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ぐうたら日記

あれこれネタバレ感想文・大野智くん・晴耕雨読な日常についても

名探偵ポワロ「カーテン ~ポワロ最後の事件~」

2016-03-30 17:30:24 | クリスティー ドラマ
舞台はスタイルズ荘なんですね~。

原作を読んだのが25年くらい前なので すっかり忘れています


ポワロに呼ばれて スタイルズ荘にやって来るヘイスティングス。

ホテルになってるの?

現在の主は ラトレル夫妻(トービーとデイジー)
年配の夫婦です。
恐妻家みたいですね。

ヘイスティングスとの再会を喜ぶポワロ。
二人共 年を取ったな~って感じです。
ポワロは車椅子なのですね。

ここには凶悪な殺人犯がいるのでヘイスティングスとチームを組むために呼んだポワロ。
でも それが誰かは教えてもらえないヘイスティングス。
すぐに顔に出るから

ポワロの世話係はジョージじゃなくてカーティス。

ここにはヘイスティングスの娘ジュディスもいる。
ジョン・フランクリン博士の助手として。

ジョン・フランクリン博士は温厚そうな紳士。
奥さんのバーバラは自分勝手な感じ。

ジュディスは結構言いたいことをズバッと言うタイプのようですね。
ほんで ヘイスティングスとは合わない(笑)

アラートン少佐は 超偉そうで上から目線でモノを言ういけ好かないヤツ。

フランクリンの妻バーバラには ウィリアム・ボイド・キャリントン卿という崇拝者がいるみたい。
若くて美人さんだもんね。
でも、ワガママ。
クレイブン看護婦への当たりもキツイ。

いつもピアノを弾いてる女性はエリザベス・コール。

鳥の観察をしているのがスティーブン・ノートン。

相変わらず登場人物が多い


夜中に眠れなくてアラートンから睡眠薬をもらうヘイスティングス。

アラートンは睡眠薬をレオナルド・エサリントンから回してもらっていた...が、彼は奥さんに毒殺されてしまった。
へ~(他人事)

クレイブン看護婦も殺人事件に巻き込まれたことがある。
ミス・シャープルズの事件だとか。
姪のフリーダに殺されたのね。

ノートンはずっとお母さんの面倒をみていて、他所に行ったことがないみたい。


ラトレル氏は うさぎと間違えたフリして奥さんのデイジーを銃で撃っちゃった
そりゃ、ガミガミやの煩い奥さんだけどさ

ラトレル氏は 誰かに煽られて奥さんを撃ったんだよね。
奥さんは軽傷で事件にもならず(まあ、良かったということで)


ポワロとヘイスティングスの言い合いが面白いというか。
ポワロは ヘイスティングスを頼りにしてるんだよね。


エリザベス・コールの苗字はリッチフィールド。
お父さんは暴君のマシュー・リッチフィールドでエリザベスの姉マーガレットが父親を殺して絞首刑になった。
でも エリザベスはお姉さんの無実を信じている。

ここにいる人達は、それぞれ何かしら過去の殺人事件と関係ある人達なんですね。


バーバラは キャリントンと街へ買い物に行きます(夫と行けや)


ノートンがヘイスティングスに悪魔の囁きを
アラートンは 女性を抱いては捨てる。
ジュディスもそうなる、と。

その夜の晩餐会の話題が ずーと殺人
女性陣が話題を変えようとしても なぜかすぐ殺人の話題に戻る。
なんでかな...?

ノートンがジュディスを煽るので、腹を立てて席を立つジュディス。
あらま~。

ジュディスを追いかけるヘイスティングス。
娘の恋愛にケチをつける父親が感謝されたことはないですね(^^;)
でも、ジュディスが好きなのはフランクリン博士でアラートン少佐じゃないんですよね~。
だから、父娘の会話が噛み合ってるようで 実は噛み合ってないんです。

バードウオッチングをしていたノートンがなにか見たような素振りをみせる。
ヘイスティングスにジュディスとアラートンの逢瀬のように思わせる。

ここで 犯人が分かっちゃいました(というより、昔読んだ内容を思い出した)
凶悪な殺人者は ノートンですね。
人を煽って、人殺しをさせるんですよね。
自分の手は汚さずに 殺戮を楽しむんです。

ヘイスティングスに付きまとって そそのかすノートン。

ヘイスティングスは アラートンを殺すことを決意。
アラートンの睡眠薬を盗み出す。
彼が帰ってきたらそれを飲ませて殺す予定だった。
ポワロの邪魔が入らなければ。

ポワロは睡眠薬入りのココアをヘイスティングスに飲ませる。
ヘイスティングスはグッスリ。

翌朝 ハッと正気に帰るヘイスティングス。


みんなでバーバラの部屋でコーヒーを飲んでいる時に流れ星が。

全員が星を観にバルコニーに出る。
ポワロまで。

部屋には 亡き妻を思い出して涙を流すヘイスティングス。

そこにジュディスが戻って来る。
泣いていたことをジュディスに気づかれたくなくて ワタワタするヘイスティングス。
この時に 慌てるあまり、バーバラのいたコーヒーテーブルを回転させちゃったワケですね。

その夜 バーバラが苦しみ悶えた末に死にます。
毒殺されたと検察側は考えている。

でも、ポワロの証言でバーバラは自殺として片付けられる。
これは 真相が複雑すぎて 自殺で片付けるしかなかったですね。


ポワロ、度々心臓発作を起こすようになりましたね。
発作を起こす度に薬でなんとか抑えてるけど。

フランクリン医師は バーバラにずっと反対されていたアフリカ行きを決意する。
行きたかったんだよね アフリカに。
バーバラから解放されて良かったね。


お、またまたヘイスティングスに付きまとい始めるノートン。
ヘイスティングス、いい加減に気づかなくちゃ。
ノートンと話した後にいきり立つ自分に。

こんな人 結構身近にいたりしますよ。
いかにもいい人のふりをして近づいて来るんです。
そんで 人の耳元であることないこと囁くの。
その人のせいで人間関係を壊すことになり、組織の中で孤立してしまう。
という経験をしたことがあります 
いい勉強になりましたね。
高い授業料でしたけど。
そんなワケで、そういう人を見抜いて距離をとる方法を身につけたワタシです。

優しそうなふりをした人が 優しい人だとは限りません。

ヘイスティングスの話を聞いて、夕食後ノートンを自室に招くポワロ。


キャリントンは スタイルズ荘を去ることに。
敬愛するバーバラが死んじゃったんだもんね。

バーバラの看護婦クレイブンが、スタイルズ荘に戻ってきた。
綺麗に装って。


翌日、ノートンの死体が発見されます。
自室のベッドで頭を正面から銃で打ち抜いた状態で発見されます。
凶器は死体の手に握らされていた。
でも 彼の部屋には鍵がかかっていた(密室殺人ね)
鍵がかかっていたことで 自殺として片付けられるノートン。

手がかりの入ったカバンを残し(カバンの鍵はヘイスティングスに)「一件落着です」と言って永眠するポワロ。

ポワロは発作を起こした時に薬を手にしなかった。
自殺ですね。


ポワロが去った後、ジュディスとフランクリン医師は結婚する。
そんでアフリカへ。


ポワロの遺言のカバンを開けてみると、ジョージ会いに行くように指示があった。
ヘイスティングスが会いに行ってみると、ジョージはポワロに暇を出されたとのこと。
なぜ? 暇を?


ポワロが去って4ヶ月後、ヘイスティングスに手紙 が届く。
ポワロから。

この手紙に事件の全貌が書かれていました。

スティーブン・ノートンが凶悪な殺人者だったことも書かれています。
彼は 人の心に入り込むのが上手い。
そして、人の心に殺意を呼び覚ます。

フランクリンを愛していたジュディスのことも挑発していた。

ヘイスティングスのアラートンに対する憎悪を増幅させたノートン。
アラートンの恋愛の相手は、ジュディスではなくクレイブン看護婦でした。
ノートンは実にたくみでしたね~。

手紙の中でポワロはヘイスティングスに飲ませたココアに睡眠薬が入っていたことも告白。
ヘイスティングスを殺人者にしないためですね。

そんで、ポワロは実は歩けたんだけど歩けないフリをしていた。
ジョージは鋭いからポワロの芝居はすぐ見破る、だからジョージに暇を出して、あんまり鋭くないカーティスを雇ったんですね。

ヘイスティングスが標的になったことで、ポワロは決意したのですね。
ノートンを殺すことを。

ほんで バーバラを殺したのは(その気はなかったけど)ヘイスティングス。
まあ、ビックリ!(°д°)

バーバラはキャリントンと一緒になりたかったのでフランクリンを殺すことにした。
ノートンにそそのかされてね。
バーバラは自室にみなを招き、コーヒーを振舞う。
しかし 夫のコーヒーには毒が。
その時 ジュディスが流れ星を見つける。
ヘイスティングス以外の全員が外へ。
そして ジュディスに涙を見られてワタワタしたヘイスティングスがコーヒーテーブルを回転させてしまった。
フランクリン博士が飲むはずだった毒入りコーヒーを飲んだバーバラ。
だから死んじゃったんですね (ちょっと自業自得のような気もしますが)

バーバラが殺されたとなってはフランクリンとジュディスが疑われる。
だからポワロは自殺説を唱え、検察側にもそう認めさせてしまったんですね。


それが気に入らなかったノートンは再びヘイスティングスを標的に。
だからポワロはノートンを殺す決意をしたんですね。

ノートンとポワロの会話って 原作にはなかったとクリスティーファンの方のブログにありました。

ドラマでは、このシーンが必要だったように思います。
だって、ノートンが今までけしかけてきた殺人を暴かなくちゃいけないですもんね。

コンスタンス・エサリントンが夫のレオナルド・エサリントンを毒殺した事件。
ノートンはレオナルド・エサリントンの友人だった。

姪のフリーダ・クレイに毒殺されたノーラ・シャープルズ。
クレイと親しかったノートン。

マシュー・リッチフィールドが娘のマーガレットに殺された夜、殺人現場にいたノートン。

この3つの事件は 全部ノートンが関わっていた。

でも、原作でもノートンへ殺害予告をしたのかな?
そこは不明ですね~。

ノートンのいい人から殺人鬼への変貌は見事でしたね。
この俳優さんは素晴らしいですね。

ポワロは睡眠薬入りのココアをノートンに飲ませ、眠り込んだノートンを車椅子でノートンの部屋に運び、ベッドに寝かせ、拳銃で彼の頭を撃った。
ポワロはノートンの部屋の合鍵もちゃっかり作ってたんですね。

ヒゲのないポワロがめっちゃ渋くていい男なんでビックリ(°д°)
デービット・スーシェはいい男なんですね~。

エリザベスに会って、この手紙 を見せて欲しいとヘイスティングスに頼むポワロ。
彼女の苦悩を和らげるために。


ドラマ全体に流れるショパンの「雨だれ」(弾いているのはエリザベス)が 印象的でした。


2 コメント

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Unknown (Unknown)
2025-01-05 20:37:21
頭悪い感想笑
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Unknown (mt)
2025-04-08 21:50:55
とても面白かったです。
このブログを読むと、さらに詳しくエピソードについて知れるので、とても助かります♪
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