skate's blog

フィギュアスケートが大好きな私のblogです。お気に入り殿堂入りは高橋大輔選手です♪ 鍵山優真選手も熱烈応援中♡

NHKフィギュア30年 4

2009-01-14 21:49:44 | スケート
第6部~真央・大輔 世界の頂点へ~

まず大阪のN杯から始まりましたが、あのときの中野さん、シーズンの初めはGPシリーズは1戦出場だけの予定でしたが、太田さんがN杯欠場となったために代わりに出場して優勝したんですよね。
それによりGPファイナルに出場、3位となって一気に躍進したシーズンでした。
そのちょっと前の全日本ではジャンプが不調で、最終グループの2つ前のグループでFSを滑っていた時代もありました。
そのときはそのグループの中ではやはりスケーティングやドーナツスピンなどとても光っていて、ネット上でももっと評価されてもいいよね、のような書き込みもよくありました。
そいう時期を経てチャンスをつかんだのも日頃の努力の成果なんだろうなと。
今あらためて見ると、あの頃から中野さんはすべてのエレメンツがとても上手になってますね。

長野N杯でいよいよ大輔くんの登場!
あのシーズンは初戦がキャンベルでしたっけ?アメリカの大会でとにかくボロボロの演技で、大丈夫かい(汗)と心配になり、GPシリーズ初戦のスケートカナダではSPバイオリンコンチェルトは素晴らしかったですが、FSオペラ座の怪人のジャンプはかなり調子が悪そうで更に不安になりました。

SPは大輔くん織田くんともふたりとも良い演技でいい勝負。
FSの日は会場で隣あわせた大輔ファンの方と「今日はジャンプ2ミスくらいだったら嬉しいですね」なんて失礼なことを話していました。
先に滑った織田くんはノーミスで完璧な演技。
このN杯の織田くんはSPとFSも本当に素晴らしかったです。
大輔くんもできる限りよい演技をして欲しいっ、と祈る気持ちで見ていましたが、最初の4回転がクリーンに決まった瞬間、会場の盛り上がりは既に最高潮になり、次々とジャンプを決めるたびに「信じられないっ!」という感じで会場のテンションは更に上がっていきました。
中盤からの五連続ジャンプはそのシーズン壊滅的だったループもなんとか降りてジャンプは全てOK!
最後のストレートラインステップに入る前の息づかいが遠めに見ても心臓がバクバクしているのがわかるほどでしたが、最後のスピンまできっちり滑りきってエラい!

満場のスタオベで選手席関係者席みんな立ち上がって大輔くんの演技を称えてくれました。
あのときの演技は、中盤の部分の腕の使い方など曲ととてもマッチしていて魅力的で大好きなんですよね。
最後のちょっとつらそうな表情がいかにもプログラムと合っている気もして。
演技自体でいえばスピンなどいろいろその後の全日本の方が更に良かったと思うのですが、思いもかけない良演技だったせいかその時の感動が忘れられず、その後しばらく、N杯オペラ座とスケカナチャイコンとN杯EXロクサーヌをリピして見る日々が続きました。
たぶん軽く100回は越えているんじゃないかと(笑)
あの試合が大輔くんのその後の快進撃のきっかけになったのではないかと思っています。

先日ビッグハットで行われた全日本のときに初めて善光寺に行ってきました。
大輔くんの怪我がよくなりますように・・と友人一同でしっかり祈ってきましたが、なにげなく見た絵馬に同様の願いを書いたものがたくさんありました。
みんな同じ気持ちで来たんだな~と。
来シーズンのN杯はまた長野で開催されるようですので、みんなの願いがどうか叶いますように。

そしてこの長野では男女とも日本の選手が表彰台独占という快挙だったんですよね!
女子は真央ちゃん、村主さん、中野さん。
このときの小塚くんのショパンもとても良くて、表彰台で嬉しそうにじゃれあう男子3人が微笑ましかったし、とても印象深く思い出深い大会でした。

仙台N杯のときは練習を見ていてもあまり調子がよくなさそうだったので、調子が悪いながらもSPとFSとよくまとめた感じでした。
その後の全日本と四大陸選手権は正に快心の演技でしたが。
でも調子が悪いながらも大輔くんのステップはどんなときも最高だなとあらためて思いました。
あ、大輔くんの演技はSPも放送してくれたんですね。
あのときも隣に座った方が大の大輔ファンで初生観戦だったらしく、大輔くんの順番がくるかなり前から「緊張しすぎて気持ち悪いです~苦しい」とずっと言っていたのが印象的でした(笑)

ベルナーのSPがとても良くて、FS(「勇名トラ」の衣装のときのですね・笑)は4回転も素晴らしかったです。
ベルナーのジャンプも生でみるととても質が良いのがよくわかります。
ステップも演技全体も魅力的だしまたぜひ来日して欲しいです。

仙台のテッサ&スコットも素晴らしかったです!
ふたりを初めて会場で見たのは東京ワールドでしたが、FDの悲しいワルツは息をのむほどに素晴らしかった。
ノーマークで行ったのですが、ODからいい感じだなと思って見ていてFDで衝撃を受けました。
ツイズルやスピンやステップ、リフト全て上手いのはもちろんですが、全てのポジションが美しくて独特の高貴なオーラがあるというか。
演技の間中、会場の空気が凛と変わった感じでした。
アイスダンスのFDであんな感じで引き込まれたのも久々だな~と。
(基本OD大好き人間なんです)
思わずスタオベしたのですが、仙台で見たシェルブールの雨傘も決して立とうと用意していたわけではなかったのに、やっぱり演技が終わると立ってました(笑)
代々木のN杯にもエントリーしてくれてとても楽しみにしていたので残念でした。
復帰が待ち遠しいです。

長野N杯の真央ちゃん、会場でも大人気で地元の方だったのかな?おじいちゃん風の方が大きな横断幕を振って応援していたのが印象的でした。
ノクターンはジャンプのミスはありましたが、やっぱりいつ見ても良いですね♪
本当に真央ちゃんにぴったり。
あの優雅で可憐な感じはなかなか出せないと思います。
しかし、あの時はあの時でとても素晴らしいと思って見ていましたが、現在見ると確実に全てのエレメンツが上手くなっているのがわかりますね!

チャルダッシュはキャンベルで最初に見て、あの頃の真央ちゃんにしては難しいし大人っぽすぎるし選曲ミスじゃないかとそのシーズン中ずっと感じていました。
ステップからの3Aもなかなか決まらないしやめた方がいいんじゃないかと。
でも3AはN杯でステップアウトながら降りられて、最終戦の東京ワールドでは2フットながらしっかり降りてほぼ完璧な演技でしたものね。
あのとき以来、真央ちゃんに関しては最後にはきっちりと仕上げるだけの能力と根性があると、ある意味尊敬の念も抱いています。
あいかわらずふわふわした印象ですが、演技に関して妥協はしない、実は相当職人かたぎ、ですよね。