
世田谷区桜新町に
「サザエさん」の作者、長谷川町子さんの
美術館があると知っていたけれど
「いつか行きたい」と
ずっと思っていたけどチャンスがなく
今日、ようやく行けた

東急・桜新町駅は
「こちらは
改札階行きの上りエスカレーターです」
などなどの
目の不自由な方々のためのアナウンスが
なんと、サザエさんの声‼️
びっくりだよ
笑ってしまった
「サザエでございま〜す」
のノリで
「上りエスカレーターで〜す」
と、聞こえてくる
桜新町は全くもってサザエさん一色
なんてったって
サザエさん一家が住んでいる街なのだから

駅前にサザエさん一家の銅像

駅から長谷川町子美術館までの通りは
「サザエさん通り」と
名付けられています


あちこちにサザエさん


ランチはラーメン屋さん
某コメディアンさんのお店
↑これはゴーンさんの
ミニチャーシュー丼

ゴーンさんの醤油豚骨

私オーダー塩豚骨
豚骨ラーメンには
中華麺より九州の細麺の方がいいなあ…

長谷川町子美術館に着きました
こちらには
長谷川町子さんご姉妹が集められた
美術品が展示されています


今度はお向かいにある
長谷川町子記念館へ
長谷川町子さんや
「サザエさん」「いじわるばあさん」
などの作品に関する資料が
展示されています

サザエさんちのお茶の間を
三次元化したもの

おひつにアイロン

足つきブラウン管テレビと
みずや(食器棚)の中には徳利が並ぶ🍶
うちの家もこんな感じだった…
自分が経験してきた生活スタイルが
今では博物館に
展示されていると言うのは
少々複雑な気持ちだ

板塀に子どもの落書き
こんなの昔は当たり前に
あちこちにあった…
子どものすることだから…と
大人たちはおおらかだった
今じゃ信じられない非常識💦
家の壁に落書きされたら泣く😭
チョークが置いてあって
来場者は落書きしてもいいそうです
いろいろな長谷川町子さんの作品を
読むことができたのだけど
ゴーンさんは「いじわる看護婦」が
1番面白かったと言っていました
私は「いじわるばあさん」
あの人は他人とは思えない…
Amazonに中古の文庫版があったから
買おうかなあ
「いじわる看護婦」の方は
見つからなかった

来館の感想を
桜の花型のシールに書いて
貼って来ました

入場券買った時
併設するカフェの
100円割引券いただいたので
行ってきました
注文口で注文すると
ワカメちゃんの札を渡されて
「ご用意できましたら
キャラクターのお名前でお呼びします」
と言われたのです
しばらくして
「ワカメちゃーん‼️
お飲み物ご用意できましたー‼️」
と呼ばれました💦

ペーパーナプキンに
サザエさんのイラストが
プリントされてて
使うのもったいなかった…

裏側

全体

素敵な眺めの席
「サザエさん」や「いじわるばあさん」
を始め
様々な長谷川町子さんの著書を
読みながら
コーヒーを楽しむことができます
戦後すぐ
「サザエさん」のマンガが生まれて
長谷川町子さんが亡くなられたのは
1992年
戦後の昭和を丸々描いてこられたのだ
アニメ「サザエさん」は
1969年開始で
世界最長のアニメ番組として
ギネスブックに載っているらしい
奥さんの家族と同居している夫のことを
「マスオさん」と呼んだり
「サザエさん症候群」という言葉が
生まれたり
これほど各世代に認知度の高い番組も
他にない
一つの時代を築いた人なのだなあ
と、改めて思ったし
昭和スタンダードの
家長制度の色濃く残る家族の形や
女性の描かれ方などが
とても古臭くかっこ悪いものに感じた
でもそんな時代に
姉妹で出版社を設立し
仕事に邁進した長谷川姉妹は
本当にすごいな
長谷川町子さんのお母様自らが
「のらくろ」の作者・田河水泡さんに
娘の弟子入りを頼み込んだと言うのだから
家族揃って「普通」の生きる道に
興味がなかったのだろう
面白かった‼️

帰りは二子玉川駅まで歩きました
頑張りました
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