けい子ばあちゃんの日記

日々の思いついたことや出来事の記録

旧唐津銀行本店

2012年06月04日 | 日記

今年で旧唐津銀行本店百才***100祭だそうです。

明治45年(1912)に竣工した旧唐津銀行本店、東京駅を生んだ唐津出身の建築家「辰野金吾」に依頼、だが東京駅設計工事の真っ只中であったため、唐津銀行の設計を愛弟子の「田中実」に委ねた。田中は建築全体のデザインは典型的な「辰野式」を採用するとともに、赤レンガ調タイル等を用いた独自のデザインを取り入れたまさに「辰野と田中」の師弟愛から生まれた共作であった。赤レンガと白御影石のコントラスが美しい洋館は、王冠のような塔をいただく。「辰野式」と呼ばれる建築様式だ。

日本銀行や東京駅など国家的プロジェクトの設計者として、日本に建築家という職能を確立させた功績も大きい。

中に入ると、思わずため息が。木製のカウンター、天井が高くヒンヤリとします。1階は多目的ホール・休憩スペースです。

凄く大きく頑丈な金庫ですね。上の丸い扉のところは金庫内の湿気が溜まらないための通風のためと、もし金庫内に閉じ込められた時の脱出用になると言うことです。

艶やかな木、凝った手摺、鮮やかな赤じゅうたんで彩られた木の階段

大理石のマントルピース(暖炉)、ベルベットのカーテン

2階は近代唐津の歴史を紹介する展示室


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