複数回の優勝を経験しているコービー・ブライアントとパウ・ガソルほどになれば、レギュラーシーズンの1勝に歓喜するようなことはない。だが、そんな彼らにとっても2012-13シーズンの初勝利により安堵した部分もあっただろう。
現地時間4日(日)に行われたデトロイト・ピストンズ対ロサンゼルス・レイカーズ戦は、ドワイト・ハワードが28得点、ブライアントが15得点、8アシスト、メッタ・ワールドピースが18得点、ガソルが14得点を記録し、レイカーズが108-79で勝利。
同じく開幕から苦しむピストンズが相手だったとはいえ、第3Qにはリードを最大36点にまで広げる大勝。足を痛めているブライアントがプレイメイカー役となっても問題はなく、マイク・ブラウンHCも終盤は先発5人に休養を与える余裕をみせての初勝利となった。
「他の誰よりもマイクが一安心したと思うよ」とブライアント。
レイカーズはプレシーズンゲームでも全敗を喫し、大注目された中で開幕から3連敗を喫していた。
ガソルは、「そろそろ出血を止めないといけない時だったからね。そのためには勝つ以外に方法が無かったから」、「ようやく緊張から少し解放されるね」と勝利を喜んだ。
今季から導入しているプリンストンオフェンスが機能していないと批判を受けているブラウンHCだが、少しずつ手応えを感じているのだという。
「まだまだ完璧ではないが、ようやくチーム全員が少しは完成形がどういうものになるのか感じられたと思う。まだまだ表面的な部分しか見ていないがね。いずれにしても勝利が必要だった。1勝を挙げるごとに自信がついていく」
敗れたピストンズでは、ジョナス・ジェレブコが18得点、ウィル・バイナムが10得点を記録。レイカーズと同じく、これで開幕から3連敗とした。
ローレンス・フランクHCは、「プレシーズンゲーム未勝利でも、開幕から3連敗としても、彼らがパニックを起こしたとは思えない。彼らは良いチームだ」と語った。
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