●「美女」

　　　☆と…ある城跡の記念碑に秋がいっぱい


　　　　　　　●「美女」

　　　　　　　♪♪ルルル……家の固定電話が鳴る。この時間帯に掛かって来るのは「あの人」

　　　　　　　しかいない…と思いつつ受話器を取ろうとすると

　　　　　　　カタカタカタ…ほとんど使用してないので変色してしまったロール紙がＦＡＸから吐き出される。

　　　　　　　　　差出人／○△　□ (ABC@……メールアドレス)

　　　　　　　　　日時／2015年11月21日17:02分

　　　　　　　　　宛先／高島勝 (ABC@……メールアドレス)

　　　　　　　　　件名／展示会場抽選会結果報告

　　　　　　　「あいう絵の○△　□です。取り急ぎ下記報告まで。

　　　　　　　本日ＰМ、市民ギャラリー会場抽選有り、

　　　　　　　第１希望の来年４月１日(金)～４月６日(水)、第一展示室 (入ってすぐ右) が確保できました。

　　　　　　　隣に先生 (私のことらしい) の△△の油絵教室の美女が居られましたが、

　　　　　　　希望通りの部屋が確保できたかは？？です」のＦＡＸ。

　　　　　　　マメな人である。おかげで大助かりである。

　　　　　　　早速、返信のメールを送る。

　　　　　　　　　 (笑顔マーク) 有難うございました。了解です。当面の絵を描くのに目標になります。

　　　　　　　　　もしかしたら△△の油絵教室も同じ日程の隣の部屋かな？？ (冷や汗マーク)

　　　　　　　　　さて、美女とは誰のことやら？　あの子かな　あの子かな？

　　　　　　　　　沢山いてて (笑顔マーク) 判らな～い。

●『寄って来るもの』

★限られたビニールスペースに　いかに…


　　　　　●『寄って来るもの』

　　　　　11月19・20日のカレンダー欄の「物産展」のメモ書きを確かめて、

　　　　　枚方市の駅にほど近い広場へ自転車を走らす。

　　　　　匂いと呼び込みの引力に引かれて　老　老　老　若　男女が『寄って来る』

　　　　　ホタテの醤油焼き・串こんにゃく…

　　　　　コロッケ・ポン菓子・熱々の鮎の塩焼きにかぶりつく…

　　　　　ハラワタが足元に落ちるや否や、

　　　　　何処からか　ハトが　『寄って来る』

　　　　　それを見た　スズメが　一斉に『寄って来る』

　　　　　枯れ葉も　舞いながら　足元に『寄って来る』

　　　　　　　板こんにゃく・左手用の急須…

　　　　　　　ジャガイモの詰め放題300円…

　　　　　　　大きな大根・葉っぱたっぷりのカブ２本

　　　　　　　……には……寄って来ない (笑い)。

　　　　　花壇のへりに腰かけた私と荷物を置いて「もうちょっと見てくるわ」と人ごみの中へ消えた

　　　　　パートナー(妻)は、なかなか帰ってこない。

●「カード色々」

　　　　　●「カード色々」

　　　　　半年に一度の「歯科医からの定期検診」のハガキが送られてきた。

　　　　　本来なら10月だったのを、多忙だったので１か月延ばして貰った。

　　　　　「財布にお金いくら入ってるの？　足らなんだら恥ずかしいで」と心配してくれるパートナー(妻)の声に、

　　　　　色あせた財布の中身を確かめる……1000円札が５枚と100円玉がいくつか…

　　　　　「いくら何でもこれだけあったら足りるわ」と私。「もうちょっと渡しとこか？」に

　　　　　「いらん、いらん。足らなんだらカードも有るし…」と笑い顔。


　　　　　ちなみに、財布を膨らましているカードは

　　　　　　　使用途中のままのテレフォンカード２枚

　　　　　　　○○クリニックの診察カード

　　　　　　　○○党の市会議員の連絡カード

　　　　　　　新聞の投書に掲載された謝礼の図書券カード

　　　　　　　電器店のパソコンプリンターの割引きカード

　　　　　　　孫が来た時に結構役立つ図書館の貸し出しカード

　　　　　　　数年前に世話になった皮膚医院のカード

　　　　　診察料の支払いを埋め合わせるに役立つカードは……無い (笑い)。

●「いつものように」

　　　　　　　●「いつものように」　

　　　　　　　「みぃちゃ～ん」

　　　　　　　消え入りそうな声ながらも　それはそれは　優しい声でした

　　　　　　　愛おしい我が子を呼ぶように　驟雨の中に　響いていました

　　　　　　　いつものように　白い帽子をかぶり　先月より上着を多く着込み

　　　　　　　いつものように　固形の餌とビニールパック

　　　　　　　いつものように　小さいネコ用の缶詰を　紙袋に入れて

　　　　　　　「みぃちゃ～ん」

　　　　　　　草むらをかき分けたり　公園の中のトイレの裏へ廻ったり

　　　　　　　姿が見えなかったのか　トイレの中にまで入っていく　おばあちゃん

　　　　　　　別の場所で　いつも野良猫にエサを与えている兄ちゃんが

　　　　　　　心配そうに　後を付いて回っていました

　　　　　　　そんなふれあいの前を歩く私達の前の方に

　　　　　　　　　いつもの３匹が

　　　　　　　　　いつもの場所で

　　　　　　　　　いつもの方向を見ながら

　　　　　　　おばあちゃんの来るのを　待っていました

　　　　　　　先ほどまでパラついてた雨は止み　

　　　　　　　雲の切れ間から暖かい日差しが　差し込んで来ました

●「柿と柿と柿とカキ」

　　　●「柿と柿と柿とカキ」

　　　　今年、わが家にはほとんど貰った物だが一時110個ほどの柿があった。

　　　　絵の教室へ来てくれる人たちに一人１個のおすそ分け…で12個減った。

　　　　別の絵の教室へも16個おすそ分け。

　　　　今朝のデザートで、この秋　合計39個目が腹の中へ (笑い)。

　　　　新聞の集金に来てくれるお婆ちゃんへ５個入りのビニール袋。

　　　　姉には写真を添えてメールを送ったが…数は減らない。

　　　　孫にも送ってやりたいが……宅配便代を考えたら……？

　　　　家の前に、５個盛り480円でちょっと安くして無人販売所を設置しようか (笑い)。

　　　　電線の上で騒ぐカラスたちにおすそ分けしようか？

　　　　　　イヤ、やっぱり「大好物」だから……アゲナイ。

　　　　いつまでも暖かい日々のせいか？　せっかく貰った柿が傷み始めたので、パートナー(妻)がテーブルに並べて選別。

　　　　皮むきして鍋に山盛り、今、グツグツと煮詰める音がする。

　　　　この後、グラニュー糖を適当量とレモンの代わりに手元にあるスダチ (これも貰いもの) を絞り込んでジャムに変身の予定。

　　　　今もダンボールの中には32個…と、10個が冷蔵庫に眠っている。

　　　　今朝の生ゴミ袋は柿の皮いっぱい　めっちゃ重い (笑い)。