のびのび生こう

 白い紙に鉛筆一本で、人の目や評価は全く気にせず幼児の心で絵や文字を書いてま~す。
 毎週月・木曜日に更新予定で~す。

●「断捨離」 (月・水・金発信)

2018-02-05 08:48:27 | 絵とつぶやき
     

     ●「断捨離」
     戦後2年目の年に瀬戸内の小さな島の丘の上で生まれた私。
     御多分にもれず何もないので、寄せ集めの廃材での掘っ立て小屋暮らし。
     小屋の前の草っ原には、たしか…イモやカボチャが雑草の中にひょろひょろ。
     68年ほど遡った3歳の頃の記憶が、ちらりほらりと脳みその片隅に残る。
     ゆえに…手元にあるものは簡単には手放せない私。

     「あと何年生きられるか判らへんのやから…」 と深い選別なく捨てるお母ちゃん。
     力関係?の結果、重いものや大きな物から 「断捨離」 となる  (笑い)。

     ある絵の教室で、過ぎた日々には題材として活躍したであろう小道具のアレコレが、ダンボール2箱にギュウギュウ詰め。
     クマのぬいぐるみ、手袋で作った人形、オレンジ帽子の人形、酒瓶片手のピエロも断捨離の対象。
     何故か忍びなく、せめてカメラに収める。「ごくろうさま…」 とつぶやきつつ  (笑い)。