良く、マラソンをする人が沿道の応援で、頑張れたとか
テニスの伊達公子が有明のコートの試合でグラフに勝った時も
応援のおかげで足が動いたとか言っていて、
個人的に追い込むのが嫌いな僕は「応援の力?本当かよ?」って思っていました。
7/30 17:00 東京神田司町、Cycle:Holicへ2度目の訪問
店に入ると前回応援してくれた「ゆう」ちゃんと、見たことない女の子がいた。
見たことない女の子は本日で出勤5回目の新人「ゆうな」ちゃんであった。
そういう俺も今回2回目なので、知らない子が多い方が普通である。
開店早々だったこともあって、他にお客も無く
後輩(設定)のゆうなちゃんは僕のZwift Rideに延々と付き合ってくれる。
前走者を抜くたびに「すごい!」とか、目をキラキラさせて喜んでくれる。
なんだよこのシチュエーション、美味しすぎるだろうよー
ほぼコースの半分に達する頃、コースは17%勾配を示す。
Tacxのトレーナーは容赦なく、ゲロ重な負荷を掛けてくる。
ギヤは既にインナーローで使えるギヤは残って無い・・・
後は己の脚力を信じるのみ
「ふんがー!!!」唸り声を上げつつ、出力240Watt、時速9キロメートルでノロノロ進む。
「遅い・・・」
240Wattキープなど、辛すぎてすぐにも足を止めたい
止めて楽になりたい
もういいよ俺
頑張ったよね?俺・・・
その時である
「そんなことないですよ、1桁でも進んでいるのは素敵です」
なんと言う、語彙力!
この子は男を奮い立たせるワードを無尽蔵に蓄えているとでも言うのか??
こんなキラキラした瞳で応援してくれるこの子の期待を裏切りたくない!!
素敵と思われた以上「だっせーこいつ」と思われたくない
この子の前ではヒーローでいたい!!
邪ま(よこしま)な感情が交錯し、思わず言ってしまう。
「ゆうな!この大会に勝ったら俺はお前に告白すっぞ!!」(選んだZwiftコースはそういうものでは無い)
そんなキモイおっさんの発言に対して、彼女はこう答えた
「待ってます!青春って感じで良いですね~」
そういって、無邪気な笑顔を僕に向けてくれる。
お、お前は天使なのかよ?!
天使って神田にいたんだ!
ありがとう、神田大明神!!!
圧倒的な言葉の癒しちからによって、苦痛はZwiftの風景の彼方に過ぎ去り、
コースは下り基調に変わる。
「いやっほーい!!」ペダルが回る、グルングルン回る
スピードは90Km/hに達し、画面の風景もビュンビュン流れる。
「気持ち良さそう!私も走りたーい!!」
自身もレースに出て活躍してるだけに、走りたくてうずうずしている様子
うずうず?(いや、そういう意味に取るなよ俺)
結局、レンタル時間60分に対して1.5分残して、無事にゴール!!
Cycle:Holicにおける30日間のトップタイムをマークした。
この結果ならいける!!!
勇気を出せ、勇気を振り絞るんだ俺!!
心臓の音が聞こえてくる
この心拍数は170を超えている事が分かる。(心拍計に表示されているからな)
ドキドキドキドキドキドキドキドキ
「ゆうなっ!結婚してくれっっ!」(言っちゃったよ俺)
「ごめんなさい、実はお付き合いしている人がいるんです」(お約束)
「撃沈!!」
こんなミニコントまで付き合って貰えて、実に楽しい60分だった。
これってさ、コンカフェってより、イメクラに近くない?
そう、ここはとても健全なイメクラ。(笑)
俺の青春時代って男女共学でも無ければ、女子の可愛い部活の後輩ってのも経験無いからさぁ
クソ楽しかった。(結局それ)
「Cycle:Holicそれは男の心(下心)をエネルギーに変えるシステムなんだ!」
応援が力になることをしっかりと経験しました。
彼女がいないロード乗りなら絶対に行った方が良いよ!!!
自信を持ってお勧めできるスポットです。