山屋敷山荘日記

23年落ちで購入した中古ログハウス(山屋敷山荘)
の四季、山行記録、蝶や花の観察記録を紹介していきます。

3年連続、穏やかな年明けを迎える

2019-01-08 14:47:36 | 山荘日記
 アッと言う間に年が明けて平成最後の新年となった。結局、例年のごとく12月は仕事、年賀状などに追われてしまうので、大晦日に更新はできない。通常、大晦日の朝に年賀状を書き終わって中央郵便局に投函しにいくので、この段階で疲労困憊で、もはやブログがどうのこうのという気力もなくなっている。ということで例によって年明け更新になる。

例年なら勤労感謝の日に行っている(冬タイヤ交換もこの日)虫小屋の天井外しをすっかり忘れていた。12月8日にあまりに天気がいいので思いだして行った。


天井のステンレスネットには枯れ葉が少々あるがアルミサッシとステンレスネットなので物理的に壊さない限り、錆ないので何年でも持つ。(12/8)


天井を構成する4枚の網戸はこのネジ2本で留めているがなくても大丈夫なくらいしっかり嵌っている。(12/8)


天井を外した後は 12月にしては贅沢なくらいの青空が気持ちいい。(12/8)


ふっとみると、ユキヤナギの紅葉の真っ最中だった。赤く見えるのはブルーベリーの紅葉である。(12/8)


その晩は山荘で比内地鶏ダシを使ったきりたんぽ風一人鍋。(12/8)


平成 30年は山荘でも11月には結局初雪が降らなかった。珍しいことだった。それでも、漸く12月8日の晩から初雪が降り出した。(12/8)


それほどは積らないと思うが。(12/8)


翌日、目を覚ますと思いの外の積雪だった。(12/9)


薪棚の上に積もった分をみると20cm弱というところか?この位だとほとんど苦にならない積雪である。(12/9)


ポストの上に積もった分でみても、そんなところだろう。(12/9)

自宅の方では近所にある息子の家のお隣さんから息子の家の屋外水道が出しっぱなしになっていたので止めておきましたとの連絡が入った。9月から海外出張しているので、長期不在にしている家だが、いたずらしたくなる人種がいるらしい。


針金で蛇口を縛ろうかと思ったが、それでは芸がない。(12/15)


一番楽な方法ということでコックハンドルを外してしまった。これが最も簡単だろう。(12/15)

その日は冬期シーズンに入ったと言う事で蕃山に登った。ほとんど雪もなく快調に登って35分で頂上の開山堂に到着。ふっと気がつくと、大震災で倒れっぱなしになっていた石灯籠が元の位置に戻っていた。平成30年の春までは7年間倒れっぱなしだったから、元に戻すのに7年半かかったと言うことになる。ついでに、壊れて倒れていた石碑も立っているが、修復方法は少々難有りだ。


石灯籠は7年半ぶりに立ち上がった。(12/15)


石碑は立つには立ったがコンクリートでの欠損修復があまりに雑ではないか。(12/15)

この時期に登山道にもほとんど雪がないことは珍しいが、どんどん歩いて合計1時間程で登り口まで下りてきた。


登り口にある絶対枯れることのない清水。震災の時は、この水をポリタンクで汲んで断水中にトイレの雑用水として使っていたことを思い出した。あれから7年半たったんだと改めて思う。(12/15)


その晩は山荘でブリシャブ+牡蠣シャブと豪勢に。(12/15)


前週に積もった雪もかなり解けてきて、大分少なくなった。これくらいのままで行ってくれると楽なんだが。(12/16)


12月も半ばだというのに、道路に雪がないのは素晴らしい。路上に置いてある袋は何時も野菜をもらう知人の畑に提供するための薪ストーブから出た灰。(12/16)

次週23日は山荘の忘年会となった。いつものM氏、I氏のほか宗教民俗学者のS氏を招待することになった。11月下旬から12月上旬に掛けてM氏が歩きお遍路に出掛けて27番札所まで歩いてきたのでその報告を兼ねる予定になっている。忘年会は夕方から始まるので、午後は山荘でちょっと作業をこなした。長すぎたり、変形していたりで薪ストーブにそのまま入りきらない廃材などを電動ノコギリでカットしておく作業を行った。


不揃いの廃材などを必要に応じてカット。その晩のストーブ焚きに備える。(12/23)


次の日はクリスマスイブだというのに、前回降った雪はほとんど消えている。(12/23)


道路もまるで晩秋の粧い。(12/23)


ガレージも掃除していないから、枯れ草が入り込んでしまっている。(12/23)


年末でもあるので、しっかり竹箒で掃いておく。(12/23)

その晩はM氏が魚屋から買ってきた天然ぶりでブリシャブをやって大盛会となった。S氏は来年度から日本民俗学学会の会長になるらしい。偉くなったものです。

翌日のクリスマスイブは孫連中が日本にいないので静かに旨いものを食べるだけとなった。


鳥取県の某自治体にふるさと納税して送られて来た松葉ガニがメインディッシュ。これで1万5千円分相当はなかなか分からないが、旨いのは確かである。(12/24)

年末最後の週は仕事に追われてあっという間に大晦日になってしまった。何とか朝に年賀状を投函し、新年を迎える準備を山荘でもすることにした。


HCで買ってきた室内飾り。今年はちょっと雰囲気を変えてみた。(12/31)


玄関飾りは昨年よりはちょっとだけ値が張った。(12/31)


この破魔矢も年明けには交換になる。(12/31)


その後少し降雪があったが積雪もこんな程度だからたいした事はない。(12/31)


恒例のカマドウマトラップの交換。今年は一年間でこれだけ掛かったが、前の年よりは大物が少ないようだ。(12/31)


新品のトラップを仕掛けて新年を迎える準備とする。(12/31)


そろそろ夕方だというのに氷柱もないほど穏やかな気温で年を越すことになりそうである。(12/31)

元旦は、予定通り新潟の実家で一人暮らししている父を娘2人とともに新幹線を利用して日帰りで尋ねてきた。間もなく95歳になるが耳が少々遠いことを除けば元気なので有り難いことである。


翌日は、新潟風雑煮を自作したが新巻鮭を買っていなかったので、ヨークベニマルの切り身の鮭ではなかなかコクが出ない。(1/2)

初詣は山荘近くの秋保神社に行くのだが、最近やたら人気が出て混雑する。そこで2,3日の箱根駅伝を見終わってから、3日の午後に行ってみた。それでもかなりの人出である。


参道は奉納された勝負の神の幟で埋め尽くされている。どんどん増えている。一体一本いくらで奉納しているのか?(1/3)


山門には羽生弓弦選手の金メダルを祝う垂れ幕が。(1/3)

結局、羽生弓弦選手が優勝祈願に来てから流行りだしたこの神社は震災直後こそは寂れていたのだが、羽生選手の祈願以来ここ数年は破竹の勢いで人気上昇中である。ネット情報は有り難い。


摂社の脇まで奉納の幟で埋まってきた。(1/3)


敷地周辺の道路も全て幟で埋まってきた。来年辺りは幟を立てる場所がないのでは?と心配になる。(1/3)


これでは神社ももうかる筈である.今年の破魔矢を社務所で購入したが、巫女さんは4名に増えていた。


儲かっている証拠にあたらしく和楽殿なる建物が新築されていた。世の中突然リッチになるとは、こういうことかな。(1/3)


山荘にもどって破魔矢を交換する。新しい破魔矢は神社の紙袋なしになった。(1/3)


年末に山荘から自宅に持ち帰って洗濯してきたタオルやパジャマ。数ヶ月に一回は洗濯することにしている。(1/3)


新年でこの雪の少なさと青空はさすがにここ数年でも最高だと思う。(1/3)


ガレージの屋根の雪が氷柱とともにせり出している。(1/3)


昨年の二の舞はごめんなので早速ベニヤ板で裏口のドアガラスをプロテクトしておいた。割れたガラスのまま年を越えてしまったが山荘のはめ殺し窓と違って実害はないのでそのうち直せばいいだろう。(1/3)

5日は山荘で年を越してしまった作業を行った。実はM氏が一昨年新築した際に庭から出てきた薪材を秋に薪棚に積んでいってくれたのだが、どうも薪ストーブに入らない長さのものがかなりあることがわかっていた。その確認とカット作業である。


手前の薪棚の上層部分が問題の薪である。(1/5)


調べてみると確かに50cm以上のものがかなり観察される。これはそのままでは斜めにしてもストーブに入らない。(1/5)


細い枝は焚きつけ用に束のまま雪の吹き込まないウッドデッキ部分に積み上げる。(1/5)


太い薪で長いものを電動ノコギリでどんどん切るが何しろ本数が多いのでノコギリのスイッチを握っているうちに握力が落ちてきて連続作業ができない位だ。(1/5)


切り落とした断端の短い方は室内の段ボールに積み上げる。(1/5)


長い方は玄関脇の薪棚に積み上げた。(1/5)


その結果、M氏がもって来てくれた薪もそのまま使えるものだけが残って大分減った。(1/5)


今の時期でこの雪は少ないが、これが根雪になるかどうかは1月中旬から下旬の積雪量如何になりそうだ。願わくば、今年も小雪であることを。(1/5)