いじめとは絶対的にいじめた側が悪いとは言えない。また、だからといって許せるとはいえない。
いじめた側にはいじめるにいたった事情があるからだ。例えば、親によるプレッシャーや親からの暴力を受けているからかもしれない。
でも、それを人から人へイジメという形を取るのは自分を慰めるものでやってしまったのかもしれない。でも、それは後に自分に返ってきて、後に後悔しても後悔しきれないものになる。
また、一番はいじめを見ているだけの傍観者もイジメる側であり、自分を守っているだけで、何の関係もないと思っては絶対にいけない。いじめられた側にとって誰にも助けてくれる人がいないなかでは誰もが加害者である。見てみぬふり・イジメに参加することこそが、世の中を悪くしていく原因であり、イジメを止めて、参加しないことが自分を成長させるのだ。
いじめられた側にえられる大事なモノがある。それは、人の心であると思う。
今の世の中は暗い雲のような気持ちでよどんでいるようにみえる。
どうか、見ている人が一人でもイジメをなくす努力をすれば、きっとこの世の中も晴れわたる心地よいモノになるだろう。
終