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ひとりごとです

小川洋子 「ミーナの行進」

2021年09月18日 | 読書

小川洋子 「ミーナの行進」

 
読書ブーム
サーッと冷めてた
 
今回の感想はネタバレしてます
 


お金持ちだからって庭でカバを飼っていたりカバに乗って学校に通う?
これは「おとぎ話だ」と、距離を置いてしまった。
フィクションでも、身につまされる感覚、登場人物を他人と思えない感覚のある作品が好みだと思う。
 
カバのポチ子の死をきっかけにミーナが自分の足で通学するようになり家の庇護からも独立して生きるようになる暗喩になっているのは面白い。
朋子も、図書館で働く「とっくりさん」への淡い初恋と読書家のミーナの影響で、大人になって図書館で働くようになっているのが嬉しかった。
 
大人への憧れと裏側の姿への失望は少し懐かしく感じた。
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