『好きっていいなよ。』は、未だに連載中

『好きっていいなよ。』（すきっていいなよ）は、未だに連載中の少女漫画。

葉月かなえ先生ご苦労様です。

にしても、2016年10月で単行本は17巻に至るって、結構な長編マンガですね。

古い作品だけど名作の誉れ高い「ベルサイユのバラ」が１２巻ぐらいだった記憶がありますけど、当時はものすごい大長編！って印象でした。

それでも、ドラマチックな愛あり、スペクタクルあり、ミステリーありの大サービスだったので、全く飽きませんでしたが。

一方、『好きっていいなよ。』は学園ラブストーリーでそんな山あり谷ありでもありません。

それで１７巻って、どれだけ少女たちから支持されてるんでしょうね。

徒然なるままに…好きなよ

「好きっていいなよ」は少女漫画誌デザート連載の、葉月かなえによる少女マンガ。2012年にアニメ化された後、2014年には川口春奈の主演で実写映画化を果たした、人気コミック作品。愛称は「好きなよ」。

◆好きっていいなよ・あらすじ

小学生時代、クラスで敷くしていたウサギが死んだ事件に巻き込まれ、実際にエサを与えた女子に冤罪を着せられた、ヒロイン・橘めいは心に傷を負い、女子高生に成長した今も、滅多に人と話さず、無口で暗いままの生活を送っていた。クラスメイトとも一切口を利かず、クラスでは孤立し、いつも一人。

そんなある日、男子のセクハラに激昂した挙句、誤って学園の人気者・黒沢大和に回し蹴りを食らわせてしまう。

ところがどういうものか、その日以来、大和はめいに執拗なアプローチをするようになる。

つとめて無視するめいだったが…

地味で暗い女子というのは少女漫画ヒロインの一つの典型だけど、「好きっていいなよ」の橘めいは、それに加えてトラウマ持ちのイタイ女子。

こういう女子に興味を持つオトコって普通はいないと思いますけど、そこはそれ少女マンガだから。(笑)しかも、超絶・イケメン君。（爆）

個人的にはこのマンガの真骨頂はめいが大和になびくところまでかと。その後のライバルとの確執とか、トラブルとかはまー、つけたしみたいなものかな？と思います。

そのうえでよくできた作品だなー、って。でも、大和の髪型ってなんかヘン。お姉さん向きの少女漫画って登場する男子が、なんだかホスト君みたいなのが多いけど、女子ティーンエイジャーってチャラ男とかギャル男が好きなんでしょうか？私の世代だと、面白い男子とか誠実そうな男子がひそかにモテたものですけど。