常時使用するノートパソコン、ドキュメント内の整理を・・
この中から紹介してみます。
『太宰 治』の名言集-その2
・学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。
・駄目な男というものは、幸福を受け取るに当たってさえ、下手くそを極めるものである。
・安楽なくらしをしているときは、絶望の詩を作り、ひしがれたくらしをしているときは生のよろこびを書きつづる。
・今の女性は個性がない、深みがない、批判はあっても答えがない、独創性に乏しく模倣ばかり。さらに無責任で自重を知らず、お上品ぶっていながら気品がない。
・本当の気品というものは、真黒いどっしりした大きい岩に白菊一輪だ。
・親が無くても子は育つ、という。私の場合、親が有るから子は育たぬのだ。
・あなたはさっきから、乙姫の居所を前方にばかり求めていらっしゃる。ここにあなたの重大なる誤謬が存在していたわけだ。なぜ、あなたは頭上を見ないのです。また、脚下を見ないのです。
・君のような秀才にはわかるまいが、「自分の生きていることが、人に迷惑をかける。僕は余計者だ」という意識ほどつらい思いは世の中に無い。
・好奇心を爆発させるのも冒険、また、好奇心を抑制するのも、やっぱり冒険、どちらも危険さ。人には、宿命というものがあるんだよ。
・信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。
・信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。
・人から尊敬されようと思わぬ人たちと遊びたい。けれども、そんないい人たちは、僕と遊んでくれやしない。
・大人とは、裏切られた青年の姿である。
・僕は今まで、説教されて、改心したことが、まだいちどもない。説教している人を、偉いなあと思ったことも、まだ一度もない。
・人間は不幸のどん底につき落とされ、ころげ廻りながらも、いつかしら一縷の希望の糸を手さぐりで捜し当てているものだ。
如何でしたか?何がキッカケで保存して置いたのか定かでは有りません。
皆さんの豊かな感受性に委ねるしかありません。
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