画家・小原聖史の雑記帳

画家としてギャラリストとしての日常と様々な雑記。。

「経年」に想う。

2015-01-22 02:47:26 | 日記


アンティークの時計の店もやってるわけだけど、
半世紀とかもっとそれ以上昔の時計とか・・・
いまの電池で動くクオーツの時計でなくて
機械式の時計なんだけど、それだけに「経年変化」
というものがある。。多少の精度の誤差もあったりする。。
作られた当初はピカピカな文字盤だったわけだが、たとえば
50年もたつと、その文字盤だって(べつに汚れてなくても)
それなりの年月の経過で色ツヤもなくなり古くなる。。
でも、それがまた味わい深かったりする。。
年月を経ないと出てこない渋さといったものが。。
若い頃はピカピカの文字盤みたいなもので、性能にも問題はない。。
年をとると、シワもできるし、体も衰えるけど、
こういう時計のように、渋い「経年」の魅力が
年月とともに醸し出せてていけるような人もいる。。
古い・・そしてかっこいい時計をみてると、、
本当の意味で「いい時間」をたくさん刻んで・・
顔にもいいシワを刻んで・・
そういう風になってゆかなくては・・・と感じたりもする。
 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿