エグゼクティブに送るメールのコツ!? blog.goo.ne.jp/skmdphd/e/5ff6…
by smmysmmysmmy on Twitter
以前、職場で長文のメールを送ったときにいわゆる中間管理職にあたる上司に諭されました。
「忙しい上司メールを送るときは、一点に絞って相手がYesかNoだけで返事をするような書き方をするのが早く仕事をすすめる秘訣なんだ。そうすれば、すぐに返事をもらえる確率がぐんと上がるよ。」
いわゆるエグゼクティブと呼ばれる人たちは、毎日数百通、人によっては千通以上ものメールを受け取るそうです。そのことを知らずに、こちらに来て最初のうちはこちらの意図が伝わるように、丁寧すぎるほど詳しい説明をしたメールを送っていましたが、それでも上司は比較的短時間で必ず返事をくれました。今となっては無神経なことをしていたと恥ずかしい思いです。
この方法に変えてからは、たいていの場合、数分以内に”Yes”,"OK" ,もしくは ”Of course!" の返事がもらえるようになりました。
Yesの返事さえもらえれば、あとは自力で仕事を進めるだけです。自分自身で仕事を進めることができる人には、やはり人間関係という律速因子!?が日本よりは少ない分、効率的に仕事ができる環境だと思います。
より効率を求める若い世代の人たちに、日本社会の無意味な慣習を少しずつ変えていっていただきたいと思います。
留学後は読まなくなりましたが、時々歴史的な価値が高いスクープが掲載されるので以前は文芸春秋をよく購読していました。
仕事の息抜き(現実逃避?)に日本のニュースをインターネットで読むと、今回芥川賞を受賞された田中慎弥さんの記者会見での振る舞いが大きく取り上げられていました。
芥川賞に選ばれるほどなので、読んではいませんが受賞作は優れた部分を持つ作品なのでしょう。ネットで会見の様子を見ましたが、僕には田中さんが悪人だとは全く思われませんでした。余計なお世話ですが、むしろ、彼の私生活が心配になってしまいました。田中さんがお世辞にも人とのコミュニケーションが上手とはいえず、この方に関しては記者会見をしない方が良かったのではないかと思いました。
出版社が、マーケティングで本を売る戦略をたてることのは至極当然のことですが、本来、作家はその作品自体の持つ魅力によって評価されるべきものです。
父が石原慎太郎さんの大ファンだった事による子供の頃からの「刷り込み」が未だ効いているのか、自分は氏の芥川賞選考に置ける辛辣なコメントにも不思議と全く不快感を覚えないのですが、田中さんが石原都知事に噛み付いた下りは、個人的には微笑ましく思いました。あの世代の人間に噛み付く元気な若い世代が日本にもっとたくさんいても良いと思います。
わかってはいるはずなのに、あの記者会見を見てしまうと、受賞作が掲載される今号を手に取る気持ちがなくなってしまいました。
後輩の先生から聞いたのですが、母校の他科の教授が同門会で表題のように抱負を述べられたそうです。
どのような立場の人にでも当てはまり、人から喜ばれる有り様を表している至言だと思いました。
今の職場の一番上の上司が、もしかしたらこのような言葉に当てはまる人物かもしれません。どのような立場、身分の人に対しても、分け隔てなく丁寧に接して紳士であろうとする彼は職場の仲間のみんなから愛され尊敬されています。かと言って、威厳をかざすようなことは決してありません。
上司とはスケールは違えど、自分も周りの人をエンカレッジできるような人間でありたいものです。