今まで外資系企業で長年働き、英語のメールや製品のマニュアル、プレスリリースなども全部英語で読まなくては仕事になりませんでした
5日間朝の6時から夜の9時までのチーム作業(シリコンバレー)辛い時代・・・
しかし、あれから10年以上経って、海外チームでレース活動をするようになった今も自分の英語力には大いに不満があります
その都度思い立って英語教材を買ったり、英語のスクールにも通った時期がありますが、結局一過性でものになっていません。
YOU CAN....CAN NOTだったな
そして、ずっと疑問に感じていた、何故英語をもっと流暢に話せないのだろう・・・
最近になってようやくその答えが見つかりました・・今まではyouTUBEなどの英会話サイトを見たり、ドラマや映画を字幕なしで観て英語を浴びていれば英語が聴き取れるようになるのではないかと思っていました
映画を字幕なしで見ていても、聴き取れるのは単語のみ、フレーズで聴き取れないと意味がわからない・・・
要は音声変化の仕組みを理解した上で発音練習を繰り返すことでようやくネイティブの発音が聴き取れるのです
そこで、過去の自分を振り返って気がついたのは正しく発音する練習をほとんどしていなかったことです、海外に行きチーム内では会話をしていますが、2週間程度でようやく英
語に慣れて来た頃には帰国・・・こんな事の繰り返しでした
【わかり易い英語もある】ーーーイタリア人、ロシア人、スペイン人
ロシアやスペイン、イタリアなどの連中とヨットに乗っていると彼らの英語はアメリカ人が使うネイティブ英語とはかけ離れています。したがってリゲインにも比較的聴き取り易かった、ロシアチームはもっと極端でしたが日常の世間話はロシア語になるので全くお手上げ
10月には英国チームに参加するのでアメリカ英語とは異なりますが、ほとんどネイティブスピーカー達と一緒になるわけです、ヨットの上のクルーワークでは特に支障はないと思います。共通のヨット用語にお互いに目を見れば次の動作を予測できたりするからです。
今年のMiddle Sea Raceは英国のスーパーネーチャン達のOLYMPIA TIGRESSに再び乗ることに
【アフターヨットの世間話が全く聴き取れない】ーーーーーーー皆が笑うと一緒に笑うただのお笑い人形
ただし、アフターレースでバーやレストランに行った際の世間話になると全く聴き取れないようなフレーズがあるのです。
【とっても大切な音声変化】ーーーTOってダって発音するのダ!
しかし、それは聴き取れないのではなく英語の音声変化により実は簡単なフレーズが別の音に聞こえることも原因なのだと最近わかりました、たとえば、英語の前置詞のTOは頻繁に使いますが、実はネイティブが発音すると前後の文字によって4つの音に変化するのです
それは「トゥー、ダ、タ、ア」の4つ
GO TO はネイティブは(ゴー"ダ")と発音しますし、LISTEN TO MUSICは(リス"ナ"ミュージック)全ての会話においてこのような音声変化が起こりかつ早口なので全く違う音に聞こえてしまうのです、
そこで一念発起して英会話教材を買いました、「PRIME ENGLISH」という教材です。この教材の特筆すべき点は音声変化に重点を置いている点、またネイティブの発音をあえてカタカナで記載している点、ネイティブの発音をスロー再生して聴き取りと発音練習ができるようになっている事です。このような教材には今まで出会ったことがありません。
リゲインは暇さえあればComcastを使ってiPhoneで再生したyouTUBE動画をTVにミラーリングして観ています。
実に多くの外人講師や日本人のネイティブスピーカーの動画がアップされていますが、フレーズの紹介などは沢山ありますがネイティブスピーカーの正しい発音方法を詳しく解説している動画はあまり見かけません。
IU-CONNECTのアーサーの動画は見ているだけで面白いので勉強感覚ではなく楽しめます
そこで見つけたのがTVなどでも活躍しているサマー先生の動画です、、日本人が一番苦手なLとRの発音の聴き分け、やWALKとWORKの発音の違い、、WALKはイギリス英語ではほぼ日本人にもわかりやすい「ウォーク」ですがアメリカ英語では「ワーク」になります。
ここでは鬼難しい「GIRLFRIEND」の発音について説明しています。
口を大きくあけて発音する「ワーク」はWALK、口を閉じて口の中で舌を後ろに巻いて発音するのが「WORK」
これらの発音練習をしてみて気がつくことは日本では全くあり得ない発音方法なのです、Rのように舌を巻いたり、Lの発音のように下を前の歯に押し付けたりと行った舌の使い方です
日本語は「あいうえお」ひとつづつの音を比較的平坦に話せばそれっぽくなりますが、英語は必ずイントネーションがどこかにつき、強く発音します、したがって外人さんが日本語を話すとおかしなイントネーションがついてしまうことが多いのもこの為かと思います。
逆に日本人が英語を話す際、これは義務教育における犯罪とも言えるほど間違った発音しか聞かされていません。まず英語教師の発音がネイティブではない、ネイティブが使う音声変化などは全く気にかけずカタカナ英語を教えている、それにグラマー中心の勉強方法は全く無意味、だってネイティブは前置詞なんて省いたり、音声変化で全く違う発音をするのですから・・
発音のせいで全く通じなかった例があります、英国のBARに行って、ビールとオリーブを注文しました(これリゲインの実際の体験)
「ビア アンド オリーブ プリーズ」と言って、ビアは何とか通じるのでブランドを聞かれるだけですが、そのあとの「オリーブ」は何回言っても首をかしげています、発音が決定的に違うのです、あえてカタカナで書くと「オリフス」、フは唇を噛み、最後のスはほとんど聞こえないような音です。最初のオもアが混じったような「アリフス」スッと空気を吐く感じ、、BARの店員に発音を習ってやっと他の店でも通じるように
この経験から、英語は正しい発音を話すこと、これが一番最初に取り組むべき勉強方法、間違った英語学習を長年強要されて来たリゲイン達の世代は大きな時間的な損失を受けており、今になって自己投資しないと英会話はものになりません。
今更勉強?と思うし、決して安い教材ではないので迷いましたが、人間死ぬまで勉強と決意を固め、注文しました。半年後にレビューしますね