この1,2ヶ月は仕事に抑圧されている気分ですが、昨日午前中で一区切りするものがあったので、午後はリセットに鴨居のアスターホビーに押しかけました。 というか、仕掛品で部品をミスったのでこれの交換と潤滑油調達という大義名分があります。 仕事の邪魔をするのは間違いないので菓子折をぶら下げていくのは常識です。この件はすぐに終了。営業の木元さん、ありがとうございました。助かりました。(^0^)
そのあとは例によって社長さんのコンセントレーションを断ち切って雑談しておりました。目下、直々取材されたという北海道キマロキ編成の話が止まりません。マックレーはそろそろ具体的な姿を見せそうですね。私の興味あるのは雪を飛ばすロータリー車ですが、こちらはプラン状態でしょうか?これを好きそうな人の顔が浮かび、社長さんと偶然意見が合いましたけど、イメージの合致した方、クシャミが出ませんでしたか?
工場には話題の機関車が幾つか転がっていました。青い車体の Duchess of Atholl 46231 を始めて目にしましたが、再増産に付き試作開発費を含んでいないので随分安くなっているようです。
色合いやレタリングはこれからのようでした。四気筒の強力な機関車なので手に入れた方はきっと大感激することでしょう。
その近くには私の大好きでノスタルジックを誘う機関車が出来上がっていました。
JNR 9600 門鐵デフです。子供の頃よく目にした機関車ですが、佐世保線と云うよりも唐津線や筑豊に屯していました。長崎本線・佐賀駅を上り列車で出ると右側に転車台と機関庫が目に入り、そこに居た記憶があります。佐賀線も或いはこの蒸機だったかも知れません。キャブの下には筑豊本線の9600のようにメンテナンス用の矩形の穴を開けてありましたが、これは完成品のみのようです。
門鐵デフ:門司鐵道管理局仕様のデフレクター(排煙板)
この機関車にはいままで付いていなかった排水バルブが装着されていたので改造キットを注文しておきました。何時になるかは分からないそうですけど。
水平の銅管が排水管で水位計から取り出されています。火室扉の下から新設のドレインバルブに導かれています。 本来はB型SHAY用でした。
シリンダーのドレインバルブの操作性も改善されてクリック式になり調子よさそうです。(左下円盤) 九州・博多駅?向けの高級仕様に進化させたとのことです。 門デフも分売化とのことで拝見しましたが、何だか高そうでパス。
お口直しにもう一枚9600を載せておきます。
シリンダー横の空気吸入口が磨き出されていました。そういえば九州の蒸機はここが真鍮色だったことを思い出しました。他所の蒸機は黒く塗装されているようです。自分のはいずれ磨き出しておきます。
さて、屋上に面白いものがと云うお誘いで登ってみるとまだスケルトンと云ってもいい姿で大型機関車が走り回っています。
アメリカ向けチャレンジャーの調整運転とのことですが、これだけは撮影禁止。合計すれば大人一人分の重さという貨車数両を牽引して快走しているのですが、アメリカ向けとしてはこの1.5倍が目標だとか。軸重配分、新型バーナー火力、潤滑油消費などをチェック中のようでした。
この写真は前回見せて貰った試作途中のチャレンジャーの下回りです。
大きな機関車が快走しているのは迫力ありますね。余裕綽々の走りでありました。米國のマレー型機関車はhuge と云う言葉がぴったりです。 重さは10kg以上、45mmゲージですら扱うのは大変なのでこれもパスだなぁー。(^0^;) いずれ 吉祥寺北裏鐵道の運転会で見ることを大いに期待しています。
ところで、最近の円高でなかなか辛い会社経営のようです。何とか円高を収めて以前のようにライブスチームが世界的に盛り上がるのを期待しているのですが・・・ せめて国内でもという話には、Gゲージ線路でもOKの 伊予鐵道クラウスが一番いい のではないかと思います。蒸機としての殆どの機能を持っているのは素晴らしいのですが、唯一の課題、ガス注入方法が簡便になれば云うことないのですけどね。 手持ちの注入アダプター数種を試そうと思っていますが、まだ手が回らずにノウハウ会得に至っておりません。(^0^;)
ライブスチームに興味ある皆さん。 クラウス はいかがでしょうか。 あ、決してアスターの回し者ではありません。数少ない日本発のグローバル企業には更に頑張って欲しいのです。
アスターのサイトから頂戴したクラウスの姿を紹介します。(おまけ)
久し振りにライブスチームネタを書いてみました。とはいえあまり走らせていない私です。11月20日(日)の運転会はいいお天気でありますように。
ロータリー車は、ちゃんとボイラー積んで、蒸気エンジンで回転するならば、購入を考えたかも知れません。
ロータリー車はボディ提供のみ。羽根の回転はユーザお任せのようです。 意外にいい値段になりそうです。
サイトウのボイラーとエンジンで作る。或いは玩具蒸機流用、はたまたスターリングエンジンでは?
可変羽根にしなければ雪は飛ばせないのではとボスは悩んでいました。こんなことの好きな方は???
くりさん向け情報は、北海道型のスノウプロウがキマロキ用に分厚くしてありました。これでないと雪は掻けないとか。