狂っている

わたしは
狂っている
この世界が
架空で
なんだか
夢で
動いているようだ
現実の世界なんだが
景色が
平面にしか
見えない
三次元なんだが
わたしは
一次元にしか
見えない
狂っているのか
わたしの
脳は
時々
過去に
見た映像が
月日が
たってから
現実の映像となり
その映像に
遭遇する
未来を
見てしまうのか
過去で
この現象は
たまにしか
起こらないが
なんだか
おかしい
感覚に
とらわれる
やっぱり
狂っている
わたしが
いる

群れている

人間は
みんな
群れている
なのに
わたしは
ひとり
別に
ひとりが
好きな訳では
ないが
なぜだか
いつも
ひとり
どこの世界へ
行こうとも
ひとり
そう言う使命が
与えられて
いるのか
しかし
その意味に
なんの
意味が
あるのか

酒

酒が
飲めたら
最高なんだけれど
体質に
合わないから
飲めない
いつも
しらふの状態だ
たまには
酔いの世界へと
入り込んで
みたい

孤独

孤独の中に
どっしりと
座り込み
あらゆる
方向から
孤独は
やってくる
もう
振り払えない
状態だ
このまま
孤独に
引っ張られて
寿命の終わりまで
孤独と言う
世界の住人なのか
たぶん
そうなんだろう

ひとつ

ひとつ
また
歳を
取る
あんまり
変わりは
ないが
だんだんと
さみしく
なってきた