年を重ねるのって大変なことだなぁ、って改めて感じた今日。
年齢とともに理解力が低下したり、頑固になったりするのも
知ってはいたけど、目の前でいろんな能力が低下していくのを
見るって経験は結構辛いものがある。
ほんと認知症って残酷だよね。
アデレードに来てから、年配者との接点が異常に増えたから
ある程度は覚悟をしていたけど、急激に下り坂の人が近くに
いると、周りが大変。
本人に自覚が無い、もしくは、認めたくない気持ちが強いと
まず病院へ連れて行くことすら難しいもん。
ましてや、その人が家族と疎遠な独居老人だったりしたら、
家族との連絡など、やっかいな問題を乗り越えなきゃいけない。
これが今、私が抱えている問題(-_-;)
随分前から周りは気付いていて、多分、私だけじゃなくて
いろんな人がそれとなく本人に診断を勧めたりしてきたけど
本人はきっと診断を下されるのが怖いんだろうなぁ。
自分は大丈夫だって言い聞かせ、思い込もうとしているように
見える。
早い時期にお医者さんに診てもらった方が進行を遅らせることが
出来て、自分にとっても周りにとっても遥かにいいことなのに、
本当に残念。
知人の車を運転させてもらえない、とか、自分の運転は信用されて
いない、とか文句を言ってたから、きっと周りの人は危ないって
分かっているわけだよね。
大きな事故を起こしてしまう前に、早く運転を止めるように
説得した方がいいんだろうけど、他人の私が出来ることは本当に
限られていて、悲しいよ。
家族なら、強制的に病院へ連れて行くことも出来るんだけどね。
高齢者ドライバーの事故のニュースを見る度に、他人事ではないと
思ってしまいます…
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