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旧ソ連で生まれた格闘技『サンボ』の研究所

サンボの技術・トレーニング法を徹底的に研究します。

プルダウン

2007-08-25 14:01:16 | トレーニング理論
「ロシアンパワー養成法」の“プルダウン”



      


      


      


間違っているものと正しいものの違いがわかりますか?

また間違っているものはどこが悪いのか、また、何故そうなるのかわかりますか?


サンボラボオリジナルDVD発売中!

サンボラボSHOP

ロシアンパワー養成法

2007-08-23 17:36:04 | トレーニング理論
「ロシアンパワー養成法初級編」の実際の動きを知りたいという方やもっと細かいコツを知りたいという方に私が個人指導しているときの映像(DVD)を特別販売します。

初級編のメイン種目である
「チューブプル」や
組み手を切る動作に直結した
「プルダウン」
腱の弾性エネルギーを利用した
「パワークリーン」
などを指導したときのものです。


販売価格は3,000円(送料込み)です。
サンボラボSHOPでは販売しませんので、ご希望の方はメッセージボックスよりお名前・郵便番号・ご住所・連絡先電話番号(携帯でも可)・メールアドレスをお知らせください。折り返し注文確認のメールを送信させていただきます。

メッセージBOX

※ロシアンパワー養成法の種目全てを解説しているわけではなく、チューブトレーニングとその活かし方を解説したものですから、「ロシアンパワー養成法」をお持ちの方に限定させていただきます。
※以前、サンボラボでトレーニングマニュアルを購入された方は会員様用ブログへどうぞ

目的

2007-07-20 23:37:34 | トレーニング理論

「ロシアンパワー養成法」に書いておきましたが、今一度確認してください。

目的をはっきりさせること


目的が2つある場合

例えば

1、強くなりたい

2、筋肉をつけたい

「強くなりたい」という目的に向かってトレーニングして

びっくりするくらいの筋肉がついたとか

或いはその逆も
可能性としては考えられます。

しかし、その人の肉体的な才能による

偶然を除いては

目的の両立は難しく、どちらも中途半端になる可能性が大きいかと思います。


自分の才能を過信し偶然を信じますか・・・?




新しい・古い

2007-02-13 17:02:42 | トレーニング理論
 

 古今東西を問わず

 とかく、古い人と若い人は対立するものです 

 私がモスクワ体育大学でサンボを学んでいたときも

 年をとったコーチと若いコーチは

 考え方の違いから対立していました。

 しかし、ソ連が崩壊しなければ、

 体育大で、その様な対立は、なかったはずです。

 なぜなら

 古いコーチは旧ソ連の運動理論に基づき

 今まで通り指導しますが、

 西側からの情報が豊富に入ってくることで、

 若いコーチは西側が研究した

 新しい方法で指導したいと考えたからです。


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 若いコーチは古いコーチが指導するサンボを

 “オールドスタイルサンボ”と呼んでいます。

 これはもちろん技術のこと

 確かに、近代サンボは昔のものと

 比べものにならないくらい

 洗練され、進化しています。

 
 しかし、対立の原因は技術についてのことではなく


 主にトレーニング法の事だったと思います。

 
 若いコーチから教わったトレーニング法は

 私にとって新しいものではなく

 日本で紹介されている

 効果のあがらなかった方法でした。


 一方、古いコーチから教わったのは

 私にとって新しく

 ロシアでは古い方法でした。


 そして、私は

 ロシアでは古いやり方で

 効果を実感したのです。


 何故、効果を実感できたか?

 それは、昨日の記事で書いた通りです。


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 また、これは好みの問題になりますが、

 技術的にも

 近代サンボより

 粗野でパワフルな

 オールドスタイルサンボ


 が私は好きです。

 師匠のクーリック先生。

 昨年亡くなられた

 ヒョードロフ氏。

 共に憧れ、目標にしているサンビストです。


国家と個人

2007-02-12 16:20:37 | トレーニング理論
 インドが独立したのは60年前

 その後、国をあげて頭脳立国戦略をとったため


 インフォシスに代表されるように

 IT大国になった事は

 皆さんご存知でしょう。


 そのおかげでアメリカのIT失業者が増える一方だとか。


 アメリカは良くも悪くも個人主義の国です。

 個人の力と国家の力、所詮かなうわけがありません。


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 運動論でも同じことが言えるのではないでしょうか?

 国家的レベルで研究されたメソッド

 

 個人(或いは企業)レベルで研究されたメソッド


 同じ科学的といってもケタが違いすぎます。


 新しいやり方が、必ずしも良いとは限りません。