更新が遅くなって申し訳ありません。3月23日のことです。総合運動場のグラウンドで声をかけられました。自分の住んでいた浜にも、津波に襲われたけれど生き残って、元気に枝を伸ばしている桜があるよと。
翌日早速行ってきました。元市街から南へ向かって1つめの浜、小乗浜です。有りました。
後ろの建物は東北大学農学部の実験所です。2階まで津波が襲い、海岸寄りの建物はすっかり壊れています。
その前にあった小さな公園に植えられていた桜です。完全に一度は津波にのまれた桜です。
たぶん鋳鉄の高い街灯が4つに折れたままで、あたりは海の砂に埋まっています。枝も何カ所かちぎれ、幹に傷もついていますが
昨年伸ばした枝が健在で、たくさんの葉芽が出ています。花芽もついていて、きっと今年はいっぱい花を咲かせてくれるでしょう。
それにしても,自然の生きようとする力には感激します。
この桜も桜守りの会としても大事に見守っていきたいおもいます。
もし、みなさんの周りにこのようなことがあったら、ぜひご連絡下さい。
女川のさくらをみんなで守り育てていきましょう
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