
有名な役者は出ていない
低予算の映画
それが評判に評判を呼んで
公開劇場が増え
ついに日本にまで来た
映画 ■■ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ■■





14歳の時
家族でアメリカに移住してきた
パキスタン系アメリカ人のコメディアン
クメイル(本人が演じる)と
白人女性エミリーのラブストーリー
実話に基づいているのだそうだ
エミリーが
ちょっと難しいタイプで
素直じゃないんだけど
そこが可愛かった
こじらせ系?
クメイルが好きなんだけど
素直になれなくてすれ違うもどかしさが
とても良かった
クメイルは14歳の時から
アメリカに住んでるから
もうすっかりアメリカ人になってる
信心深くないし
1日5回のお祈りもしない
でも
両親は同化しようとしていない
アメリカ人として
アメリカに住んでいながら
パキスタン人としてのアイデンティティを
死守しようとする
信心深いイスラム教徒なら
無理もないかなあ
と、思う
でも、郷に入っては郷に従えでしょ
とも思う
パキスタン式に
両親の選んだパキスタン系アメリカ人と
結婚して欲しいと思う両親に
反発しつつ
勘当されるのは悲しい
自分にとっては大切な家族だ
9/11のあったアメリカで
パキスタン人の「見た目」を持って
行きていくことの難しさ
周りは同化させてくれない
一見理解のある人にも
深ーい所に偏見が根ざしていたり
腫れ物に触るように接したり
白人至上主義者だっているからね
あからさまに
「ISISに帰れ」とまで言う人もいる
そしてクメイルの方にも
なかなか入っていけない感情が
あると思った
どうせ拒否されるでしょう
嫌われるでしょう
分かってもらえないでしょう…
という
エミリーが昏睡状態になり
両親と非常に気まずい空気になりながら
共に必死に看病し
エミリーが目覚めるのを
ひたすらに待ち続ける
クメイルは最初
エミリーの両親にとって
「娘を振った憎い元彼」だったが
「早く目覚めて欲しい」
という気持ちを
誰よりも強く共有する人だと気付く
エミリーを見守る両親と
クメイルの三人が
励まし合ったり口げんかをしたり
お互いに共感したり親しみを感じたり
エミリー抜きで
勝手に家族としての愛情を育んでいって
自分の人生の中で
「とても大切な人」になっていくのが
非常に良かった
お母さんは
クメイルを守るため
差別主義者にくってかかり
お父さんは
かつて浮気したことがあって
そのため夫婦仲が悪くなっていることを
クメイルに白状する
言う必要なんかないのに
「自分は家族を裏切った
大馬鹿野郎なんだ」
ということを
誰かに聞いて欲しかったのだ
そしてその大役には
クメイルが一番ふさわしかったのだ
クメイルも
エミリーがとても素敵な両親に
どんなに愛されてきたのかを知る
両親にとっては
自分の命に代えても守りたいと思うくらい
かけがえのない存在だったのだと知り
そんな大切な人に
自分はなんと不誠実なことをしてしまったのかと
猛省するのだ
思い切り泣いて笑える映画だった
低予算の映画
それが評判に評判を呼んで
公開劇場が増え
ついに日本にまで来た
映画 ■■ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ■■





14歳の時
家族でアメリカに移住してきた
パキスタン系アメリカ人のコメディアン
クメイル(本人が演じる)と
白人女性エミリーのラブストーリー
実話に基づいているのだそうだ
エミリーが
ちょっと難しいタイプで
素直じゃないんだけど
そこが可愛かった
こじらせ系?
クメイルが好きなんだけど
素直になれなくてすれ違うもどかしさが
とても良かった
クメイルは14歳の時から
アメリカに住んでるから
もうすっかりアメリカ人になってる
信心深くないし
1日5回のお祈りもしない
でも
両親は同化しようとしていない
アメリカ人として
アメリカに住んでいながら
パキスタン人としてのアイデンティティを
死守しようとする
信心深いイスラム教徒なら
無理もないかなあ
と、思う
でも、郷に入っては郷に従えでしょ
とも思う
パキスタン式に
両親の選んだパキスタン系アメリカ人と
結婚して欲しいと思う両親に
反発しつつ
勘当されるのは悲しい
自分にとっては大切な家族だ
9/11のあったアメリカで
パキスタン人の「見た目」を持って
行きていくことの難しさ
周りは同化させてくれない
一見理解のある人にも
深ーい所に偏見が根ざしていたり
腫れ物に触るように接したり
白人至上主義者だっているからね
あからさまに
「ISISに帰れ」とまで言う人もいる
そしてクメイルの方にも
なかなか入っていけない感情が
あると思った
どうせ拒否されるでしょう
嫌われるでしょう
分かってもらえないでしょう…
という
エミリーが昏睡状態になり
両親と非常に気まずい空気になりながら
共に必死に看病し
エミリーが目覚めるのを
ひたすらに待ち続ける
クメイルは最初
エミリーの両親にとって
「娘を振った憎い元彼」だったが
「早く目覚めて欲しい」
という気持ちを
誰よりも強く共有する人だと気付く
エミリーを見守る両親と
クメイルの三人が
励まし合ったり口げんかをしたり
お互いに共感したり親しみを感じたり
エミリー抜きで
勝手に家族としての愛情を育んでいって
自分の人生の中で
「とても大切な人」になっていくのが
非常に良かった
お母さんは
クメイルを守るため
差別主義者にくってかかり
お父さんは
かつて浮気したことがあって
そのため夫婦仲が悪くなっていることを
クメイルに白状する
言う必要なんかないのに
「自分は家族を裏切った
大馬鹿野郎なんだ」
ということを
誰かに聞いて欲しかったのだ
そしてその大役には
クメイルが一番ふさわしかったのだ
クメイルも
エミリーがとても素敵な両親に
どんなに愛されてきたのかを知る
両親にとっては
自分の命に代えても守りたいと思うくらい
かけがえのない存在だったのだと知り
そんな大切な人に
自分はなんと不誠実なことをしてしまったのかと
猛省するのだ
思い切り泣いて笑える映画だった
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