びわ湖・勝手気ままな日々!

温故知新!大切ですね、次代に生きる方々の知恵と活力となります。令和時代を健康で楽しみましょう。

炎暑が遠のいて水遊びの盆明け! -梨と私と両親と-

2018年08月19日 | 大自然

明日(月)も梨の選果作業日に当たります。前にも紹介しましたように今年の
果樹の収穫量大幅減で昨年の収穫量とは約1/3と貧弱で、作業も長くて2時
間、15日等は1時間で終了!残る明日20日と22日、27日と29日の予定です。

私が梨の選果作業に進んでお願いしたのは、昔から私はフルーツに目が無く
年間を通していろいろ店頭に並ぶフルーツを楽しみにしてきました。殊に、
今回の梨については、いわく・因縁がありまして、今日、娘に電話でも少し
話しましたたらその話、ブログに書き残すよう促されて、概略を記したいと
思います。何せ私の生後間もない頃の話ですから、両親から正確に、事細か
いている訳では無いので口伝と言うか、うろ覚えの話になります。
それというのも、生年月日は昭和20年9月5日生まれ(BC1945)つまり
終戦の日から約1ヶ月過ぎての誕生で、勿論食糧難の最中、母美江子の私
への授乳に苦労した時の話で、父武治が、リヤカーで伏見深草から一路大津
田上(枝町)往復で母美江子の呉服と田上・枝の梨農家の梨と物々交換
をして、リヤカーを引いて、母と私、兄の進治の待つ、京都伏見深草まで
戻って母に荘治(私)にやる授乳が十分に飲ませられるように、父武治の
想像を絶する頑張りを、私、兄の命を繋ぐ猛烈な生き様を示した様です。
今回、長女の提案で是非書き残すようにと、概略を記したのであります。
こんな風に長じた私へ母、父から断片的に聞かされていたのです。

”荘治のオッパイはお父さんが持ち帰った ”長十郎梨 ”で育ったんだぞ!と・・
私は、そんな訳で毎年梨の出回る季節には、必ず梨を心して頂き続けて
います。

幸津川フルーツランドの梨部門の『 築水梨・八里・幸水梨・豊水梨・新高梨
・G20世紀梨 』のいずれも見事な果樹で、おそらく母が口にした『長十郎梨』
とは似ても似つかない美味しさ・甘さ・柔らかさ である。品種改良の日進月歩
しみじみと振り返る今日この頃であります。

私の誕生は疎開先の瀬田の唐橋から100㍍に位置する母の姉(マサヱさん)
宅で出生私の結婚後の住まいは、瀬田川沿いで2回そして、何と田上里町
(湖南アルプス)のもみじヶ丘に3回目の住まいとして、伏見区深草で両親が
住まいしていたのを、二世帯住宅を用意して、両親と同居を敢行した。何と
父がリヤカーで梨をお世話になった枝町から距離にして200㍍のところの
新居へ呼んだのである。不思議な縁(えにし)と成ったのであります。
高齢の両親は孫の世話、庭の花作り、父は蒔絵師として後世に残す作品を
我々に多く残してくれました。
父は平成元年、母は、永い病床での末、平成15年に帰らぬ人となりました。

今夕の西の空! 大津市堅田・小野・和邇方面と比良山系

【歩きメモ】
7881歩・6.0km・1h24m・62.1g・1903kcal
日記風川柳
「言い伝え 書き残すかの どちらかを」
「伝承 人の人たる 由縁なり」
「自分だけ 記憶が薄れ 消えて無し」
「冷静に 事態把握し 本質は」

-1年前今日のブログ記事-
 
守山市・「びわこ地球市民の森」-今日の歩き!
===%%%===さー! スタート るんるん気持ちで、暑さも慣れて・・さわやかな風が後押しだ!この地点が琵琶湖へ流入する直前の分岐点!北の流れは「ラフォーレ改め2017.8/1マリ......
 

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