Seriously?

ひとりごとです

映画 ■■名探偵ピカチュウ■■

2019年05月29日 | 映画
横浜のイベント
「ピカチュウ大量発生チュウ」の
踊るピカチュウの動画を見てから
ピカチュウのあまりのカワイさにやられてしまい

実写映画化の予告編を見て
更に期待が高まり
本当に楽しみにしていた作品でした



映画 ■■名探偵ピカチュウ■■





子どもも観る映画なのに
ストーリーをちゃんと追えなくて
混乱していた
恥ずかしい



感想はネタバレしていますので
まだ観てない人は読まないで下さい



ティムは、紫の煙「R」を吸ったから
ピカチュウとしゃべれるようになった
と、ずっとずっと誤解していたのだ

それで
ラウンドハウスに「R」に充満して
観客達も煙を吸ったから
みんな、ポケモンの言葉が分かるようになったのでは?
と、思ったらそうではないし...
「R」の効能と
なぜティムがピカチュウとだけ話せるのかが
ずっと謎だった



最後の最後で
「R」の煙は関係なく
「お父さんが入っていたから」
という種明かしだったらしいのだけど
他の人には「ピカピカ」としか
聞き取れなかったのはなぜ?

「父子だから、他の人達にはない
精神的なつながりがあったから」
ということなのかな?
と、今になって思えなくないけど
観終わったばかりの時点では
そんな風に受け止められず
謎解きがあっても釈然としていなくて
もやもやが残ってしまった



「ティムの父ハリーが
ミュウツーをカントウから連れてきた」
ということだけど
じゃあ、ハリーはハワードの隠謀に
加担していたのか?

それとも隠謀とは知らず命令されたから
連れてきただけだったのか?

ハリーが正義感の強い探偵だったのか
隠謀の一員だったのだけど
後で裏切ったのか
そもそもの立ち位置がよく分からなかった



でも「R」の謎を追っていたから
ハワードに命ぜられたゲッコウガによって
車は大破した

研究室の再現ホログラムを見て
ピカチュウは
「自分がハリーを裏切って
電気系統を故障させ
ミュウツーを脱出を助けた」
と、受け取ってショックを受けるが

ハリーがピカチュウに命じて
脱出させたんじゃないのかなあ~?
ここもよく分からなかった



そもそも私は
予告編を観たときから
「ピカチュウの中には
お父さんの『人間の相棒』の魂が入っているんだ」
と、勝手に解釈してしまったから
その思い込みでずっと見ていて
種明かしがあった時も
「ん?どういうこと?」と
受け入れられなかったんだな...



それから、渡辺謙も(役名で言わない(;^ω^A)
「お父さんは死んだんだ」と
「これ以上、探り回ってもムダだ」と説得したのが
怪しい!と思ってしまって
きっと隠謀に加担しているに違いない
という目で見ていたもので

最後まで「この人は潔白だったのか?」という疑問は
謎のまま観終わった

でも、ネット上のネタバレ感想を見ると
どうやら隠謀とは関係なかったらしい...



こんな風に
ちゃんとストーリー理解出来なくて
もやもやした鑑賞後の印象だったので
スッキリした感想は持てなかったのですが



ポケモンファンのための映画
作った人達はポケモンと一緒に成長していって
子ども時代の本当に大切な思い出だったんだろうな
作った人達、見ている人達
一緒にノスタルジックな気持ちで
ポケモンの世界に浸れるのが
いいな~と思いました



日本でまず最初に公開されたのも
ポケモンが生み出された国への
敬意の表れだと私は受け取っています
ポケモンの生まれた国に住んでいることが
とても誇らしく思えた



でも、やはりアニメだから良いんだ
と、思う所もいくつかある
チームロケットいないのは魅力半減だし
(「R」は チームロケットへのリスペクトだという噂も)

ズッコケの多いアニメがとても好き
ピカチュウはあの愛らしい声があってこそなのだとも思う

ポケモン達は
フシギダネやゼニガメは
アニメの姿そのままにリアルな立体化されていて
微笑ましかった
でも、違和感を感じるもの
リアル過ぎて怖いもの
汚いと思うものも多かった



今、アマゾンプライムで
90年代~2000年までTVアニメ見ているんだけど
まだミュウツー出るところまで行っていない
ミュウツーのエピソード見たら
もっと理解出来てたのかな?と思う



それから、父と息子のすれ違いが
テーマになっているんだけど
父と息子の確執って
欧米ではよくテーマになるよね
愛し合っているのに
上手く伝えられなくてすれ違う
最大のライバル
自分を抑圧しようとする絶対的強大な存在
でも、愛している
こういう葛藤は
唯一絶対の神を信仰する人達の特徴と
以前読んだことがある



多神教の日本ではむしろ
母と息子の愛の方がよく作品に取り上げられる
包み込む愛
でも、包み込みすぎてダメにすることもある



バトルのない理想的な都市「ライムシティ」って
ポケモンの世界をまるごと否定しているみたい

確かにポケモンの世界は
見方によっては動物虐待とか
暴力的、好戦的と見られなくはない
一部の親達にとっては許しがたい作品なのだろう



噂によると、続編もあるとか???
多分、また観ると思う

それまでにTVアニメをガンガン観て
ポケモンの知識備えておこうなんて思うのである
子どもか???
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