春分の日も過ぎて、すっかり春めいてきたが、毎年のことながら今の時期は仕事がとにかく忙しい。と言うわけで、いくつかの出来事をまとめてブログアップすることにする。
まずは、ネズミ掃討作戦の経過。前回プロ仕様ではない粘着シートを使用したところ、餌だけだべられて逃げられてしまうと言う失態を犯したため、3つの逆襲作戦を展開することにした。
まずは、プロ仕様の粘着シートの効果について。新聞紙を敷いてから、5枚の粘着紙シートをセットしておき、中心部分にクルミを餌としておいた。翌週来てみるとついにネズミをゲット。ついにやった。粘着剤で動けず、すでに絶命したネズミ。やはり糞のサイズから想像したようにハツカネズミに間違いない。
もう一匹別のシートにて捕捉。やはりすでに絶命していた。
次に、プロ仕様の殺鼠剤「デスモア」の効果。この手の殺鼠剤はまずはネズミが食べないと意味がないので、袋タイプからトレータイプに変更して、しかも毒々しい紫色の殺鼠剤に大好物のゴマをたっぷり混ぜてキッチン周りに設置しておいた。流しのコーナーに置いてあった殺鼠剤のトレーはほとんどすべてからになって、その周りにごまの殻と糞が区別できない感じで散らばっていた。何匹のネズミが食べたのか分からないが、少なくとも複数のネズミであることは間違いない。何しろ、この殺鼠剤はアース製薬では過去最高の殺鼠能力で一口でも食べれば必殺の効果を持っている。食べたネズミはすべて死に至った筈である。
トレーはごまを残して殺鼠剤はにほぼ食いきっている。やっぱりゴマ混入の効果は大だ。相当数のネズミが集まってきたと見えて、かなりの糞が散らばっている。
リビングの窓際の床に小さいネズミが死んでいた。最初に網膜出血を起こすので、視力障害をおこして明るい方に集まってくるため、窓際に出てきて死んだものと思われる。粘着シートにかかったネズミも含めて写真は撮ったのだが手違いで削除してしまったでのアップできずに残念。
しかし、これだけではまだ安心できないので、デスモア第2ラウンドを設置。その翌週にチェックしたところほぼゴマとともに全部食べていた。これでおおよそはやっつけたと思うがさらにキッチン周りに第3、第4のデスモアトレータイプをセットしてとりあえずデスモア作戦はこれで終了。実はその次の週には餌は食べていないことが判明したが、ほぼ殺鼠剤でネズミがいなくなったのか、それともネズミが賢くなったのか、それは今の所は不明。
デスモア第2弾(3/13)。殺鼠剤は一週後にすべて食べられていることを確認。
デスモア第3弾、第4弾を設置。これはその後食べられたことを確認できていない。
この段階で超音波、電磁波による忌避機器を取り付けることにした。設置に先立ち、すべてのキッチン周りの糞、ゴマの食べ残しをダイソンで吸引し、新たにネズミが出現すれば新しい糞を検出することで残存ネズミの活動を確認できるようにした。忌避機器設置作戦が有効かどうかは分からないが、とにかくやらないよりはましだろう。3,000円以上はするのだが、確かに効き目は少々眉唾。
ここまでやってきてこちら側の逆襲作戦は一区切りつくが、そう簡単にネズミ族を完全に一掃できるとも思えないので、とりあえず、戦いが続くことを前提として、食器乾燥機も購入することにした。と言うのも先日、キッチン脇においてある食器を入れる水切り容器の上に掛けてあるふきんにネズミの糞を発見して愕然としたことがあったためだ。さすがに食器の周りをうろうろされては飯も食えない。ということで、食器乾燥機で食器を乾燥させたあと、原則としてすべての食器を食器棚の引き出しにしまうことにした。これならどうやってもネズミは食器に近づけない。
アマゾンから購入した象印の食器乾燥機。丁度、冷蔵庫の上に乗っかるサイズでかなりの量の食器が入る。使用電力は330W。価格も定価の1/3くらいの9,000円位で入手できた。
食器はこの食器棚の引き出し部分に入れることに。
実際はこんな感じで食器が入る。これで食器とネズミの接触は絶たれるし、冷蔵庫に食べ物を入れておけば、表面上はネズミがいたとしても人間と共生可能かな?
本当はネズミの進入口を見つけてそこをふさいでしまう必要もあるのだが、とりあえずこちら側の逆襲ここまでとして一旦様子を見ることにしよう。
さて、ガレージ建計画の流れだが、蝶友のH氏の全面的サポートもあり、雪解け次第工事を開始する運びとなった。まずは、3/13の夕方に現地に集合して工事開始前の最終確認。ところが、そこでまずいことが発覚。何と床に当たる部分にマンホールがあったのだ、調べて見ると、どうやら下水溝の枡部分の様だ。道路から高さの差がかなりあるので、この枡部分をガレージの床に取り込むにはどうしても枡の上部を切り取って低くする必要がある。これは予想外の展開。一気にユンボで土を掘りだしてしまうつもりだったが、余計な作業が必要になった。但し、管はかなり深いところを通っているようなのでこのくらいの土の掘り出しでは壊すことはなさそう。そのほか、水道管の走行も確認したがなんとかガレージ部分は引っかからない模様。
その後、H氏の個人用小型ユンボで土の掘り出しが始まったのだが、次なる問題が発覚。一昨年に伐採したコナラの大木の根っこ部分が2カ所ガレージの床面に含まれることが分かった。片方は切り株の直径が40cmくらいもあって半端でなく地中に根を広げている。3/21の朝にH氏が作業をしてくれている現場に行ってみたが、この切り株はちょっと厳しい。小さい方はその日夕方行ってみたら、H氏が自分のユンボで掘りおこしてくれていた。はやり大きい方は下水管など傷つけける可能性もあるので慎重に根っこを切りながら掘りおこしていく以外にない。助っ人とチェーンソーも動員して削りながらはずして行く作戦だとのこと。思った以上に手間暇がかかる作業になってしまい恐縮している。
とにかく、土を削って、砂利を敷いて、生コンを流して土台ができるまでが大変そうだが、そこから先はどんどん進められるようなので、よろしくお願いしたいと思う。竣工は何時ごろになるかまだ分からないが、4月になればH氏も虫が忙しくなるので、時間を見つけての作業になるだろう。
土の掘り出しが始まったガレージ建設予定区域。H氏の小型ユンボが常駐となった。
床面部分に入ってくる下水溝の枡。この枡を20cm位は低くする必要がある。
大きい方の切り株。小さいユンボではびくともしない。
小さい方の隣接地に接した切り株はH氏が時間を掛けて掘りおこしてくれた。それでも結構大きい。
すっかり雪が消えて春らしくなった玄関へのアプローチ。フキノトウが1個だけ顔を出していた。
本日(3/22)午後は宇都宮の蝶友Y氏から電話がはいり、自宅で越冬させていたギフチョウの♂が羽化したとのこと。当家は先週日曜日に屋外に出してある越冬卵、幼虫、蛹などをすべて冷蔵庫に取り込んである。宇都宮ではウスバサイシンが芽吹いたようだが、こっちはまだ2週はかかるだろう。本日は格納してあった虫小屋の屋根を取り付け、チョウセンアカシジミ用のトネリコの鉢植えなどを手入れして、春を迎える準備を行った。
屋根部分の網戸をとりつけた虫小屋。
ちょっと整理した虫小屋の中身。
ツメレンゲのロゼットも緑色になって来た。
ユキヤナギは3/21で芽がここまでふくらんでいる。
当家の梅は3/21でまだつぼみだが、南の方では鹿児島と名古屋でソメイヨシノの開花宣言がなされた、いよいよ蝶のシーズンに入っていく。