いました。
ひでまるさんとは北海道でもそうでしたが、いつも駆け足でお会いしているみたいです。
でも今回は演奏会の後の夜がゆっくりでした。
第2部の会場に京都からバイクで駆けつけてくださったぴよさん。
トライアングル*ダイアリーの記事がきっかけで、出雲の地に来てくださって
「出雲シュタイナーの会」をサポートされています。
そしてトライアングルに遊びに来てくださった折に、英円楽器のライアを手にされ
迷わずご注文いただきました。
北海道の木材で作られたという事にとても意味を感じてくださっています。
この日はひでまるさんとぴよさんと3人でのお食事。
ひでまるさんの素敵なお話しをお聴きしながら、とてもいい時間を過ごしました。
そしてこのあとは、私の初体験です。
私は「バー」というところに行った事がなかったんです。
お酒は飲めないし、酒場というものに妙に偏見があったりして。
このたび、松江の老舗のバーにひでまるさんと行きました。
私の娘も加わって、なんてまあ・・・・びっくりでした。
ひでまるさんはお酒の瓶が並んでいるのをみているだけでも楽しそうでした。
実際、とてもそうなんですって。
色んな形の色んな瓶。
そしてそのお酒にまつわる思い出がふぁっと胸に広がるのだそうです。
カウンター越しにお話しする雰囲気が上品でおしゃれで・・・
ジュース一つにしても、喫茶店で飲むジュースとは違う、大人の雰囲気があるんですね。これにはちょっとはまりそうでした。
娘は私とはちがって、カクテルとかワインとかが大好きです。
我が家にはアルコール類はほとんどありません。
ビールなど頂いても何年も忘れてあったりするような家なんです^^:
お酒=酔っ払い、という図しか私の中にはありませんでしたが
見方が変わりました。
カウンターの中のアルバイトの学生さんが「お客様のお話しをきけるというのが
人生の財産です。」とおしゃっていました。
確かに・・・・
すごーくいい経験をさせていただきました。
次の朝、7時半にホテルへひでまるさんをお迎えに行ってトライアングルヘ。
トライアングルは本当に普通の家に近いので、おいでいただいても
なにもないのですが・・・。
トライアングルで私の手持ちのライアーを見ていただいたり、
情報交換させていただいたり、するとあっという間に空港に向う時間です。
やっぱり、駆け足です。
今度はまたゆっくりきてくださることをお約束して、お別れいたしました。
走る車の窓から飛び立ってゆく飛行機眺めながら松江へと走ります。
帰る途中、ぴよさんからのメールが入りました。
次なるトライアングルの催しの際のことを考えてくださっている内容でした。
この間まで知らなかったのに、不思議な感覚です。
先日、トライアングルにいらしてくださってウォルドルフ人形を作ってくださった方は、ぴよさんのマイミクさんなのだそうです。
そのお二人がひでまるさんの演奏会で初めてのご対面でした。
出会いって面白いですね。
でもみんなずっと前から知り合いだったのかな。
そんなこんな考えながら、トライアングルに帰りましたら
私の日常が待っておりました。
夢から覚めたようでした。
あとひとつ、ふたつあるのですが、またこんど。
*写真担当は国野さんでしたぁ。







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