はっ
私としたことが・・・。
『銀色のシーズン』について、書いてませんでした！！！
怒濤のアップをしたのに、肝心なことを書いてないなんて。
タイトルからしてベタな印象しか受けない、
ああテレビ局と広告代理店に踊らされる消費者たち
って気持ちにしかならない映画ではありますが
一見の価値ありです。
スキーが好きな人ならば。（駄洒落じゃないよ）
ばかばかしいこと『私をスキーに連れてって』のごとし。
褒めてるんですよ、これ。
徹底して、その非現実の大騒ぎの世界に
勢いでひっぱりこんでくれる感覚です。
わたスキではゲレンデを車で疾走するシーンがあったり
道を車で飛び越えるシーンがあったりしますが、
銀色のシーズンでは、車じゃないんです。
スキーで道を飛び越えてみたり、食堂の屋根を滑ってみたり
川を渡ってみたり（失敗）、手すり滑ってみたり。
そこんとこ、ちゃんと今どきの飛び系です。
ロシアから通販で買ったとかいう怪し気な大砲みたいなのも
現実に「食いもんがねぇ！」って言ってる人に買えるわけないと思うけど
そこんとこも非現実に勢いでひっぱりこんでくれるポイントなので
一緒にもりあがったもん勝ちです。
そして田中麗奈ちゃんの演技が、
どことなく原田知世っぽいのもわたスキとの不思議な一致です。
瑛太演じる城山銀が、びっくりするほどかっこいいのは
正直予想外でした。
目がやばいです。
銀みたいな人、きっと私が男でも女でも、大好きだな。
更に嬉しいのは、トータルスキーアドバイザーが岩渕隆二さんなんですね。
映画のオープニングで銀が板を履く時に
板のマークが太陽で「あれ！？」って思ってから
ずーっと銀の板を見てたら、ついに見えた「ReISM」って文字が！！！
もうそれからずーっと、きっとこのアイディアは隆二だ
とか勝手に思いながら見てましたので
人の数倍楽しめちゃいました。
岩渕隆二さんについて知りたい場合はこちらをご覧ください
http://www.lt898.com/top.html
あんまり興味なくても、騙されたと思って、ご覧ください
http://www.lt898.com/top.html
『隆二の戯言』っていうブログがオススメです。
面白いんです。
雪山のこととか、夏は自転車（で飛ぶ）話とかばっかり。
あー、こういう大人子供、いいなあ。
うらやましいなあ。
もちろん大変なこともあるし、それだけの実績があるから
大人子供みたいなことが成立するわけなんだけど。
いいなあいいなあ。
話、めちゃめちゃそれましたが、
『銀色のシーズン』いいです。
個人的に、銀と岩渕隆二と雪山と大人子供な生き方が
私の憧れが、そこにはいっぱい詰まっているので
理屈抜きにして、ステキなんです。
もう、キラキラです
