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仙人のブツクサ日記

クラッシュビーダマン

いまやもう、男児ホビー最後の砦となっているビーダマン。これがなくなると、小学生のアナログ遊びはカードゲームしかなくなっちゃうんじゃないか...と思うくらい、ビーダマンは貴重な存在になってきた。
ビーダマンはブームにならないから、長続きしている、と言える。
ブームになると最終的にその商品はゼロになる。
ベイブレードも、ミニ四駆も、ハイパーヨーヨーも、こっそり商品を出してはいるが、殆ど売れない。
子供自体は代替わりしているから同じことをすれば、いいように思えるのだけど、そうでもないらしい。
不思議だ。

こんな状況になってもなお、ビーダマンは延々とシリーズが続いていて、もう10年以上経つんじゃないかな~(ボンマーマンの頃から数えると)。

ほぼ2年くらいDHB(ディレクトヒットバトル)というバトルルールをテーマに商品が展開されてきたが、進化のスパンが早いために、あっという間にスペックオーバーになってしまった(システムが複雑になって売価がどんどん高くなって行ってしまう)。
DHBをテーマにしつつも、カスタマイズ部分では結局『パワー・連射力・精度』の要素を高めて行く従来の方式でしかなく、過去のシリーズの焼き直しになり、ノウハウがあるだけに結果として、すぐに最終進化に行きついてしまう。
『必殺球』という新規のカスタマイズ要素も、イベントでの相性が悪く実戦向きではなかったと言えるだろう(実際にバトルを変える程のインパクトもなかった)。

これは、他のホビーにも言えることだけれど、『自分の持ち物と、相手の持ち物が混ざってしまうホビー』は今の子供には嫌われる(私が子供の頃でさえ、ちょっとそんな感覚はあった)。
カードゲームでも、自分のカードが相手のデッキに混ざったり、バトルゾーンで混在することはまず、ないと言っていい。
バトル中に自分のカードを相手が触るだけでも、少し抵抗感があるくらい、その点はデリケートなのだ。
ベイブレードも、ミニ四駆も、基本的には自分と相手とは常にセパレート。混ざることはない。
男児ホビーを考えるときの、1つの重要な要素だと思う。

話戻って今回のビーダマンシリーズ。テーマは『破壊の爽快感』っぽい。
基本バトルがDHBから、クラッシュタワーバトルに変更された。
前回のDHBはビーダマン自身についた『ターゲット(泣き所)』を攻撃してバトルするものだったけれど、今回はタワーターゲットと呼ばれる、別モチーフ(砦みたいなの)を破壊するバトルになっている。
ビーダマンの基本に立ち返った感じだ。単純にこの遊びは楽しいと思う。

ビーダマン自体はというと、モロ『ガンタイプ』になった。
素体自体はものすごくシンプルにできていて、独特のフォーマットで、久しぶりにオモチャ的なロボットという感じがする(割り切り方が)。
銃というのは、どうにも思いきった感があるが、単純にカッコイイと思う。
今後のバリエーションの出し方が課題になっていくだろう。
バトルビーダマン(現行のシリーズ)の必殺弾がうまく昇華されて、各クラッシュビーダマンに対して、必殺ユニットみたいなのがついている。
実際のバトルで使えるかどうかは、謎だけれど、見た目はゴテゴテしてカッコイイので、今後の展開に期待したいな~。

コロコロのタイアップ漫画もリニューアルしたのだけど、この漫画がどうにも・・・同人誌っぽいw。
これも、今後に期待!

ビーダマンの話になると、どうにも文がダラダラ長くなるな~...。
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