2.12 生田敬太郎/高円寺:稲生座

2007-02-12 02:32:34 | 



高円寺北口の「稲生座」に初めて行って来ました。

定刻を少しだけ過ぎて20:10・・・・・・・・・・
オープニング・・往年の昭和の名曲をブルース調に換えてのナンバーで、この夜はスタート。
エレキギター1本で、ハープを織り交ぜつつ言葉をひとつ、またひとつ、優しく置くように歌って行きます。。
僕は今まで10数年、色々なライブハウスに足を運びましたが、ブルース系の人が正直苦手だったのです。でも
生田さんには全く違う印象を受けました。それは彼が「ブルースぶって」いるのではなく本当に「ブルースな」
人だからなのかもしれません。またはブルースはあくまでエッセンスのひとつであって、それ以外にJAZZやスタンダードや歌謡曲を永い時間かけて煮込み、自分の味として染み込ませた結果、それを超越してしまっているのかも。


途中から
ギター:石坂カズ さん
ピアノ:柴田エミ さん
が紹介され、サウンド的には何かに例えると・・キャロル・キングの「綴れ織り」「CITY」の時期にような、ウルトラセクシーな雰囲気に変貌したのでした。

第一部の終わりから2曲目に、南正人氏の、あの名曲を奏でた生田さん。 きっと玄人好みなんですね、この曲は。
というのも15,6年前「渋谷APIA」に南正人のライブを観にいったことがあるのですが、店内の「南正人ライブ!」告知ポスターに
忌野清志郎の「僕もライブでカバーしたことがあります」
泉谷しげるの「いつか俺をレコーディングでギターに使ってくれよ!ライブじゃ負けねえぞー」
といったコメントがあった記憶があるのです。というか、我ながらよく覚えてますわそういうこと・・・(笑)

この頃いつも思いますが、ライブハウスで、ワンマンで、途中で休憩入れられるくらいガッツリと
ライブが出来るように、いつかはなりたいものです。

後半はさらに
ドラムス:小関純匡 さん
ベース:マグナム岩切 さん  が紹介され
さらにグルーブ感がステージから、店から溢れ出てしまいそうなサウンドに変貌。

音のバランスが、なんとまあ素晴らしいことか!
PA卓に関しては知識のない自分でも、体でそれを感じました。

新しい日本語詩で解釈された、
アル・グリーンやルイ・アームストロングの曲を
ブルースの味付けとJAZZのパウダーをかけて美味しく頂くように
曲目は進んで行くのでした。

プロに向かって言うのもどうかとは思いますが(汗)、16ビート系のハネ系の曲などで、5人が顔も見合わせず、裏でキメて終わる。ビシっと決まる・・・余程センスがないと出来ないと思うのです。そのポイントで興奮しているのは
自分だけなのでしょうか・・。否、そんなことはないはず(汗ゞ)

22:10、やっぱりあっという間でしたね、この夜も。
今回は曲名がわからない部分もあったのでセットリストは記載しませんが
もっと勉強して、さらっと記載できるようになりたいものです。

ライブ後、持参したアルバム「この暗い時期にも」に
同じく持参した銀色のマジックでサインを入れてもらった僕は、
嬉しさのあまり半笑いのまま高円寺の商店街を、駅に向かって歩いていくのでした。




















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