山屋敷山荘日記

23年落ちで購入した中古ログハウス(山屋敷山荘)
の四季、山行記録、蝶や花の観察記録を紹介していきます。

 移動の自粛は仕方ないとはいえ

2020-12-30 16:12:08 | 虫日記
新型コロナ感染は政府の思惑とはうらはらにどんどん広がって、年明けには東京で新規感染者が1日1000人を越えるのは間違いないだろう。そもそも、Go toキャンペーンが感染拡大の要因であるというエビデンスはない(と専門家の先生が言っている)と言い続けて感染を広げてきたのはやり方が汚ない。
 そもそも感染症の拡大を防ぐもっとも確実な方法は人が移動しないことだと第一波の流行時に盛んに報道でも言っていたはずだし、だから8割おじさんとかが毎日テレビに出ていた筈だった。ところがGo toの話が出るあたりから8割おじさんは一切テレビに出なくなってしまった。意図的なものを感じないわけにはいかない。
 今回の政府のやり方は専門家の発言の都合の良い部分だけを切り取って、我田引水で利用するという2流マスゴミのやり方と何ら変わるところはない。そもそも患者が増えたから病床をふやすのではなく、患者を増やさないことが優先だろう。諸外国の先例をなぜ他山の石としないのか?日本は特別な国だからああいう風にはならないと思いたかったんだろうけど、それだったら、元寇の時に京都で念仏を唱えて祈っていた公家と変わるところはない。経済はどうでもいいといっているわけではない。リスク管理には優先順位があるということだ。

 暗い年の瀬であるが、年内にその後をアップしておきたい。

11月も中旬になって里山も紅葉真っ盛りになって来た。


いつもの定点観察でも紅葉が見頃になってきた。(11/11)


山荘団地入り口の農家にあるヤマモミジ。花火のようにきれいだ。春はこの樹に並んでいるエドヒガンがやっぱり花火のように咲き誇る。(11/11)

今年中には落葉で道路を汚す山荘のクリの樹やホウノキを伐採する作戦だ。その際でてくる玉切丸太をストックするための薪棚が必要だ。その薪棚は蝶友のH氏の支援で6年ほど前に単管でつくった北側の薪棚以外にない。

北側の薪棚には7年前ほどに森林組合に伐採してもらった敷地内の大木からでた玉切丸太が積んである。当初は毎年ここから丸太を引っ張り出して薪をつくっていく予定だったが、その都度いろいろな方面から薪が別ルートで手にはいり、結局その丸太は手つかずのままになっていた。このままではいずれ腐るな、とおもいつつ手が出せないでいた。今回は、それを解消するためには良い機会だ。


かなり年季が入った玉切丸太が積み上げられた北側の薪棚の東半分。遠目にも一部腐りかけているのがわかる。(11/11)

ここを空にするため、この日から一人で薪割りを開始することにした。ここまで長期間乾燥しておくと斧は使わなくても油圧の剛腕君で何とかなるはずだ。すでに、剛腕君には結構苦労して不足していた油圧用オイルを補充してあるから準備はオーケーだ。


乾ききっている丸太は剛腕君でぱんぱん割れていく。(11/11)

半分腐っているような丸太ももったいないので割ってみましょうと言うことで何本か割っていたとき、驚いた。パカンと割れた丸太の断面からぼろぼろと真っ黒い生き物がこぼれ落ちてきたのだ。わー、なんだ、不気味だ、カミキリムシか?とおもっておそるおそる見ると、驚いたことにクマバチだ。十数匹はいるだろう。ほとんどは地面にこぼれ落ちてしまったがこの時期の寒さのためスローモーション画像の様にゆっくり動いている。


断面に残った3匹のクマバチ。この後調べてみると、クマバチは朽ち木の中で幼虫から成虫にまでなって、さらにとどまることがわかった。まったく知らないことだった。(11/11)

14日の土曜日は夕方山荘にむかう。


途中、標高300m半ばの白沢山系の向こうに夕陽が沈んでまもない時間帯だ。山の端がきれいなラインを見せていた。空と山の比率はこれで良かったかな(11/14)

その晩は一人セリ鍋。セリはスーパーで買うと結構高い。実は空前のセリ鍋ブームで名取のセリ農家は儲かっているだろうなと思っていた。今度、セリ御殿を見に行って見よう。


今日のセリ鍋は根っこも食べることにした。(11/14)

この頃から朝晩はかなり冷え込む。


翌朝、玄関前にあるカラスザンショウもこの朝下りた霜ですっかり萎れている。(11/15)

この日は、11:00からTOTOのショールームに集合することになっていたので10時すぎには一旦山荘をでる。というのも、数ヶ月まえに自宅の風呂場で水漏れが発見されていて、風呂を新しくすることになり、工事時期をどうするか悩んでいた。たまたま近所に住んでいるが息子一家が外国出張中なので、その留守の間に風呂場を借りて工事をする作戦となった。風呂工事に掛かる期間はおよそ2週間でその間は自宅の風呂は使えない。しかし、息子の家は歩いて3分だから息子一家の帰国する前に工事を終わらせてしまえば息子宅の風呂が無理なく使える。と言うことで、急遽息子一家が帰国する前に工事を終わらせることとなり、スケジュールが一気に早まったと言う訳だ。何しろこれまでの自宅の風呂は今はやりのユニットバスではない。古くからのタイル貼り風呂だから解体も容易ではない。タイル貼りの風呂は普通30年も持たないらしいが当家の風呂はよく30年持ったとも言える。

我が家は以前からの傾向で建物でもなんでも仕様を決めるのがやたら早い。TOTOの担当者があまりに早く決めてしまったものだから、本当に宜しいでしょうか、皆様何日も悩まれる方が多いんですけど、心配そうにしている。大丈夫、後で文句は言いませんから、といってあっという間にきめてしまった。


希望の仕様で組み立てた風呂場の模型がこれ。高級できれいな風呂で洗えば身も心もきれいになるわけでもないので、これで十分だ。(11/15)

その後、山荘に戻って北側の丸太の薪割りを続ける。


このように変形してしかも大きい丸太はどうしても剛腕君では割ることが出来ない。(11/15)


この日はここまで丸太割りが進んだ。(11/15)


新しく出来た薪は玄関脇の薪棚に積めなくなって来たので、東側の空の薪棚に積み上げ始めた。(11/15)

この薪棚はウッドデッキ工事中に焚きつけ用薪の臨時置き場として南側敷地に移動してあったものを元の位置に戻した棚である。

西側にあった古い切り株をみると別のキノコが生えていた。例の先輩に尋ねてみたら、クリタケで良いでしょうと。これも食菌である。


クリタケと思われるキノコ。敷地内に結構いろいろキノコが出てくる。(11/15)

18日は例年より1週早くアウトランダーのタイヤ交換を行うことにした。というのも、今年からはGSに依頼しないで、自身でタイヤ交換が出来るように準備を進めてきていたからだ。普通のセダンや軽自動車のタイヤ交換なら簡単に出来るが、SUVのタイヤとなるとアルミホイールでも1輪で20kg以上になるから手で持ち上げてボルトにホイールの穴を通していく作業がなかなか厳しい。そもそも最近はスペアタイヤも積んでいない車も多いのでタイヤ交換用工具も最低限のものしか積んでいないことがけしからん。
 そこで、今回はまずパンタグラフ型の附属のジャッキをまわすため、インパクトドライバーに連結出来るコネクターをネットで購入した。さらに、タイヤリフターもネットで購入し、トルクレンチはイエローハットで購入した。すべて揃えて9,000円くらいだから、一回のタイヤ交換にとられる料金くらいだろう。冬用タイヤはすでに2年落ちの新品のブリザックVRXをタイヤだけネット購入し(4本で3.7万円)作業料金の安い店を探して約7,000円でホイールに組み込んである(バランスもとってある)。


タイヤリフターの構造は単純だがこれで高さの微調整が効くし、中腰の体勢で腰を痛めることもない。当面壊れそうもないのでお買い得といえる。(11/18)


パンタグラフ式ジャッキのまわす部分にコネクターを付けてインパクトドライバーに連結してドンドンまわす。少々音はするが金属棒を突っ込んでやるよりは遙かに効率が良い。(11/18)


タイヤ交換のための4点セット。(11/18)

タイヤリフター、インパクトドライバー、十字型レンチ、それにトルクレンチだ。トルクレンチは110 N・mに合わせてかちかちと締め付けの強さを確認する。本当は専用の油圧ジャッキを買おうかと思ったが、トラックでもやるのでなければこれで十分だろう。


駐車場脇に放置してある息子が子供の頃に乗っていたマウンテンバイク。(11/18)

何とか廃棄したいと思っていたらH氏が金屑を捨てる際に一緒に出すので持ってきてくださいと言ってくれていたので、さびた自転車を近々運ぶことになる。


山荘ガレージ内に吊した干し柿は下の方の柿が黒くなってきて何となく雰囲気が悪くなってきた。矢張り風通しが重要のようだ。(11/21)


7年前に森林組合に伐採してもらった後から敷地内南側に野積みしてある玉切丸太。(11/21)

南側の隣地を入手した以上、土地を連続して使うことになるのでここに半分腐れ掛けた丸太が山積みにしてあるのは好ましくない。12月12日にはクリの樹伐採でM氏、I氏に集まってもらうことになっているので、そのときに手伝ってもらってこの野積みもなんとか処理したい。


この晩は鯖缶チーズの一人鍋。安い。(11/21)


この頃、北側の古い丸太を割ってつくった薪を燃やしているが、その薪には先日のクマバチが住んでいたと思われるような溝が沢山開いている。それでもとりあえず、室内にムシが涌いてくるようなことはなさそうだ。(11/21)


晩秋になると食べられないと思うがきれいなキノコがまた生えてきた。(11/21)


翌日もさらに北側の薪棚の丸太割りを進める。(11/22)


最下層に近い丸太は虫食いと腐りでほとんど土になっている部分もある。(11/22)


よく見ると、向かって左側(西側)の丸太は腐っているものが少ない。日当たりなのか、風通しなのか、樹種の違いなのかわからないが、腐りかけている方から作業を始めたのは正解だった。(11/22)


左側の棚でも特にサクラはほとんど腐っていない。やっぱり薪はサクラがいい。(11/22)


ガレージの干し柿の下層はさらに黒化してきた。まずい。(11/22)


剛腕君で一人黙々と丸太割りを続けた結果この日までには北側薪棚の東側半分を空にすることが出来た。(11/25)

後半、下層になってくると腐って使えない丸太が続出したので相当廃棄することになった。


腐った丸太の廃棄状況。土に返るまでこのまま放置。(11/25)


変形、節あり、大型の丸太は剛腕君では処理できないので悩んだあげく、久しぶりにくさび形手動薪割り器に登場してもらった。これで何とかいくつかに割ることができた。あとは、チェーンソーなどでカット。(11/25)


この塊から出た薪は積み上げにくい形なのですぐに薪ストーブでも燃やすことにしてウッドデッキで保管。(11/25)


ガレージの干し柿最下段は完全にカビ出てきた。予想通りに黴びるなー。(11/25)


さすがに全滅を避けるべく、この段階で2階のバルコニーに移動することにした。(11/25)

この日は午後からピアノ運送業者に立ち会うことになっていた。30年近く使っていない当家のアップライトピアノを息子宅に移動して孫が練習したいというのだ。もちろん使っていないのだからこちらも部屋が広くなし、ウエルカムだった。それで、調律師に来てもらい、まずピアノが使えるのか診断してもらったところ、使えるというので、ならば移動と調律をたのむと発注しておいたのだ。それで、まずは専門業者による移動がこの日だった。


アップライトピアノで240kgあるようだが幅広の布製バンドで両端を2人で持ち上げる。片側120kgを持って移動することになるがたいしたものである。(11/25)


ガラス戸を外して窓枠を開放しておいてから、バルコニーに一旦ピアノをおろす。その後、クレーンで吊れるようにはやり布製のバンドをまわして牽引し始める。(11/25)


長い腕のクレーンで吊して駐車場を目指して下ろしていく。(11/25)


地面に下ろしてからは台車に乗っけてトラックに積み込む。(11/25)


息子宅ではまた2人で両端を抱えて玄関から入る。(11/25)


リビングにはそのままでは入らず、立てて入れることにした。(11/25)


その後、立てたものをもどす。(11/25)


これで、移動完了。専用クレーン車で3人やってきて、合計45分の作業、これで5万円也。専門家集団であること思えば納得の料金か。(11/25)

12月に入り、2日は調律師が前回下見の際にはずして行ったピアノの中味を修理して持ってきた。立ち会った上で、中味を元に戻してその後調律をはじめて終わるまでに2時間か掛かった。


ピアノの中味は木材と金属と綿製の糸で出来ているらしい。糸は消耗品らしくどうしても劣化する。(12/2)


構造はよくわからないが鍵盤の数だけユニットがあるので修理に手間が掛かるは仕方ないだろう。(11/25)

事前の修理と当日の調律作業を入れて約10万円。移動と違って力は使わないが専門家の作業には違いないので仕方ないか。それにしても、今後、新しく産まれる子供の数が80万人時代になってくるのだから調律師も飯食えるかな、なんと余計な心配をしてしまう。

午後は、12/5から自宅風呂場の工事が始まるというので駐車場の掃除に取りかかる。というのも駐車場の奥に、工事で出るコンクリートゴミなどを保管するゴミ箱と作業員用の仮設トイレを設置させてほしいというのでそれまでに駐車場の奥を片付けておく必要があったからだ。

春先の外壁塗装に際してサンルーム周りにあった多くの鉢植えを駐車場奥に移動してそのままになっていたのでまずはそれを動かす必要がある。


これらの鉢とH氏に廃棄をお願いする自転車を軽トラに積み込む。あらかじめ金屑屋にとって不要な自転車のタイヤのゴム部分は外してある。(12/2)

自宅には団地内でも多くの庭木があるので落葉は何年分ともなるとかなりの量になる。


積み重なった落葉も10cm以上の厚さの部分があって、深層部は腐葉土になっている。(12/2)


深層部で土になった部分には生け垣の根っこが入り込んでいたが、無理張り引きちぎってスコップまでつかって漸くきれいになった。(12/2)


駐車場の奥の壁に沿ってすべて落ち葉を取り除いてさらにきれいになった。これで準備完了。(12/2)


軽トラで山荘に運んだ鉢は取りあえず一時避難場所として新装なったウッドデッキの下に保管する。(12/2)


10日後は伐採になるが、伐採予定の4本、左からクリ、ホウノキ、クリ、カエデ系が見えている。(12/2)


これらの樹の落葉の量が半端でないことは道路脇に掃き集めた枯れ葉のボリュームでよくわかる。(12/2)

自宅風呂場の工事は5日には養生などの準備、7日から本格的に始まった。


まずはタイルを剥がし始める。(12/7)

干し柿も自宅で干していたものはすっかり出来あがっていて、かなり固くなっている。

見た目どおりかなり固い、しかし甘みは相当なものだ。昔の人が甘み調味料に使ったのも納得。(12/9)


風呂工事もさらに進む。(12/9)


翌日には新しい窓がついた。ツーバイフォー工法であることがよくわかる。当時はわからなかったが基礎の上の角材は3寸角だった。(12/10)


底にはコンクリートが入り始めた。(12/10)


外壁も壊したが、コンパネが水漏れで湿気ていたようであたらしいものが貼られていた。やはりタイル風呂の限界か。(12/12)

午後は山荘にM氏、I氏があつまり忘年伐採大会だ。


I氏が持ってきたコード式電動チェーンソーも使ってクリの樹を根本から切る。(12/12)


倒した後は枝を落として薪に利用できるものは空になった北側薪棚に運ぶ。(12/12)


入り口のセンサーライトを取り付けてあるカエデ系の樹もセンサーライトより上部は切り落とす。(12/12)


若い方のクリの樹の年輪を見ると精々10本だから、やはりクリの樹は成長が早いことがよくわかる。(12/12)


古い方のクリの樹の年輪も20年強か。100年以上の樹齢のクリの樹の大きさが想像される。(12/12)

以前は伐採した樹の断面にすぐさま除草剤の原液を塗って、ヒコバエが出てこない処理をしていたのだが、どうも土壌に除草剤が入り込んでしまう可能性が否定できず、累代飼育などの際には食草に悪影響を与える(幼虫が途中で死んでしまう)かもしれないと思っていた。従って、今回は除草剤を断面に塗らないことにした。毎年でてきたヒコバエを剪定すれば良いだけの話である。


今回伐採して出てきた薪を積んだ北側の薪棚。たったこれだけである。これまで積んであった丸太が如何に大きかったかがわかる。(12/12)


4本の伐採が済んですっかり明るくなった。(12/12)

伐採が済んだら、今度は懸案だった南側の野積みの丸太の処理を行った。腐っておらず使えそうな丸太は北側の薪棚に運び、それ以外は敷地の西側境界に廃棄として積み上げた。


野積みに被せてあった雨よけのゴムシートなどはいずれ使えるということで、ウッドデッキの下に丸めて収納した。(12/12)


これで懸案の南側野積み丸太が撤去された。といっても大半が腐っていたので脇に積み直しただけに見えなくもない。(12/12)

その晩は忘年会となった。鍋は家政婦の志麻さんが紹介していた梅肉を使ったシャブシャブ鍋。さっぱりしているのでいくらでも食べられる。


翌日は自宅のユキヤナギが紅葉真っ盛りだった。ユキヤナギは確かに12月に紅葉する。(12/13)


風呂場工事もユニットバスを入れる前の内張が始まった。(12/13)


翌日はさらに内張が広がった。(12/14)


その後、1616規格のユニットバスがはいって完成予定の前日までにここまできた。(12/18)


この頃から寒波になって自宅に今年初めてかなりの雪が降って積雪となった。(12/18)

翌日からは約束通り二週間の工期で自宅風呂が使えるようになった。息子一家が帰国するのが2日後だから滑り込みセーフだった。

その晩は妻が友人とリモート忘年会をやるため和食の弁当を注文するというので一緒に注文してもらいそれをもって山荘泊まりとなった。


これで3,000円の和食弁当だけど、どうでしょう?2,000円ならわかるが。(12/19)


この晩から雪が降り続いた。山荘でも数年ぶりの大量降雪となった。(12/19)


ガレージの屋根は傾斜がないので雪が自然落下しない。雪下ろししないと潰れてしまわないかちょっと心配になる。(12/19)


山荘前の道路にもガンガン雪が降っている。(12/19)


翌朝は雪の勢いが収まったが、おそらくこのときがこの年それまでで最高積雪になった。(12/20)

自宅に戻って虫小屋の屋根を外していなかったことに気がついた。例年、勤労感謝の日にタイヤ交換と虫小屋の屋根外しをやることを恒例にしていたのだが、タイヤ交換を1週早めてやってしまったので、すっかりすべて終わったつもりになってしまっていたのだ。このときの雪はかなり重いのでもしかして天井が落ちてしまったかと慌てて確認した。


幸いなんとか天井は持ちこたえていたが、中央部分の横に渡してあるアルミの板はかなり湾曲していた。危なかったが、何とか大丈夫だったので慌てて、雪下ろしを行った。(12/20)

12/21には息子一家が帰国する予定だったので、そこの駐車場に長らく置いておいた軽トラを数日前には自宅の縦列駐車場に回収しておいた。そうなると軽トラが邪魔でアウトランダーの充電が出来なくなるので燃費が悪くなる。そこで、風呂場工事のゴミ箱と仮設トイレが撤去されるのを待って軽トラをメイン駐車場の奥に横向きに移動した。以前、バモスの時もこのようにして4台を入れておいたことがあるから問題なしだ。


軽トラを敷地の角地ぎりぎりに幅寄せして駐車するのは思った以上に大変だ。何しろ軽トラにはパワステがない。腕のパワーが付いてしまった。(12/23)


山荘では今回の大雪でガレージ西側の壁沿いに積んでいたヒノキの丸太が雪の重さで倒れてしまっている。雪が少なくなったら、まだまだ空きのある北側の薪棚に移しておこう。(12/23)


東側の薪棚はこの春ガルバ鋼板で葺いた急斜面の屋根から落ちてきた大量の雪で薪を取りにいくことができなくなっている。(12/23)


翌日はクリスマスケーキを食べる。やっぱり日本のケーキは芸術品だ。このケーキはずんだ味ではなく抹茶味だが実にうまかった。(12/24)

25日は幹部職員の退職に伴い10ヶ月ぶりに街で送別会を行った。職場の人間だけでしかも4人、完全個室を確保しての送別会だ。10ヶ月ぶりにタクシーに乗ってみた。こちらは菅首相とちがって8人ではないし、しかも意味のある会だ。杉良太郎、みのもんた、王貞治あたりと高級ステーキを8人で食べる意味はまったくわからない。総理はあまり重要に思っていないかもしれないが、いくら反省しても一生信頼は回復できないだろう。それくらいアウトの行動だった。
番頭さんの行動なら許容されてもトップの行動だとアウトということだと思う。


久しぶりの刺身盛り合わせ。10ヶ月ぶりだ。(12/25)

翌日は今年最後の山荘泊まりになった。年末には再度、掃除と洗濯物の回収に来る。


マックスの頃に比べると大分雪も解けてきた。(12/26)


この日はふるさと納税の返礼品でもらった焼き鳥セットをたべる。冷凍品を前日から解凍しておいた。(12/26)


一人鍋は水餃子、煮卵、豚バラ肉、豆腐の水炊き風。(12/26)


焼き鳥は薪ストーブの上でアルミホイルを敷いて焼いた。(12/26)


この晩はまた雪が降っていたが30日の寒波再襲来までは比較的暖かい日が続くことになった。(12/26)


翌朝は東側の薪棚脇に道をつけて薪が取れるようにした。(12/27)


西側は屋外物置があるので大量の雪が大屋根から落ちたら壊れてしまったのでは、と心配になり確認したところ、セーフ。(12/27)


大晦日に向けてまだ年内は4日残しているが、空は明るい。(12/27)

結局、今回はムシの話題も出てこなかった。どうしても移動の自粛があるので出かける機会を失いやすい。実はH氏と12月上旬には陸中に越冬幼虫探しに行こうかと算段していたのだが私が少々体調を崩したこともあって寒波が来る前に実行出来なくなってしまった。来年はコロナ収束が実現し、自由に移動できる明るい社会が戻ってほしいと心から願っている。