12.10ワントリックポニー/宮内家

16時半にスタートして、1部と2部を含め、約2時間半のステージを魅せてくれた
ワントリックポニー。

店長さん、隠れ（？）オーナーさんと、お店のブレーンであるM2さんのオープニングから始まったこの日のライブ。
オーナーさんはニコニコしながら、おそらくオープンチューニングでのアメイジング・グレースを渋く決めるのです。この曲、僕が中学生の頃、NHKで白鳥英美子が歌っているのを聴いて以来大好きな歌です。感動。

M2さんは昔、警察官に職務質問され
「職業は？」
「ロックンローラーだよ！」
と言っただけあり、アコースティックギターなのに、構えの低さは完全にLPを持つジミー・ペイジでした。







今回も、彩文透さんのギターを心ゆくまで体にしみ込ませることが出来た
ひとときだったと思います。



ストロークの心地よさ
リズムのなかでの意外なアクセント
カッティングからアルペジオ。またカッティングへの滑らかな運び。


悔しい(ToT)なんで弾けるのそんなフレーズ・・・
「楽し悔しい」そんな造語も言いたくなる演奏なのです。



第二部では
オープニングで登場した店長さんがワントリと一緒に
定番の「眠れぬ夜の数え歌」を披露。
声量があって抑揚があり、且つ艶のある声。正直ジェラりますわ(笑）。



また、普段はリードヴォーカルである、みゅうさんが醸し出す
コーラスの「抑えて」「当てる」巧さを
まざまざと魅せつけられました。



黙って聴いてれば絶対GIBSONと信じて疑わない、(多分80年初期製の）
ハニーバースト系のグレコレスポールを使って
彩文さんが奏でる
「雪のひとひら」。
遠くで鳴っている鐘のように聞こえるアルペジオ・・。



長く活動しているから、巧い
長年組んでいるから息ぴったり。
と考えられなくもないのですが、
少なくとも彩文さんは22,3歳のときには既に
驚くような楽曲を放っていた人なので・・
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いかんいかん。
キャリアだけでも10年以上遅れを取っているぞ。
さて、いい刺激を貰ったし、作りかけの曲を完成させるか。
自分の肩書きは「ミュージシャン」ですから！