認知症の父との記録

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ある日の父①

2020-12-17 11:58:00 | 日記
3年前から、父の症状が進んでるのがわかるようになった
認知症と診断されてすぐの頃は
デイサービスにも、気をつかうから行きたくない...疲れる...と言っていた
でもその内、慣れたのか嫌がらず行くように
(毎回、デイて何?と聞かれるが)
今では仕事だと思ってる
デイから帰ると送ってきてもらった事を忘れ
車でちょっと家に帰ってきただけだから、すぐ会社に戻る!ならね!行ってくる!
かなりの確率で言うように
そこで父の言ってる事を否定すると
お前は話にならん💢と余計出掛けようとするので、話を合わせる
今、仕事終わった!って帰ってきたよ〜
車もちゃんとあるし、夕ご飯の時間だよ!
とか言うと、そうだったかね〜と落ち着く
(それでも落ち着かない時は一緒に近所を歩く
その内、どこに車停めたかな〜と言いながら歩き疲れ家に戻る)

考えた、毎回このくだりは私も疲れる

そこで、デイから戻ったら、洗濯をするからって、着ていた服を脱いでもらい、すぐ家着に着替えてもらうようにしたら毎回は言わなくなった!

デイに行った日は何かしらある
ちょっと面白かったのは
父が布団の準備をしていて呼ばれた
こら大きい...こんな大きいなら焼けんよ
最初何を言ってるのかわからなかった
どうやら布団を大きな食パンだと思っている
ひたすら大きいを連呼
食べるのが大変よ〜と
そうきたかと思った
私も考えた
こうしたら良いんじゃない!と言いながら畳んでみた
そしたら父、おーそうね〜!それなら焼けるね〜♪(まだ焼ける大きさではないが...)
うん!明日の朝、焼くね!と言ったら落ち着いた

何だか、認知症の症状はそれぞれだけど
一生懸命、そうだと思ってやってる事は、否定してはいけないんだと言う事を学んだ




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