雨ひとつぶ

雨ひとつぶの
はじまりだな
ひとつぶ
ひとつぶ
また
ひとつぶと
ひとつぶが
たくさん
やってくる
水の集まりが
やってくる
さて
ひとつぶだけ
濡れていこうか

シンプルに

シンプルに
生きたいが
物のために
ごちゃごちゃに
なってしまう
そこに
依存が
入り込んだら
最悪だ
人間は
物との
戦いだな

人間の愛

人間の愛は
なんとなくだろうか
愛は
見えないから
ある意味
思い込みになる
愛を
続けることは
大変だ
見えないものを
相手に
するから
なんとなくを
相手に
するから
やっぱり
まずは
自分を
愛することから
始める
それが
違う人間への
愛に
つながると
思うんだ

もう少しだけ

もう少しだけ
力を
与えてください
しっかりと
生きられるように
力を
与えてください

ダメだ

うまくは
行かない
ダメだ
あきらめるしか
ないのか
自然界は
時として
不条理で
ダメと
良いを
区別してしまう
それが
運命の分かれ道なのか
しょせん
自然界には
勝てず
なすがまま
されるがまま
なんだろうな
人間の生きると
言うことは
見えない自然界に
左右されて
運命も
にぎられて
いると言うことか