認知症の父との記録

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ある日の父③

2020-12-21 16:47:00 | 日記
夜、22時まわった頃(冬)

玄関から
父「行ってくるぞー!」

ん?私、玄関へ

私「どこに?」
父「夜警」
私「?????どこに?」
父「夜警たい」
私「え?」

このやりとりを聞いていた主人が
「消防団の見回りの事じゃない⁉︎」

あーなるほど!
とにかく行くのを阻止するには
話を合わせるしかない

私「お父さんは大丈夫よ!〇〇←主人の名
が行くから!」
父「何で?俺が行かんで良いかい?!」
私「大丈夫!うちが行くよ!」
父「そうね〜1人行くと良いね〜!」
一旦部屋へ

簡単に書いたが、30分位何度もこのくだりを繰り返して、ようやく落ち着いた父


自分の年齢はもう忘れてて
記憶が子供の頃や2、30代とか若い頃の感覚みたいだ
年齢を伝えるとびっくりして
は???と言う

父にとって私は、どう写っているのだろうか?

幸いな事に、家族の顔は忘れてないし
名前も一応、わかる(たまに自分の息子と孫を間違えるが)


だから余計に私や孫はどのような立ち位置なのか考える
父→30代(思い込んでる)※本当は80代
私(娘)→40代
孫→20代
きっと深く考えてないんだろうな〜