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Soliloquies-Hitorigoto

日々感じたことを気の向くままに書き綴ります。

真夏

2013-08-18 | 日記
気が付けば8月も半ば。
あっという間に夏も終わってしまいそうです。



水曜日、SPYAIR真夏の3番勝負の二日目、グッドモーニングアメリカとのツーマンライブに行ってきました。
熱くなるし、ぐっとくるし、かっこよかったです。

「ここから、みんなが手を叩いたり振ったりしてるの見てるとさー、
なんか俺にやっとしちゃうんだよね、へへっ」って言ってたけど。
ほんとに気持ちよさそうに、楽しそうに嬉しそうに歌うから、私もますます楽しくなりました。



金曜日には、キャラメルボックスの「雨と夢のあとに」を観てきました。
ロビーでDVDとかポストカードとか売られていて、ちょっとびっくりしました。

幽霊になったのに自分が気づかなくて、見える人と見えない人がいて…
そういうの演劇でやると面白いな、と思いました。
観客には幽霊役の人はもちろん見えてるけど、Aさんには見えてなくてBさんには見えてる、みたいなのを
Aさんの演技によって想像力で補いながら舞台を観ているわけで。

父から娘への愛情、とか、友人同士の固い絆、とか、
観客はそれぞれの色んな観点から感動してるんだろうなーと思いました。
前、横、後ろから、すすり泣きがいっぱい聞こえてきていました。

私は、「淋しいだろうから一緒に行ってあげて?」っていう娘から父親への愛情、かな。
ふーん、ここも他の人にとっては泣きポイントなのね、とか頭半分冷静に思いつつ、
もう半分でしっかりうるうるしてきました。

わけわかんないけどなんか痺れる(褒め言葉よ!)ってのも好きだけど、
目の前でお話が展開されるのも演劇の醍醐味よね。
やっぱり、気になったら観に行って損はないな、って思いました。

G1 CLIMAX 23

2013-08-11 | 日記


新日本プロレスのG1CLIMAX23@両国国技館を観戦してきました。

20名の選手がAB二つのフロックに分かれてシングル総当たり戦、
勝ち点の多かった選手が各ブロック代表になり優勝決定戦を行う、という
1週間超に及ぶ大会の最終日。

試合前の選手紹介VTRの時から、拍手とどよめきで熱気が凄かったです。

まずはBブロックの公式戦から。

☆第1試合 ○永田 VS 裕二郎×
 エロキャラの裕二郎から、Gカップアイドル2人を連れてリングイン。
 永田さんが勝って、勝ち点10。

☆第2試合 ○矢野 VS 鈴木みのる×
 おちょくりキャラの矢野通と、悪党キャラの鈴木みのる。
 この2人の試合ってどんなになるんだろうーと思っていたら、
 割とみのるペースの試合だった気がしました。
 これで鈴木みのるは勝ち点10のまま。

☆第3試合 ×中邑真輔 VS ベンジャミン○
 

 「ドナルドも実は必死」Tシャツ着て中邑さん応援してたけど、負けちゃった…
 でも、2年ぶり?に生で観て楽しかったです。
 最高にたぎってた!
 これで中邑もベンジャミンも勝ち点10点。

☆第4試合 ○内藤 VS カール・アンダーソン×
 内藤さん怪我明けだけど頑張って欲しいなーと思いつつ、
 中邑の優勝決定戦進出の可能性について考えてたから、
 あんまりこの試合の記憶がない…
 これで、内藤もアンダーソンも勝ち点10点。

★Bブロックは10人(うち1人は怪我で途中欠場)中6人が10点で並ぶ大混戦。
 結局、他の同点の選手全員に勝っている内藤選手が優勝決定戦進出。

ここからAブロック公式戦。

☆第5試合 ○ランス・アーチャー VS デイビーボーイ・スミスJr ×
 これで、デイビーボーイ・スミスJrが10点のまま。

☆第6試合 ×真壁刀義 VS プリンス・デヴィッド○
 だって、シングル戦っていうか、2対1だったもん。
 途中でレフェリーふっとばして無法地帯だったし。
 これで真壁もデヴィッドも10点。

☆第7試合 ○小島 VS オカダ・カズチカ ×




前から礼儀正しくてすきだったけど、最近Twitterでフォローしてから、
ソフトクリーム食べようか悩むとことか、娘との話とか、微笑ましくてますます応援したくなりました。
だからどうせ敗退は決まってたけど勝ってくれて嬉しい!
でもやっぱり、オカダもかっこいいー
IWGP王者のオカダも9点で敗退決定だけど、最後小島がベルト挑戦アピールしてたから今後が楽しみです。

☆第8試合 ○棚橋 VS 柴田勝頼×


これで勝った方が決定戦進出という試合。
見た目からして対照的な、華やかな棚橋とストイックな柴田。
棚橋のショー的な部分も好きだし、それが今の新日人気にもつながってると思う。
もちろん裏にはストイックな練習とかがあるとは思うし。
でも柴田の、この一切の無駄を省いたようなコスチュームも肉体美もステキ。
なのでもう、どっちも応援しちゃってました。
激闘を期待してたけど、柴田がgo2sleep(盟友KENTAの技!!)決めようとしたところで、
棚橋が体制入れ替えて丸め込んでスリーカウント。
これで棚橋11点。決定戦あるから早めに勝負付けたかったのもわかるけど、
ぶーぶー(><)と騒いでしまいました。
柴田も、何度も拳でマット叩いて悔しそうでした。


★Aブロックは、棚橋が引き分け1(10日オカダ戦)のおかげで、11点で決勝戦進出。

☆第9試合 飯伏・曙・○桜庭 VS YOSHI-HASHI・飯塚・石井×
スペシャルタッグマッチ。
もともと組まれていたタッグ戦に、対戦相手が欠場した飯伏と石井も参戦。
飯塚の野上アナ襲撃からスタート。
国技館でこんな形で曙が見れるとは、ね。
シングル戦ではなかったけど、飯伏のムーンサルトが見れたから満足です。

☆第10試合 ○内藤 VS 棚橋×


優勝決定戦。
ひたすらひたすら内藤の膝を攻める棚橋。
もう立てないくらい痛そうで、これでもかってくらい攻め込まれてるのに、
何度も返して、最後怒涛の攻めで内藤勝利!



「誰に何を言われようと構わない。俺の夢は変わらない。新日本プロレスの主役はオレだ。」



はああー楽しかった!!
またこれが3Dで見れるのも楽しみ☆

アートコレクション展

2013-08-10 | 日記


ホテルオークラ東京で開催中のチャリティーイベント「第19回秘蔵の名品アートコレクション展」
8日の夜にそのブロガーナイトが開催されたので参加してきました。

「モネ ユトリロ 佐伯と日仏絵画の巨匠たち―フランスの美しき街と村のなかで―」というタイトルですが、
モネなんとなくは知っているものの、ユトリロと佐伯は正直名前すら知らなくて…。
ただ、ちらしとかポスターのトリコロールカラーのイラストが可愛くて、
これはちゃんと観にいってみたいなぁと思っていたところ、
ギャラリートーク付きで閉館後にゆっくり観れる!ということで参加してみました。

監修補佐の熊澤弘さんによるギャラリートークは、それぞれの作品の解説はもちろん、
パリと近郊の村々に焦点を当てるという切り口での展示に至った経緯なども聞けて楽しかったです。



展覧会は全5章構成。
特に興味深かったのは、第3章「パリ―ユトリロと佐伯」と
第4章「描かれ、構図となったパリとセーヌ川―パリに憧れた日本人画家たちとともに」です。



会場の中央には、それぞれの作品がどこを描いたものかが記されたパリの市街図が置かれていて、
地図と見比べながら作品を見ることができました。
セーヌ川とか公園とか街並みとか見ていると、ちょっとしたお散歩気分になりました。


(左:≪レ・ジュ・ド・ノエル≫佐伯祐三、右:≪洗濯屋≫佐伯祐三)

写真の二つの絵は、どちらも、観光名所などではなくて、普通の下街のお店を描いた作品です。
働いている人が描かれているわけでもないのに、おしゃれだけどなんか生活感がある感じがして、
こういうの好きだなぁと思って見ていました。
どちらも、佐伯が27歳のときに描いたものなそうで、そっか私と同年代のときのなんだーと思いました。
芸術の都、憧れのパリ、に行って、希望にあふれてはいるけれどきっと辛いこともあっただろうし、
どんな気持ちでこの絵を描いていたのかしら?と想像すると、急に親近感が湧きました。

そう考えてから第4章の「パリに憧れた日本人画家たちとともに」のコーナーの作品を見ると、
なんかもう、愛おしくなりました。
憧れの地に来て憧れの場所を描くって嬉しかっただろうなー。
同年代にパリにいた画家たちは、異郷の地で日本の仲間と議論を戦わせたり楽しく飲んだりしていたのかも。。
あなたたちの描いた作品が、ほぼ100年後くらいのホテルオークラ東京で楽しまれているのよ!と、
伝えるすべはないけれど伝えてあげたくなっちゃう(笑)


さて、≪レ・ジュ・ド・ノエル≫の解説をちょっと引用(図録より)。

「彼がこうした店頭を愛情込めて描いたのは、パリに住む庶民の哀感がこうした古い建物や壁にこもっていると
考えていたからであろう。(中略)独自で個性的な表現に努めた佐伯の筆触が美しい。」

最後もう解説っていうか感想じゃん!と思いつつ、この解説文を書かれた方の佐伯に対する愛情が滲み出ているような気がして、
素敵だなぁと思いました。
ギャラリートークを聞いたから、解説文を書いた人のことまで想像してしまったのかな。

作品ひとつひとつも、絵画に造詣の深い方が見たら貴重なものが出展されているのかもしれないけれど、
私にとっては、全体を通しての人間味あふれる雰囲気が、この展覧会のいちばんの魅力だなぁと思いました。


昨日の続き

2013-07-30 | 日記


私がやりたかったのは劇評じゃなかった、と昨日書いたのだけれど。
そのことについて、もうちょっと考えてみたいなーと思います。

きゅんきゅん楽しむためではなくて、論じるために観る、という経験をそれまでしたことがなくて。
文学や戯曲でやっていた手法をそのままやってしまったから、なんか違ったのかも。
気になるアイテムを抽出して読み解く、のは多分一緒だけど、
時間軸・空間軸の中で点を見つける、というのは、演劇特有な気がする。
いつでもどこでも好きなときに観れる訳じゃなくて、決められているから。

解と点を合わせて、それらが観客に客観的にどう作用するか、
その作用が、私の考える社会的役割と照らし合わせてどうだったか、考察したかったのかな。
それが個々の作品についてだけではなくて、劇団の歴史の中でどう積み重ねられてきたかとか、
演劇祭全体としてはどうか、とかも気になる。

でも、そう、届けたい、じゃなくて、考察して、提言したいんだと思う。
意外と作り手側に寄りたいんだ、と自分でもちょっと驚き。


ふう、久しぶりになんか色々考えるいい機会でした。
写真はちょっと前に撮った、実家の庭のミニトマト。

7.28

2013-07-29 | 日記


今日は、8月から始まる新日本プロレスの大会「G1CLIMAX」のプレイベントに行きました。
チケットは完売で、ステージの周りが人で埋めつくされるほどの大盛況。
楽しみにしていた棚橋選手と小橋さんとのスペシャルトークはもちろんのこと、
KAMINOGE企画でクロマニヨンズの甲本ヒロトさんが登場したり、
レイザーラモンRGのG1あるあるが聞けたりと、期待以上に楽しかったです。
優勝旗とか無造作に置かれてて、ちょっと興奮しました。

夜は、去年のブログキャンプでご一緒した方々と飲みに行きました。
みんないっぱい観てて、数だけじゃなくてそれぞれに対して自分なりの評価を持ってて、
批評とはどうあるべきか、みたいなことも考えてて、ほんと尊敬します。
色々な劇団の話を聞いて、あれもこれも観てみたいー!とわくわくしました。

帰りの電車の中で考えたこと。
私にとって観劇は完全なる趣味で、
そこから受けとったものを誰かに還元しよう、とは思えない。
劇評指導してもらっておいて申し訳ないけれど、ね。

でも、演劇の社会的役割とか、地域密着型の劇場の方向性とか、
もうちょっと行くと文化政策の話とかは、つい飛びついちゃうくらい興味がある。
それは、学生の頃から、美術館のその地方における役割とか考えて
学芸員になりたいとか漠然と思っていた学生の頃から変わってはないんだけど、
最近ますますその傾向にあるなぁと。

劇団や演出家の背景を知らないままで、ひとつひとつの公演を単体で捉えて
自分なりに読み解くことしかできなかったから。
観劇体験と、演劇の役割について考えることが、私のなかで切り離されていて、
あの不完全燃焼感、私のやりたかったのは劇評じゃなかったんだという思い、は
そこに起因しているんだなぁと思いました。

観客とか演出家に何かを伝えたい、じゃなくて、提言したいのかな。
あーあ、せっかくの機会にもったいないことしたなーと今更ながら後悔…。
なぜ、今ここでこのプログラムの中で、この演劇なのか。
そういうこと考えたかったのかも。

んー、まとまらないままだけど、もう深夜2時だから寝なきゃ。
続きは、今度またゆっくり考える。

月が出た出た

2013-07-28 | 日記


今日はニッポンの夏を満喫した1日でした。

まずは、千住いえまちプロジェクトの「まちYOGA」に参加。
縁側が素敵な銭湯が会場でした。
ヨガや自力整体で身体をほぐすと、いつもは無駄に力が入っていたり固まっていたり、
バランスがおかしくなっていたりするんだなぁと自分の身体に申し訳なくなります。
今度から、1日の終わりにはもうちょっと労わってあげよう、と思いました。

それから遅めのお昼ご飯を食べて、もう一度銭湯に戻ってきました。
明るいうちに入るお風呂って贅沢。
たっぷりのお湯に体を委ねて、ほけーっとする時間は幸せです。

そのまんま浴衣に着替えて、夏祭りの盆踊りに参加。
炭坑節も東京音頭も、去年踊ったの意外と覚えてるものね。
ちっちゃな子たちも一生懸命踊っていて可愛かったです。
難しい振りもようやく覚えてきたなーと楽しんでいたのだけど、
突然の強風と雷雨で、途中で中止に…残念(><)
なので、ちょっと雨宿りさせて頂きつつ、隅田川花火のTV中継を見ていました。

ね、これぞニッポンの夏。
良い1日でしたー!

7月ももう半ば。

2013-07-23 | 日記




見事に1ヶ月放置してしまっていました…。

6月末は、参加しているまちなかアートプロジェクトの関連企画でビブリオバトルを観戦したり、
ヤドノマドを主催している長山悦子さんのトークを聞いたりしました。
長山さんのは、パラレルキャリアという生き方についてのお話。
ワークライフバランス、という言葉はよく聞くけれど、それはワークを主軸に趣味や家庭といったものも楽しんで
バランスよく生活しましょう、みたいな考え方な気がします。
でも、パラレルキャリアっていうと、仕事ともうひとつ同等のものを持って生活する、みたいなことだと思って、
それは難しそうだなぁと思いました。

7月は「新堂本兄弟」の収録観覧から始まったんでした。
キンキキッズって、テレビの中の人だったから、ほんとに実在するんだー、と思いました。
それから、家族でホテルに泊まりに行ってプールで泳いだり美味しい中華料理食べたりもしました。

週末いちばん楽しんだのは、アートプロジェクト「音まち」の活動かも。
気づけば、毎週何らかの形で遊びに行っていたもの。
先週末は、墨東まち見世の方々によるツアーに参加して、
エリア内のアートスポットなどを見せてもらいました。
近いはずなのになかなか行ったことのないエリアで、でもまだまだ見切れない楽しそうなものがいっぱいあって、
今度また自分で遊びに行こうと思いました。

その日の夜は、浴衣に着替えて花火大会にも行きました(写真)
前の花火が消えないうちにどんどん次のを打ち上げるから、重なっていくの。
秀吉的な、一歩間違えば悪趣味な感じ、嫌いじゃないです。
でも、金色の柳花火がやっぱり落ち着くし好きだなぁ。

と、駆け足で1ヶ月を振り返ってみました。
最近は、音まちの中で参加している別の企画も着々と動き出していて、ますます楽しくなりそうです。

でも、最近なんだか、仕事でも遊びでも、流されているような気がして、ちょっと反省。
流れにはもう既に乗ってるから、そのまんまでいれば必要な仕事はちゃんと出来るし、遊びでも楽しい思いはできるのだけど。
それじゃいけないと思うのです。
ちゃんといつも、何をするにも、目的意識を持ちたいなぁと思いました。
キーワードは「顔の見える関係性」かな。
書類だけのやり取り、必要な単語だけのやり取りじゃなくて、日常会話も添えて。
流されるんじゃなくて積極的に楽しむ!

那須ことりっぷ

2013-06-22 | 日記


那須に新しくオープンした「藤城清治美術館」に行ってきました。
往復6時間の高速バスの旅。

美術館は、門を入って、緑のきれいな庭園を抜けた先にありました。
モノクロで作られた初期の影絵作品や下絵、風景画に、
動く仕掛けや水槽によって構成された巨大な影絵作品まで、見応え十分でした。
影絵がコンピューター制御されて映し出される様子が見れたのも楽しかったです。

敷地内には、藤城清治さんがデザインしたステンドグラスを使った教会も併設されていました。





お寺や神社に行っても心落ち着くけど、チャペルでも心洗われる気がしてしまいます。
節操ないねー。



バスの発車まで中途半端に時間が余ってしまったので、お茶をしに寄ったお店。
吹き抜ける風が涼しくて心地よかったです。

滞在時間は4時間と短かったけれど、日常をちょっと離れてのんびりできた、素敵な旅でした。

2日間連続。

2013-06-02 | 日記


今週末は、2日連続で演劇を観てきました。

1日は水族館劇場の「あらかじめ喪われた世界へ」に行きました。
水族館劇場は、工事現場の仮設足場のようなテントを自分たちで建てる、大掛かりな舞台装置や水の演出が特徴的な劇団。
駒込大観音でやっているときに何度か足を運んだけれど、しばらく東京での公演がなかったので、
今回太子堂でやってくれて久々に見ることができました。

プロローグはお決まりの野外上演。
それを観てから、舞台になっていた階段を通って客席に入っていくの。
客席にお客さんを座らせるのも面白おかしくやってくれるから、
30分かかっても楽しくて全然苛々しないです。
可愛いし幻想的だし大迫力だし、それはもう大満足でした。

この公演の為だけに建てられ、公演が終わると姿を消す蜃気楼劇場。
プロの役者ではなくて、普段は仕事してて公演の時だけ集まる蜃気楼役者。
初夏のひとときの幻、な感じがドキドキします。

でもちょっと、こういうところが難しいんだろうなぁと思わせられることもあって…
帰り道、観終わってぞろぞろ駅に向かって歩いているとき「ストーリーは全然わかんねえけど
ありゃ装置が見せたいだけだな」っていう感想が聞こえてきて。
まあ素直な感想だよな、と思ってしまいました。
私も正直ストーリー追うの途中で諦めたし、どうでもいいやって思ってしまったもの。
プロの役者じゃない素人っぽさとか、豪快な装置をずぶ濡れになりながら手動で動かすとことか、
そういうの好きだけど、それだけに終わっちゃもったいないなって思いました。


そして今日2日は木ノ下歌舞伎の「黒塚」。
気になっていた劇団だったので予約してたんだけど、いざ始まってみたらすごく評判が良くて、
しかも割とみんなおんなじところを評価してて。
私はそれをどう捉えるんだろう…と楽しみにしていました。

観終わってみて、ああ昨日のと対照的だーと思いました。
抽象的な舞台で、俳優の身体と照明と音響とで表現する。
ショーと演劇?な感じがしました。
どっちがいいとかじゃなくてね、どっちも好き。

月の光を浴びて、DreamComeTrueって曲が流れる場面すごくきれいでした。
鏡見ながらじっくりと鬼になっていくから、怒りが抑えられなくて、じゃなくて
冷静に覚悟をして鬼になったんだなぁと思いました。
4時間超えの超大作、たのしみー♪

この高鳴りをなんと呼ぶ

2013-05-26 | 日記


今日は1日台東区で遊びました。

まずはA-ROUNDのまち歩きツアーに参加しました。
浅草は靴などの革製品の工場や問屋が多いそうで、そういったものづくりを広く紹介しようというイベントでした。
私が参加したのは革やパーツの問屋さんを巡りながら革小物を製作するというツアー。
写真の小銭入れを作りました。
表はちょっと渋い色合いになっちゃったけど、裏返すと爽やかなエメラルドグリーンなの。
会社で今100均のガマ口使ってるから、早速月曜からこっちにしようと思います。

小銭入れ作ったのも楽しかったけど、色々なお店で話を聞けたのも楽しかったです。
最初に入った革問屋さんで見せてもらった豚革が見事に豚のシルエットをしていて、
加工するときではなくて生きて動いてるときにできた傷とかも見せてもらって、
あたりまえなんだけど、革って動物の皮なんだ、と思いました。
背中の方は固くて、お腹の方はちょっと伸びて柔らかくなってるとか。
出回っている豚や牛の革は、ほとんどが、食用の肉を切り取り終わったあとの皮なそう。
だから、国内だと、肉の方が大事で、皮はちょっとぞんざいに扱われちゃうこともあるらしい。

靴作りの町工場では、この道何十年みたいな方の職人業を見たり、
若手デザイナーのシェアファクトリーに改変した工場を見学したり。
大人の社会科見学な感じで楽しかったです。
安い靴をワンシーズンで履き潰す、とかじゃなくて、
ちゃんと手間暇かけて作られた靴を大事に履きたいな、と思いました。

夕方からはパンダ音楽祭に行きました。



出演者のなかでかろうじて二人は名前知ってるけど曲は知らないし、あとは名前すら聞いたことない…という状態でした。
2000円で、まったり、半野外フェスみたいに楽しめるならいいかなーくらいな気分。
でもでも、すっごい楽しかった!
ちっちゃい子も、お酒飲んでちょっと怖そうなお兄さま方も、みんなそれぞれに楽しそうだったし。
あと、歌うまいなぁかっこいなぁって思うのと、この人また聴きに行きたいって思うのとは、
別物なんだなぁと思いました。