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真実の仏道

2018-05-18 07:32:37 | 仏道 

四諦の初転法輪

四諦 苦諦・集諦・滅諦・道諦

   苦集滅道

三界に生ずれば必定して死あり、此の死を以て是れを苦と為す、此の故は是の義を以ての故に是れを名ずけて、苦諦と為す。

三界に住すれば必ず死苦を脱かれず、故は楽を求めんと欲するも畢竟じて苦を集める事を為すのみなれば是れを、集諦と為す。

三界は是れ苦と集との諦(真理)なれば、先ず三界を捨てて出家せば是れ三界を滅すと為す、生ぜざるが故に是れを名ずけて、滅諦と為す。

是の如く三界を捨てて出家して道を求めて止まざれば必ず出道を得て阿羅漢果を得て再び生を受けずと自ら知るをば、道諦と為す。

   十二因縁の第二次法輪

   無明なれば必定して是れ行を縁たり 行は是れ識を縁たり 識は是れ名色を縁たり 名色は是れ六入を縁たり 六入せば是れ觸を縁たり、

 觸を縁たり 觸は是れ受に縁たり 受は是れ愛を縁たり 愛は是れ取を縁たり 取は是れ有を縁たり 有は是れ生を縁たり、

 生は是れ老・死、憂悲・苦悩を縁たり一ーーーーーーーー

若し此の老死、憂悲・苦悩を滅せんと欲せば、先ず当に、無明を滅すべし。

  無明滅すれば、即ち行滅す、行滅すれば識滅す 識滅すれば名色滅す 名色滅すれば六入を滅須す、六入滅するが故に即ち彼の觸滅す、

  觸滅するが故に受滅す、受滅すれば愛滅す 愛滅すれば、取滅す、取滅すれば有滅す、有滅するが故に茲に於いて即ち彼の生滅す、

  生滅すれば茲に於いて老・死、憂悲・苦悩は滅すべし。

即ち茲に於いて生死を断じて縁覚果(びゃくしぶつ)辟支佛を証得す。・・・・・・・・



大方廣円覚経

2018-03-05 09:30:59 | 仏道 

普賢菩薩の質問に対して、如来の仰せに曰く。



善男子、彼の新学の菩薩及び、末世の衆生、如来の浄円覚心を求めんと浴せば、

応に正念にして諸幻を遠離すべし、先づ如来の奢亦摩多(しゃまた)の行に依り、禁戒を堅持して、徒衆に安処し、

静室に冥座して、恒に是の念を作すべし。

我が、今、此の身は、四大の和合なり、所謂る、髪毛・爪・歯・筋骨・皮・肉・随脳・垢色は皆、地に帰す。

唾・涕・膿・血・津液・涎・沫・痰・涙・精気・大小の便利は、皆、水に帰す。

暖気は火に帰し。 動転は風に帰す。


四大、各々離るれば、今の妄身は、当に何れの処にかある可き。。 即ち知んぬ

此の身は畢竟じて体無し、和合を相と為すことを。実に幻仮に同じく、四の縁仮に合して妄りに六根有り。



我とは

2017-01-11 12:11:26 | 仏道 

 

我とは   六根 ◆眼根・ 耳根・鼻根・舌根・身根・意根 内の六入とも云う

      六境 ◆色・声・香・味・触・法        外の六入とも云う

      互いに干渉し合って 六識を生ず。

      これを衆生・我・人と名づける(涅槃経)


          五蘊ごうん 蘊とは、積重せるもの即ち和合聚

        色蘊・受・想・行・識


   ※ 心・意・識 もと無なる故、一切法は、本無門也。もとより無なるが故に、一切法は本より青空と等しい。

   ※ 一切は皆、虚妄(仮)にして実ならず。貪・瞋・痴の本性清浄也とみれば、清浄不思議門を生じ陀羅尼(智慧)を得ん。


   ※一相法門(姿無き青空)を念じて、一切業障の罪を滅す。『諸法無行経』

   ※ 懺悔 ざんげせんと欲せば、端座して、実相を思え (法華経)


   青空だと知り、慈悲心を生じ、即ち、救うのでは無く、青空の自覚に導く事であった。


三乗の教え   声聞乗 四諦(苦・集・滅・道)

        縁覚乗 十二因縁 (無明・行・識・・・・・・・・・生・老・病・死)

        菩薩乗 六波羅密 (布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)


如来乗   別名(等正覚乗・一乗・無乗・)


        


模造の仏道

2017-01-11 11:30:38 | 仏道 

模造の仏像 法華経には三乗の教えとして出。

        声聞乗・縁覚乗・菩薩乗


        基礎が消え行く身・心を我としている。

        言葉を替えれば、夢・幻を我としている。


        依って、出家・修行し、涅槃の常楽我浄をもとめる。『有修・有行』


       煩悩有るに依る故に、生死の苦悩の中に流転している事を知り、

       煩悩を無くすべく努力して、涅槃類似の状態を成ず。


       2つの欠陥有る故に、完成した涅槃では無い。

       ① 煩悩を無くそうとした 煩悩を起こしてしまった。

       ② 涅槃類似の三昧状態が、醒めれば、再び 生死流転の渦中に流される。


如是我聞 善知識 加藤師匠より


真実の仏道と模造の仏道

2017-01-11 11:08:11 | 仏道 

真実の佛道   基礎が無相の心の本質本体こそ

        常住不変の真の我で有ると理解している。

        依って、その身、その儘、名も無い虚空青空だと理解している。


        『無修・無行』


        森羅万象の本体を恒に思惟・観察を進める為、

        総ての物の不可得を知り、深く進んで、欲の世界に於いて、

        自分自身として求めるものも無く、願うものも無きに至る。


        無願・無求


        仮に仏道の到着点に至ったと云う。