『夢にも思わない』

宮部みゆきは久し振り。
ちょっと軽いね、東野圭吾対比。

『蝉しぐれ』

いやー、切ないです。
昔の人には携帯どころか電話もなくて
そのせいですれ違いになったりして。

映画の印象があったので（観てないので予告しか知りませんが）
読んでる間はずーっと一青窈が頭の中を流れてました。

『霧の果て』

勤務態度の悪い同心が主人公。
でも彼、仕事はすごくできる。
ヒ－ローっぽい設定だな。

面白かったよ。

『消えた女』

藤沢周平。
藤沢作品どんどん読んで
頭の中は時代劇のセリフが飛び交う状態。

消えた女の人、その人を探す主人公。
同心っていう、今でいう刑事みたいな武士がいて
その下で働く手下に「岡っ引き」がいて
そのさらに下で働く手下に「下っ引き」がいたんだって。
下っ引きって時代劇にはあんま出てこないね。
藤沢作品を読んで初めて知った役職です。

切ないことがあるね

異動の時期なのか、知ってる人が2人今月異動です。
物理的に勤務地が私と遠くなる人と、近くなる人といるけれど
全然別な仕事になるってのは、やっぱり寂しいです。

一緒にいた時間があって、離れていって
また別な人に会って、一緒にいる時間がこれから増えて
そうやって今迄もきたけれど
その瞬間瞬間はやっぱり寂しい。

でも立ち止まっていられないから
受け入れて進んでいくしかないんだけど。

それで、後からまたどこかで会った時に
恥ずかしくない自分でいられるといいなと思う。

ってか、恥ずかしい自分になっちゃうことが
許せないんだよ～
堂々としてたいじゃん！

『時雨みち』

藤沢周平の短編集。
いつの時代も、生きてるとせつないことがありますね。

そしてまた思考が、時代がかった言い回しによってなされていくのです。